
戦極初となった両国国技館大会。小見川道大VS日沖発、横田一則VS光岡映二の日本人対決や北岡悟VSホルへ・マスヴィダルなど、競り合う展開が続く接戦が多く、戦極らしい試合が続いたと思います。
そんな大会の中でビッグサプライズとなったがジョルジ・サンチアゴVSマメッド・ハリドヴの一戦だったのではないでしょうか。サンチアゴは戦極では無敗のまま初代ミドル級王者となった選手。佐々木有生、中村和裕、三崎和雄という3人の日本人ファイターを撃破し、日本人にとっての高い壁として君臨していました。
一方のハリドヴは極真空手とレスリングをバックボーンに持ち、ヨーロッパを中心に活躍。PRIDEでも活躍したダニエル・アカーシオを秒殺するなど、19勝3敗1分けという実績を残し“東欧ミドル級最強の男”として初来日を果たした選手です。戦前の予想では圧倒的にサンチアゴ有利かと思われていたのですが、結果はハリドヴが1RにTKO勝利。誰も予想だにしない結果だったと思います。
しかもこの試合で決め手になったのがハリドヴの下からの鉄槌。今の総合格闘技ではなかなか見られないフィニッシュだったと思います。