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                           2005年6月14日(火)広島・広島グリーンアリーナで開催される『K-1 WORLDGP2005 IN HIROSHIMA』スーパーファイトで、”グリーン・ベレー”トム・ハワードと対戦するチェ・ホンマンが公開練習を行った。 
                           
                           ASIAGP後は4月末まで韓国でスタミナを付けるためのトレーニングに力を入れていたというチェは、5月から日本に入り中迫剛や藤本祐介らとスパーリング中心の技術的なトレーニングをスタート。当初は「キックの技術を身に付けたい」と話していたチェだったが、トレーナーからのアドバイスを受けてパンチ中心のボクシング特訓を敢行した。 
                           
                           その言葉通り、公開練習では同大会のJAPANGPリザーブマッチに出場が決まっている新村優貴を相手に、「最も得意」という左ジャブを中心に強烈なワンツーを披露。左利きのオーソドックスということもあり、チェにとってはジャブでも充分破壊力はある。3分3Rのスパーリングは、実戦さながらのバチバチの殴り合いになり、途中でトレーナーがストップを命じるほど熱のこもった激しいものとなった。 
                           
                           日本での初ファイトに向けて「体の大きな選手は力任せで技術がないと思われがちだが、自分はスピーディでテクニカルな試合をしたい」と意気込みを語った。 
                         ――体調の方はどうですか? 
                        大丈夫です(日本語で) 
                        ――日本語も話せるようになったんですか? 
                        少し(日本語で)。話すのはまだまだですが、聞くのは結構分かる感じです。 
                        ――いつから日本に来ているんですか? 
                        4月末まで韓国でスタミナ中心のトレーニングをやっていて、5月から日本に入ってスパーリング中心の技術的なトレーニングをやっています。 
                        ――主に誰とスパーリングしているんですか? 
                        中迫剛選手と藤本祐介選手と、大体70%くらいの力でスパーリングしています。 
                        ――JAPANのトップクラスの選手と肌を合わせてみてどうでしたか? 
                        彼らはK-1のキャリアが豊富な選手たちなので、細かい部分でとてもいい勉強になります。 
                        ――技術的にどんなことを身に付けましたか? 
                        自分はまだK-1のキャリアも浅いので、ボクシングを中心にトレーニングしています。ボクシングに関しては大まかなものではなく、かなり細かい部分まで指導を受けています。 
                        ――ASIAGP終了後は「蹴りの技術を覚えたい」と言っていましたが 
                        そうですね。自分ではキックが足りないと思っていたんですが、コーチからは「キックよりもボクシングをやるべきだ」と言われて、それに従ってボクシングに力を入れています。もちろんキックもやらなければならないんですが、自分は一つずつ確実に覚えていこうと思います。 
                         ――一番得意なパンチは何ですか? 
                        左のジャブです。 
                        ――ジャブでも倒す自信はありますか? 
                        試合で見せたいんですが、当たれば倒す自信はあります。 
                        ――ASIAGPではガオグライという体の小さな選手と戦いましたが、例えばセーム・シュルトのような体の大きな選手と戦った場合、どう攻略しますか? 
                        シュルトが優秀で強い選手だということは知っています。でもどうやって戦うか対策を考えているわけではありません。 
                        ――チェ選手にとって体の小さな選手はやりにくいですか? 
                        そうですね。やりにくい部分はあります。出来れば体の大きな選手と戦いたいです。 
                        ――ASIAGP終了後にファンクラブの会員数が激増したそうですね。 
                        はい。特に10代〜50代までのファンの人が増えました。あの大会以降、街行く人がみんな「K-1」という言葉を口にするくらい、韓国ではK-1ブームが起こり「K-1」という言葉が浸透し、定着しています。私自身も町を歩いていると、ファンの人に「ファイティングポーズで一緒に写真を撮って」とせがまれて、外を歩くのが大変なくらいなんです。でもファンあってのものですから、困っているときでもそれを顔には出しませんよ(笑) 
                        ――日本での初ファイトでどんな試合をしたいですか? 
                        体の大きな選手は力任せで技術がないと思われがちですが、自分はスピーディでテクニカルな試合をしたいと思います。 
                        ――対戦相手についてどんな印象を持ってますか? 
                        写真を見ただけなんですが、体つきがいいですね。これからビデオを見て研究しようと思います。 
                        ――対戦相手のハワード選手はプロレスラーですが、プロレスについてはどんな印象を持っていますか? 
                        自分自身、子供の頃プロレスファンでよく見てました。でも特にプロレスラーだからということで怖さはありません。 
                           
                        テレビ広島/FEG 
                          「K-1 WORLDGP2005 IN HIROSHIMA」 
                          2005年6月14日(火)広島・広島グリーンアリーナ 
                          開場16:00 開始17:00 
                          <決定対戦カード> 
                          ▽JAPANGP 
                          ▼一回戦 3分3R延長1R 
                          天田ヒロミ(TENKA510) 
                          VS 
                          富平辰文(SQUARE) 
                        ▼一回戦 3分3R延長1R 
                          藤本祐介(MONSTER FACTORY) 
                          VS 
                          ノブ・ハヤシ(ドージョー・チャクリキ・ジャパン) 
                        ▼一回戦 3分3R延長1R 
                          ボブ・サップ(チーム・ビースト) 
                          VS 
                          中尾芳広(フリー) 
                        ▼一回戦 3分3R延長1R 
                          中迫剛(ZEBRA244) 
                          VS 
                          堀啓(チーム・ドラゴン) 
                        ▼準決勝 3分3R延長1R 
                          天田×富平の勝者 
                          VS 
                          藤本×ノブ 
                        ▼準決勝 3分3R延長1R 
                          サップ×中尾の勝者 
                          VS 
                          中迫×堀の勝者 
                        ▼決勝 3分3R延長2R 
                          ※この試合の勝者がK-1WORLDGP開幕戦への出場権を獲得 
                        ▼リザーブファイト 3分3R延長1R 
                          タケル(正道会館) 
                          VS 
                          新村優貴(大誠塾) 
                        ▽スーパーファイト 
                          ▼K-1ルール 3分3R延長2R 
                          レイ・セフォー(レイ・セフォーファイトアカデミー) 
                          VS 
                          カラエフ・ルスラン(マルプロジム) 
                        ▼K-1ルール 3分3R延長2R 
                          チェ・ホンマン(フリー) 
                          VS 
                          ”グリーン・ベレー”トム・ハワード(UPWシャークタンク) 
                        ▼オープニングファイト 
                          山本優弥(BOOCH BEAT) 
                          VS 
                          濱崎一輝(シルバーアックス) 
                        <チケット料金> 
                          SRS席22,000円/S席12,000円/A席6,000円 
                        <チケット販売所> 
                          K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp 
                          FEGオフィシャルサイト=http://www.feg-jp.com 
                          i-mode K-1 
                          Voda fone live! K-1オフィシャルサイト 
                          EZ web K-1 オフィシャルサイト 
                          チケットぴあ=0570-02-9999 
                          CNプレイガイド=03-5802-9999 
                          ローソンチケット=0570-063-006(Lコード:67132) 
                          キョードー東京=03-3498-9999 
                          イープラス=http://eee.eplus.co.jp  
                        <お問い合わせ> 
                          FEG=03-3796-5060 
                           
                           
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