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【全日本キック】増田が大月を下しリベンジに成功、山本と藤原の王者対決はドロー

2007/03/09



全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「Departure〜野良犬FINAL〜」
2007年3月9日(金)東京・後楽園ホール 観衆=2,080人(超満員札止め)
開場17:15 本戦開始18:30 オープニングファイト開始17:45

▼ダブルメインイベント第2試合 スペシャルマッチ 61.5kg契約 3分5R
増田博正(スクランブル渋谷/全日本ライト級王者)61.2kg
判定 3−0 ※49−48、50−48、49−48
大月晴明(AJKF/WPKC世界ムエタイ・ライト級王者)61.5kg

 大声援に迎えられてリングに上がった増田。大月にはファンから「グチャグチャにしろ!」の声も上がる。

 1R、サウスポーの増田に大月は強烈なインロー。いきなり飛びこんで右フックを打っていく。その後も右アッパーから飛びこむ大月だったが、増田はそれをブロック。大月のローに左ストレートを合わせる。

 ジリジリと距離を測る二人。大月はスイッチしながら、フックで飛び込みパンチを狙う。増田のブロックが固くローを蹴る大月。増田はそこに右フックを合わせていく。

 終盤、大月は一気に距離を詰めて左右のふっくで前に出ると、増田はガードを固めつつ、左ストレートと右フックを当てて、大月をぐらつかせる。

 2Rもまずは距離の取り合い。オーソドックスの大月は左ローを蹴る。そして離れた間合いから右フック、そして強烈なボディを打つ。増田は大月の前蹴りに右ストレート気味のジャブ。じりじりと間合いを計る大月に、いきなり左ハイキックを飛ばす。

 するとここで大月のローに増田がカウンターの左ストレート! これがタイミングよく大月を捕らえ、スリップ気味ながらも大月にはダウンが宣告される! 思いもよらぬ展開に大月は再開後、すぐに強烈な右ミドルを蹴って反撃に転じるのだが、増田は再び大月のローに左ストレートを合わせる。

 3R、細かくスイッチする大月は、左ローと右ミドルを蹴っていっく。左フックで飛びこむ大月。増田がバランスを崩したところに、パンチをフルスイングし、場内はざわめく。

 大月は左アッパーから右フック! これが増田の顔面を捕らえるが、増田はすぐに組み付いて追撃を許さない。大月が放つローを取って、大月をマットに転がす。

 大月はサウスポーに構えて右手を前に出して、目線でフェイント。増田はジャブから組み付いてパンチを封じる。

 4R、バックブローのフェイントを見せる大月。離れた間合いからローを蹴り、パンチのタイミングをうかがうが、増田はパンチで打ち合いたい大月の戦い方には徹底的に付き合わない。そして増田は大月の左ローに確実に左ストレート合わせていく。

 手数の少ない間合い地獄の展開に、レフェリーからは両者に攻撃が少ないと注意が与えられるが、この展開は変わらない。パンチから首相撲になると増田がヒザ蹴り。そしてここでも大月の左ローに左ストレートを合わせる。

 時折、増田を挑発する大月だったが、増田はセコンドの「熱くなるな」の声にしたがって、むやみな打ち合いはさける。

 5R、グローブを叩いて気合いを入れる大月。右アッパーから飛び込んで左フック。肩を動かせてパンチのフェイントを入れるが、増田はそれには引っかからない。そして大月のローに左ストレートを合わせていく。

 自分のアゴを叩いて挑発する大月だが、増田のセコンドからは「挑発に乗るな」の指示。増田はそれに従い、無理に前には出て行かない。

 左右のフックを振るう大月。増田も左ストレートを返す。そしてパンチのフェイントを掛ける大月に、左ミドルを蹴る。

 再三、増田を挑発する大月だったが、自分から踏み込めないまま、試合終了のゴング! 

