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9月19日(金)東京・後楽園ホールで約2年ぶりに開催される全日本キックボクシング連盟「日本VSムエタイ5対5マッチ」。その大将戦に出場する石川と、次鋒戦に出場する山本は兄弟のように仲がいい青春塾の同門だ。決戦を控えた二人に、プライベートな話も交えつつ、それぞれの打倒ムエタイ観を聞いてみた。

石川直生(いしかわ・なおき)
1979年4月18日、東京都出身
身長176cm
1999年1月19日、プロデビュー
2005年11月12日、トーナメントを制して全日本スーパーフェザー級王座を獲得
長身と長いリーチから繰り出すヒジとヒザが武器
オスカープロモーションに所属するモデルでもある
今年は「ナオキック試練の七番勝負」に挑戦中
戦績:39戦25勝(12KO)11敗3分
青春塾所属

山本優弥(やまもと・ゆうや)
1984年7月15日、広島県出身
身長175cm
2001年5月、全日本新空手K-2軽量級で優勝
同年9月7日に17歳でプロデビュー
2005年5月よりK-1にも出場
2007年5月11日、王座決定トーナメントを制して第23代全日本ウェルター級王座を獲得
パンチ&ハイキックを得意とする
入場テーマ曲は尾崎豊の「BIRTH」
戦績:35戦21勝(7KO)13敗1分
青春塾所属

■初めてサインを頼まれたのが優弥少年だった(石川)

――プライベートでも仲のいいお二人ですが、最初に出会ったのはいつですか?

石川「3年くらい前に雑誌で対談しなかったっけ?」

山本「全然覚えてないよ(笑)。東京に出てきたのは僕が20歳のときだけど」

石川「3年前の夏くらいに対談したよ。まだ優弥が青春塾所属ではなかったとき。その1年くらい前に、優弥が自分の試合だったりセコンドだったりでちょこちょこ東京へ来るようになったんです」

山本「寺戸(伸近)君や平谷(法之=引退)君の試合のセコンドのため毎月のように東京へ来ていたんですが、知り合いが全然いなくて。ナオキックだけが仲良くしてくれたんです(笑)。それでいつも話をしていました」

石川「でも、本当に最初の出会いは東京体育館での新空手の大会なんです。俺にサインをお願いしてきて(笑)。だから一番最初に俺がサインを書いたのは、優弥少年だったんですよ」

山本「僕がまだプロになる前、16か17歳くらいの時です」

――えっ、そうなんですか?

石川「天才少年だっていうのは知っていたから、“あ、天才少年の子にサインをねだられた”って思ったのでよく覚えています」

山本「テレビでしか見たことがない人でしたからね。全日本キックのテレビに映っている人って、子供からしたら凄いじゃないですか。それで凄い選手がいるからサインが欲しいなって思ったんです。その時、適当な紙しかなかったんですけど、お願いしますって(笑)」

石川「その時の俺はまだ、サインを書くような選手ではなかったんだけど、中学1年でサインはすでに完成していたんです(笑)。プロレスファンだったので」

山本「昔、自分が住んでいた福山(広島)にナオキックが試合をしに来たことがあるんですよ。何かのイベントで。カッコ良かったし、強かったので覚えていたんです。それで何年かぶりに会ったので、サインをもらうしかないなと(笑)」

石川「それから優弥が東京へ来る度に会話をするくらいの付き合いがあって、まずはメル友になったんです。ある日曜日に突然“東京にいる”ってメールが来たので、俺も試合がなかったので一緒に風呂へ行こうって誘ったんですね。それで浅草の風呂へ行って、アメ横かなんかで買い物に付き合ってもらいましたね。それが4年前くらいかな。

 元々、青春塾の竹島会長と空修会館(山本が所属していた広島の道場)の先生が、一緒に韓国へ遠征したことがあって知り合いだったんです。広島から来るとセコンドが少ないじゃないですか。それで竹島会長がお手伝いをしていたこともあって、何となく距離が自然と近くなっていったんです。

 それで俺と優弥がプライベートで仲良くなるにつれて、青春塾に練習にも来るようになっていきました。二人とも少しずつ活躍していって、いつか対談できたらオモロいねとかって言ってる内に雑誌で実現して。その頃から、優弥がK-1にも出始めたりして、東京と広島を往復するよりも東京に出てきた方がいいんじゃないかって話になり、ウチに移籍したのが3年前だよね」

■ナオキックは自分と全く逆のタイプ(山本)

――お互いの第一印象はどんなものだったんですか?

