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第18回 アンディ・オロゴンが持つ脅威の可能性の巻


■日本人にはとても真似できない芸当

↑ブアカーオの左ミドルをスウェーバックで空振りさせたことひとつとっても、並大抵の運動神経ではない。

 MAX参戦4戦目とはとても思えない、抜群のセンスを見せつけたアンディ・オロゴン! 黒人特有のバネと柔らかさを混ぜ合わせ、相手の攻撃を柔軟にかわす技術は既に日本人の域を遥かに超えている。

 デビューしてわずか2戦目のキャリアで本調子でなかったとはいえ小比類巻を破り、続いてあの王者ブアカーオと判定にまでもつれ込む大善戦。とても3戦のキャリア(ブアカーオ戦)とは思えない。

 圧巻だったのは、ブアカーオの左ミドルを完璧なスウェーバックでかわしたことだ。限りなく予備動作がなく、読み難いタイ人のミドルを見事なスウェーで空振りさせてしまうのだから…。

 タイ人のミドルをスウェーすることがどれだけ大変で困難なことか! 対戦経験のある方に聞いてもらえればおわかりだとは思うが、日本人にはとても真似できる芸当ではない。柔らかさと反応の良さ、そして動物的な勘を用いて、いったいこれから先どこまで伸びていくのだろうとさえ思ってしまう選手だ。

 これからキャリアを積んでいくにあたり、当面の課題は右ローキックのカットと、TATSUJI戦で弱点を露骨に現してしまった距離を強引に詰められての接近戦でのパンチへの対応だろう。

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