9月29日（水）都内DSE事務所にて記者会見が行われ、ジョシュ・バーネット（新日本プロレス）について榊原社長は「詳しい契約内容は公開できませんが、複数試合の契約をしています。今回だけのスポット参戦ではなく、今後も定期的に出場することになります」とコメントした。
当初、DSEはジョシュに参戦のオファーを出し、新日本プロレスの上井取締役とヘビー級GPに出場を交渉を進めていた。GP参戦は実現できなかったものの、上井取締役からは「GPは無理でしたが、いずれPRIDEには出場させたい」と言葉をかけてもらっていたとのこと。榊原社長は「その時の約束を守っていただいて、本当に感謝しています」と参戦の経緯について説明。
現時点で考えられうるヘビー級最後の大物のPRIDE参戦にも「輝いている選手は選手をひきつけると思っています。世界一を目指して命を削って戦っている姿にジョシュ選手も共感する部分があって参戦を決めたと考えていますし、ファンが希望していたものを実現できたという意味ではイベントを主催する私たちとしては喜びを感じています」と続けた。
PRIDEデビュー戦でいきなりミルコ・クロコップ（チーム・クロコップ）と対戦するジョシュだが「彼はノゲイラ、ヒョードル、ミルコの3人しか見ていません。実際にGPに出るのであればその3人の誰かと戦いたいと要望がありました。希望が叶ったという意味では大喜びだったと思います」と榊原社長。さらに「うまくすべてのことが噛み合えば」と前置きしながらも「ヒョードル×ノゲイラ戦の勝者とこの試合の勝者が来年の早い段階で試合をすることになると思います」と、この試合の結果いかんによってはヒョードル×ジョシュ、ノゲイラ×ジョシュといったドリームカードの実現を示唆した。新日本のフラッグを背負いPRIDEのリングに上がるというジョシュはUFCに引き続きPRIDEをも制覇してしまうのか！？
また新日本プロレスとの関係については「ジョシュだけと言わずつわものがたくさんいるので出てきて欲しい。今後も継続的に話し合いを続けて行きたい。PRIDEを応援するファンがいるように、新日本さんにもたくさんのファンがいます。新日本さんがPRIDEに乗り込んで来ることでいい意味で交流ができればなと思っています」と前向きなコメントを残した。
DSE「PRIDE．28」
2004年10月31日（日）埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開場14：00 開始16：00
<対戦カード>
▼ミドル級タイトルマッチ
ヴァンダレイ・シウバ（シュート・ボクセ・アカデミー/王者）
VS
クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン（チーム・オオヤマ/挑戦者）
▼ヘビー級ワンマッチ
ミルコ・クロコップ（チーム・クロコップ）
VS
ジョシュ・バーネット（新日本プロレス）
▼ミドル級ワンマッチ
中村和裕（吉田道場）
VS
ダン・ヘンダーソン（チーム・クエスト）
<出場予定選手>
マーク・ハント（リバプールキックボクシングジム）
ダン・ボビッシュ（バート・べイル・ファイトセンター）
ヒース・ヒーリング（ゴールデン・グローリー）
エメリヤーエンコ・アレキサンダー（レッドデビル）
金原弘光（U.K.R）
横井宏考（フリー）
<チケット料金>
VIP席100,000円／RRS席30,000円／スタンドS席17,000円／スタンドB席7,000円
<発売場所>
チケットぴあ ／ ローソンチケット ／ e+（イープラス）
<お問い合わせ>
DSE 03-5464-1531
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