 狙い済ましたカウンター一発でダウンを奪った増田が見事な作戦勝ちで、大月へのリベンジを果たした。



▼ダブルメインイベント第1試合 スペシャルマッチ 56kg契約 3分5R
山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)56.0kg
判定 1−0 ※48−48、49−48、48−48
藤原あらし(SVG/全日本バンタム級王者)55.4kg

 1R、左右に細かく動いてインローを蹴る真弘。あらしは左ミドルを返していく。前蹴りを蹴る真弘対して、あらしは右手を伸ばして飛び込んで左のヒジ。真弘はインローからジャブ。ここでもあらしは左ミドルを蹴る。

 離れた間合いから飛び込み、右フックから左ストレートを打つ真弘。あらしは左ミドルを蹴って、続けざまに軸足払いで真弘をこかす。

 蹴りのフェイントからパンチで飛び込む真弘は、その後も細かくフェイントを入れながら攻撃を出し続ける。

 2R、右ミドルを蹴っていくあらし。真弘はステップを使ってその威力を殺して、前蹴りであらしを突き放す。

 あらしは距離が開くと左右のミドルを蹴る。真弘は蹴りをブロックして、左右のフックを返す。パンチと蹴りのコンビネーションで、あらしにディフェンスの的を絞らせない真弘。

 しかしあらしも単発ながら、強烈な左ミドルを真弘に叩き込む。階級の差を感じさせない攻撃力のあらし。逆に真弘のスピードもあらしにヒケを取らない。

 3R、あらしの右ローが真弘の股間に直撃。真弘には体力回復のインターバルが与えられた。そしてこのラウンドからあらしは構えをオーソドックスにスイッチする。すかさず真弘は左ミドルと左ストレート。するとこの左ストレートがクリーンヒットし、あらしがダウンを喫する。

 再開後、真弘は左ストレートから右アッパー。あらしは距離を取って、飛び込んでの縦ヒジを狙う。一気に勝負を決めたい真弘はワンツースリーと手数を増す。しかしあらしも有効打を許さず、左アッパーから右ミドル。さらに右のテンカオを真弘のボディに当てる。

 4R、サウスポーに構えを戻したあらし。ヒジで飛び込む真弘のボディに強烈なヒザ蹴りを突き刺す! この一発で真弘は失速。

 あらしは執拗に真弘のボディにヒザ蹴りを繰り返し、真弘はそれを嫌って組み付きを多用する。しかしあらしも首相撲の展開になると、すぐにヒザ蹴りで真弘のボディを狙う。さらに距離が出来ると左ミドルを蹴るあらし。真弘の攻撃が空を切る場面が目立つ。

 5R、いきなりワンツーで飛び込む真弘。サイドに回りながら右フックを打っていくが、あらしの左ミドルを受けて膝をつくように組み付く。

 これにはダウンを主張するあらし。レフェリーは組み付きを多用したとして真弘にイエローを提示した。

 パンチで前に出る真弘に、あらしはテンカオ。真弘はあらしのヒザ蹴りを受けて、歯を食いしばりながらもパンチで前に出る。あらしは左ストレートのフェイントから左ハイキック、距離が出来るとヒザ蹴りと左ミドルを蹴る。すると真弘はとにかく組み付いてそれをディフェンス。

 あらしがそれを突き放せず、攻防らしい攻防がなくなってしまう。結局、試合はそのまま終了。

 ゴングを聞いたあらしは首を傾げた。判定はダウンを奪った真弘を一人が支持したものの、残り二人はあらしの追い上げにポイントをつけてドローとなった。




▼ダブルセミファイナル第2試合 第23代全日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ 3分3R
山本優弥(青春塾/同級1位)66.68kg
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−27
金 統光(藤原/同級2位)66.4kg

 1R、まずは金がインローを連打。優弥は左ミドルと左ハイキック、バックキックを見せる。細かいパンチからローを蹴る金。しかし優弥の方がパンチの精度は上、優弥の左フックで金の動きが止まる。
 
