11月9日(金)東京・世田谷にて、「A・E FACTORY」のジム開きパーティーが行われた。
株式会社アスレティック・エンタープライズ設立の「A・E FACTORY」とは、格闘家育成専門施設であり、プロ格闘家を目指す選手のトレーニングジムとなる。立ち技担当講師には、極真空手やK-1で活躍中のニコラス・ペタス、組み技担当講師には元PRIDEファイターの小路晃が就任している。
パーティー会場には、菊田早苗(GRABAKA)、永田克彦(NEW JAPAN FACTORY)、大山峻護(フリー)、阿部裕幸(AACC)、藤井惠(AACC)、西島洋介(フリー)、新田明臣(バンゲリングベイ)、エンセン井上(フリー)などのトップファイターや、プロレスラー・中邑真輔(新日本プロレス)、ライコンドーの岩崎達也最高師範がお祝いに駆けつけた。
一通り来賓者のあいさつが終わると、出席者はビル1Fのリング前に移動。そこでは、小路が指導するジム生2名によるグラップリングのスパーリングがスタート。
次にニコラスがキックミットを持つと、丸山純一(ザ・スピリットジム)がパンチ、キックのコンビネーションを披露した。
その後には記者会見が行われ、アスレティック・エンタープライズの石原洋代表が「これから練習生を募集し、トップファイターを育てリングに上げるマネージメントをしていきたいと思います」と、“日本格闘技界の虎の穴”設立を発表。「このジムを中心に格闘技界が盛り上がっていければ」とした。
ニコラスも「ここは、名前の通り選手を育てる工場です。今、格闘技は叩けば叩くほど強くなる時代ではない。選手にあったベストなトレーニングを導入し、世界に通用する日本人選手を育成していきたい」と意気込み。
続いて小路は「ニコラスと手を組んだら強い選手を育成できると思います。ロシアのレッドデビルやブラジルのブラジリアン・トップ・チームやシュート・ボクセ・アカデミーのように、“日本にA・E FACTORYあり”というジムを作りたいと思います」と熱い思いを語った。
またフィジカルトレーナーには、多くのプロ・アマチュアのアスリートのトレーニング指導経験が豊富なマーク・ギンサー氏が就任、「これからの指導が楽しみ。日本人選手を強くしていきたい」と意欲を見せている。
今後、「A・E FACTORY」では、キッズ向け格闘技教室も開かれ、パーソナルトレーニングのデリバリーサービスやエクササイズのインストラクター派遣、企業向けセミナーなどの開催を予定している。
格闘家育成専門施設
「A・E FACTORY」
東京都世田谷区中町4-6-10
TEL=03-6658-4583
FAX=03-6658-4584
<施設案内>
1階 メイントレーニングスペース(リング・サンドバッグなど)
2階 サブトレーニングスペース(マットフロア)、シャワー、トイレ
3階 事務所、宿泊施設、トイレ
<講師>
ニコラス・ペタス
小路 晃
マーク・ギンサー
ピーター・グラハム
<営業時間>
平日午前9:30〜午後9:00
土 トレーニング休み
日・祝 休み
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