前田戦は勝手に周りが煽っているだけ（今成）
三島選手の攻撃を凌いでワンチャンスをものにしたい（TAISHO）
――記者会見でTAISHO選手はヒール宣言していましたが
TAISHO 三島選手がああいうキャラじゃないですか？今回は今成さんを始め個性の強い選手が多いんで、普通にやっちゃうとタイトルマッチが霞むかなと思ったんです。体重差もあるし、場合によっては一発で終わってしまうじゃないですか？だからその前に目立っておこうと思ったんですが、思いっきりスベリましたね…
今成 僕はTAISHOさんのヒールキャラはいいと思いますよ。
TAISHO そうですか？絶対今成さんの方が怖いですよ（笑）
――今成選手が三島選手と一度対戦していますが、その試合は見ましたか？
TAISHO 僕と今成さんって体型とかも似ているんですけど、確実に僕の方が力はないですから。でも柔術の一番いいところって、体の小さな人間が大きな人間から身を守れる、セルフディフェンスだと思っているんですよ。だから三島選手の攻撃を凌ぐ中で、いかにワンチャンスをモノにするか？を考えてます。
今成 ブラジルの方が力強い選手一杯いるんで、パワーはそんなに感じないですよ。体がゴツいなってくらいで。
――今成選手は前田選手と戦いますが、かなり周りが望んでいた一戦だと思います。
今成 僕は全然望んでないです。勝手に周りが煽っているだけですよ。
――一度対戦していますが、どんな印象を受けましたか？
今成 若者だなって。
鬼木 今日の思考回路は『若い』になってるみたいです（笑）まあ当て感の良さでしょうね。フォームもバラバラで、パンチ打つ時も相手を見てないのにしっかり当てますから。ただ前田君は瞬発力を生かして戦う選手なんで、2R、3Rになると動きが落ちてくるんじゃないですか？
TAISHO 確かにフルラウンドで見てみたいですよね。ほとんど早い時間で勝ってるんで、本人は否定するかもしれないですけど、スタミナはないと思います。それに負けてないってこともプレッシャーになるでしょうし。
今成 結局は『若い』ってことですよ（笑）
鬼木 本当に対戦相手のことはどうでもいいんだね。
今成 『そういえばまだ無敗なんでしょ』みたいな（笑）
――そんな今成選手ですが、前田戦のテーマはありますか？
今成 体力増強ですかね。まあ周りが煽っているほど何も考えてないです。相手は人間なんで頑張れば勝てます（笑）。
≫この続きはこちらから
クローズアップ TAISHO＆今成正和インタビュー
|
