
11月5日(土)、6日(日)の2日間にわたって東京ドームシティ(TDC)ホールで開催された『SHOOT the SHOOTO 2011』。今大会はシュートボクシング(以下、SB)と修斗の合同興行として実施され、SBルールでSB×修斗という図式のカードが計5試合が行われました。
前回のコラムで紹介した西浦“ウィッキー”聡生選手は鈴木博昭選手にパンチでダウンを奪われて判定負けするなど、やはり修斗からSBルールに挑戦した選手たちは苦戦が続きました。しかし最大の注目カードだったリオン武選手は宍戸大樹戦から投げでシュートポイントを奪って見事な勝利を収め、SBルールにおける総合格闘家のポテンシャルも見れた2大会だったと思います。
そこで個人的に印象に残ったのは5日の大会で猿丸ジュンジ選手と対戦した伏見和之選手です。猿丸選手は修斗フライ級でも破壊力のあるパンチを武器にしているストライカーで、SBルールにも対応できるだろうと予想していたのですが、終わってみれば伏見選手が上手く猿丸選手の強打を封じ、自分の攻撃を的確に当てて判定勝利を収めました。この試合で伏見選手と猿丸選手を比べて見た時、同じように戦っていた場面でも、細かい違いがあることに気づきました。それを写真で説明したいと思います。

まずこれが猿丸選手が伏見選手を攻撃している場面です。写真を見ても分かる通り、伏見選手は猿丸選手の攻撃を両腕ブロックでほぼ完璧にディフェンスしています。猿丸選手が出す攻撃に対し、しっかりと両腕を閉じた固いブロックを作り、猿丸選手のパンチが顔面に届かないようにしているのが分かりますよね。またC左ボディでは両腕で顔面を守りつつ、自分の右肘でお腹を守っています。そして今度は伏見選手が猿丸選手を攻撃している場面が以下の写真です……