
最近、選手に対して疑問に思うことがあった。関係者に迷惑をかけられないのでかなり漠然と書くが、2つあった。それはどちらも似たようなことである。
ジムの会長が手塩にかけて育ててきた選手が突然、取り巻きの方と一緒にジムに現れ、「お世話になりました。あとは自分の力でやっていきます」と言ってきたという。会長と選手の二人三脚で頑張っている姿を何度も取材していたので、この話を聞いて信じられなかった。
あそこまで成長したのは自分の努力だけではなく、会長の力はもちろん、マネージャーだったりと色んな方の支えがあったからこそ。選手はまだ若いので、離れたいという意思は自身の判断ではなかったかもしれない。その取り巻きの方の「会長から離れても大丈夫。自分たちの力でやっていける」という思いがあったのだろう。
その後、ゴタゴタ劇があり、結果的にその選手がお詫びを入れることで会長が再び面倒をみることになったが、それまであったような関係は築けてないという。当たり前だ。結果も残せていない。一度できた溝はそう簡単に修復はできるものではない。
そしてもう一つ。実の親のように会長から大事に育てられた選手がいた。「最近試合を見ないな」と思っていたら、選手のマネージャーさんから私の携帯に電話がかってきた。
「●●が突然ジムの寮を出て行ったんだよね。その後、●●からジムに契約解除の書類が……