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【新日本キック】8・23『TITANS 2』で武田がWBC世界タイトルマッチ

 2005/05/29

　5月22日（日）東京・後楽園ホールで開催された新日本キックボクシング協会『SLEDGE HAMMER』にて、ムエタイ戦士にKO勝利した武田幸三が、「8月のTITANS 2で世界タイトル戦をやる」とリング上からファンに報告した。

　控え室で武田が明らかにしたところによると、その世界タイトルの名称は“WBC”。国際式プロボクシングの世界タイトルとして有名なWBC（世界ボクシング評議会）だというのだ。

　新日本キックボクシング協会の関係者に話を聞くと、次のような説明があった。「WBCに“WBCムエタイ”という部門が出来たんです。これはタイの王様が、WBCにムエタイ部門を設立するように要請したところ、WBCが“承認する”という形になったそうです。ですから、WBCが承認はするが運営はタイがやる、という形になっているようです」。

　新設される“WBCムエタイ世界タイトル”は、8月23日（火）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『TITANS 2』において、武田幸三とジョン・ウェイン・パー（オーストラリア）で争われる模様。

　武田は「WBC認定の世界タイトルだと聞いてます。相手はジョン・ウェイン…7月のMAXがあるのでまだ分かんないですけど。K-1に出てる選手もいっぱい上がりますし、協会とK-1の対抗戦というわけではありませんが、結果的にそうなっちゃうでしょう。ジョン・ウェインは一番強い…間違いなく世界のトップレベル。そこで勝って今日の分を取り返したい。K-1で負けて出られるよりは、優勝して出て欲しいですね。トーナメントは僕も決勝まで行った時、入院しましたから分からないですけど。ブアカーオとやる時に、ムエタイのリズムになってしまうから、それだけ注意すれば…（MAXでウェインが優勝できる）」と語っている。

　なお、8・23『TITANS 2』では石井宏樹のラジャダムナンスタジアム認定ライト級タイトルマッチも行われると発表されているが、今回の試合がドローだったためランキング入りが確実なものになっていないため、実現はまだ微妙だという。
【関連リンク】

≫新日本キックボクシング協会公式サイト

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