山本「サインをもらった時はそういうものはなかったんですが、一緒にお風呂へ行ったり、買い物したりと何でも案内してくれて、奢ったりもしてくれたので優しい人だなって。出てきたばかりの頃は東京のことが全然分からなかったですからね。だから“優しいね”って言いました」

石川「アハハハッ! 言われたな(笑)。俺、姉ちゃんだけで男兄弟がいなかったので、兄貴分みたいな人はキックやってる時にいたんですけど、弟分がいなかったから。優弥は弟っぽく懐いてくれたんです。今となっては優弥も24歳に成長したから弟というよりは男っぽくなってきたけど、最初は十代だったし」

山本「自分も三人兄弟の長男でお兄ちゃんがいなかったので、そういうのがありましたね」

石川「本当にどこへ行くにも一緒っていう状態が1年くらいありました」

――それで石川選手のいる青春塾に移籍することになった、と

山本「移籍する前から青春塾とかAJジムに行かせてもらっていたんですが、どこかひとつに絞らないといけないので、ナオキックとかみんながよくしてくれたり、竹島会長がいろいろ教えてくれたので青春塾に決めました」

――移籍した時の会見で、「石川選手はなぜこんなにいつも自信満々なのかを知りたかった」と言っていましたよね

山本「そんなこと言いましたっけ!?」

石川「優弥はずっと一緒にいるとよく分かるんですが、その日その時で言うこととか気持ちが違うんです(笑)。その時の感情でものを言うから、その時はそうだったんですよ」

山本「多分、自分が何も言わない人だから、ナオキックが全く違うタイプの人で、それだけどんどん何で言えるんだろうって思ったんじゃないですか。そういう所に移りたいなって思ったんでしょうね」

――一緒に練習したりすると、第一印象とはまた変わってくると思うんですが、お互いにどういう選手だって思いましたか?

山本「強いですね。単純に強いと思いました。やりづらさもあるし。いろんな人とスパーリングをしますが、階級がどうとかってよりも強いです。自分が言うのもおかしいですが、素直に何でも飲み込んで、すぐ実践に移せるタイプ。自分とは全く逆のタイプなので、いろんな面で勉強になります。いちいちどうやるのとかは聞かないんですが、困った時にパッと見たら“あ、前蹴りはこうやるのか”とか今でもあります」

石川「タイプが違うんですよ。闘い方もそうだし、練習に対する考え方とかも違うんです。それは試合を見ても分かると思うんですけど。例えば、俺は試合前のスパーリングを重要視するんですけど、優弥は必要ないってタイプなんです。それだけでも大きく違うし、単純に持っている武器も体型も違うから。優弥はパンチ主体、俺は蹴り・ヒジ・ヒザ主体じゃないですか。でもその中で時折、交わる部分があるんです。優弥はこれどう思うとかパンチのこととかをたまに聞きます。あんまり聞きすぎても邪魔になりますからね。僕らのレベルで教わることって、そんな簡単に吸収できたり身に付くものではないから、凄く長くなるんです。

 優弥には優弥の理論で入っていくけど、俺は優弥に教わった理論で全部入っていかないこともあるんですよ。でも、それを軸にしてやっていくと“あ、俺の打ち方はこうなんだな。優弥とは違うんだ”というのが少しずつ分かってきたりします。パンチに関しては今いっぱい練習してるんだけど、やっぱり優弥に教わったベースが大きいですね。お互い一緒に力を合わせて、というイメージではないんですよ。困った時には相談するという関係ですね」


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石川直生×山本優弥インタビュー内容
■初めてサインを頼まれたのが優弥少年だった(石川)

■ナオキックは自分と全く逆のタイプ(山本)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■青木真也君とは本当に考え方が似ている(石川)
■僕はひねくれているから他の人と価値観が違う(山本)
■KO勝ちはつまらない、判定勝ちが素晴らしい(山本)
■打倒ムエタイってキリがないから追及したくない(石川)
■ヒジの怖さを認識しないとこの流れは止められない(石川)
      
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