 パンチと右ローで前に出る金だったが、優弥はそれをしっかりとディフェンスし、右ボディストレートから左フック、さらに左ミドルを当てる。その後も右ボディストレートと左ミドルで攻める優弥は、終了間際にパンチの打ち合いから右フックを当てる。

 2R、左ミドルを蹴る優弥。金はそれでもパンチで前に出て、ガードの上ながら左フックを当てる。しかし優弥が右ハイキックでロープに詰めると、右ストレートから左フックを当ててダウンを奪う。
 
 再開後、金はパンチでラッシュ! しかし優弥は落ち着いてそれを捌いて、距離を取ると効果的に左ミドルを当てる。金のパンチをブロックして空振りさせると、両手を広げて金を挑発する。

 3Rはいきなりパンチの打ち合いで幕開け。左フックを多用する金に対して、優弥はボディと顔面にストレートを打ち分けて、右ハイキック! これが金の即頭部をとらえるが、金はそのまま優弥を後方に押し倒す。
 
 再び激しい打ち合いとなり金の左フックに、優弥の右ストレートがクリーンヒット! さらに優弥は左ミドル、右ハイキックで襲い掛かるものの、金は倒れない。
 
 完全に足が止まり、何発も優弥の右ストレートをモロに受ける金だが、倒れない。それどころかパンチで前に出て行く金! この金のど根性のファイトに客席からは大声援が起こる。その後も二人は足を止めての打ち合いを繰り広げ、場内を大いに沸かせた。

 判定はパンチの正確性で上回った優弥に軍配。この結果を受けて、5月11日のトーナメント決勝は優弥VS湟川の組み合わせとなった。


▼ダブルセミファイナル第1試合 第23代全日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 サドンデスマッチ 3分3R
湟川満正(AJ/同級3位)66.5kg
KO 2R1分21秒
三上洋一郎(S.V.G./同級5位)66.1kg

 1R、いきなり右ミドルを連発する湟川。サウスポーの三上は右手を前に出して距離を測る。そして湟川が前に出てきたところで左ストレート! 湟川は少しバランスを崩す。

 右が当たらないと見るや、湟川は左ミドルと左ハイ。しかし三上は構えをスイッチして右ミドル、右ストレートを当てる。三上の攻撃を受ける場面が目立った湟川だったが、コツコツとローを返す。

 2R、湟川はフルスイングの右ミドルを蹴っていくが、三上は前に出てパンチを振り回す。しかしここから湟川の右ローが効き始め、遂に三上がダウン! 

 再開後、一心不乱に右ローを蹴り続ける湟川。三上もヒジを当てて、湟川の左目尻を切るが、ドクターチェックによる再開後、湟川の右ハイキックが炸裂! 三上はばったりと倒れ、湟川が豪快なKO勝ちを収めた。



▼第3試合 全日本フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R
中村元気(クロスポイント・ムサシノクニ)57.0kg
延長判定 2−1 ※10−9、9−10、10−9
岩切博史(月心会/同級5位)56.9kg


▼第2試合 全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R
遠藤智史(AJ/前全日本フェザー級7位)61.23kg
延長判定 3−0 ※10−7、10−7、10−7
畑尾龍宏(REX JAPAN/同級9位)61.8kg



▼第1試合 全日本ライト級ランカー昇格決定戦 3分3R(延長あり)
野間一暢(JMC横浜GYM)61.1kg
延長判定 2−1 ※9−10、10−9、10−9
寺崎直樹(青春塾)61.1kg

▼オープニングファイト第2試合 スーパーバンタム級3分3R
菊地 慧(藤原)54.9kg
KO 3R2分41秒
尾田兼次(SVG)54.6kg

▼オープニングファイト第1試合 フェザー級3分3R
不動明王(峯心会)56.15kg
KO 1R2分53秒
KOTARO(SOUL GARAGE)56.4kg

 

【関連リンク】
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