|  ↑ついに最強王者が決定する!(左から)吉本光志、赤十字竜、黒田アキヒロ、梶原龍児、及川知浩、森本達也、壮泰、石井宏樹。
 
 12月23日(火・祝)兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催されるキックボクシング最強決定ワンデートーナメント『KING 
                          OF KINGS TOUITSU(統一)』。
 
 
  国内8団体からチャンピオンまたはチャンピオンクラスが代表として出場、一夜にして真の王を決める関西初のキックボクシングのビッグイベントだ。
  そのトーナメント組み合わせを決定する公開抽選会が、11月10日(月)都内ホテルにて行われた。会見には全出場選手が出席、五十音順にトーナメント表の番号の書かれたボールを引き、運命を自らの手で決定した。  トーナメントの組み合わせが決定して、各選手は次のようにコメント。  吉本光志(AJ/全日本キックボクシング連盟/IKMF東洋ライト級王者) 「あっという間に対戦カードが決まってしまいましたが、最初からガンガン打ち合って、悪いけど組み合わせに関係なく自分が優勝してしまうと決めているのでよろしく」
 赤十字竜(キング/ニュージャパンキックボクシング連盟/NJKFスーパーフェザー級王者)「自分も最初からガンガン攻めて、倒しに行くつもり。楽しい試合をやります」
  黒田アキヒロ(フォルテス渋谷/J-NETWORK/J-NETWORKライト級王者) 「前回の神戸での会見で、梶原選手とやってJ-NETのチャンピオンがリベンジしたいと言って実際にそうなったので嬉しい。12月23日はこの8人でアツイ試合をするのでクリスマスイベントとして見に来てくれたら嬉しい。優勝するのは僕です」
 梶原龍児(チームドラゴン/K-1推薦/WFCA世界ライト級王者)「誰でもよかったんですけど、俺は3年間この階級のトップクラスに入ると決めてるし、このトーナメントも俺が勝つと決めている。ぶっちゃけ、この組み合わせを昨日夢で見ていて、スゲェなって思った。間違いなく俺が優勝します」
  及川知浩(及川道場/シュートボクシング協会/SB日本スーパーフェザー級王者) 「森本選手とは同じ関西ですから、決勝戦でやりたいと思っていましたが、抽選ってことで1回戦から当たることになりました。どっちかが消えることになりますが、自覚と責任を持って臨みたい」
 森本達也(日進会館/99J−TOP軽量級ウエイト制トーナメント準優勝)「ついに来たなって感じです。1回戦で及川選手は避けたかったんですが、当たるからには思いっきりぶつからせてもらいます」
  壮泰(士道館橋本道場/マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟/MA日本スーパーライト級王者) 「僕がキックボクシングを始めた時から、有名な石井選手と試合が出来て嬉しいです。優勝するつもりですけど、思い切りやってダメージを気にせずやりたいと思います」
 石井宏樹(藤本/新日本キックボクシング協会/前日本ライト級王者)「自分は3月から試合をしてませんが、相手が誰であっても試合をすることが復活ではなく、優勝することが復活だと思っているのでいい結果を出したい」
  続いて、記者との質疑応答で1回戦の対戦相手の印象を聞かれると次のように答えている。 吉本光志「赤十字選手は最近知って、最初は感じの読み方が分からなかったんですが、試合を見たら打ち合ってメチャメチャにアツイ試合をするんで、心して闘いたい。優勝目指してやりますが、このイベントはキックボクシングの未来を担う。大会を成功させるためにも、生き残る試合を1回戦から繰り返してやりますとしか言えない。赤十字選手は一番不気味な相手だと思いました」
 赤十字竜「他の選手もそうなんですが、自分はまだあまり他の人がどんな人か知らないので、吉本選手の試合も見たことがないのでこれから研究していきたいと思います」
  黒田アキヒロ 「梶原選手とは前にやって負けてるんですが、東洋太平洋のランカーになったくらいボクシングの上手い選手。ルックスも全然いいかな、と思います」
 梶原龍児「前に試合やってるんで。1回向こうが負けてるんですから、まだやりてぇの? って感じ。2度と挑戦してこれねぇように殴ります」
 及川知浩「相手は日進会館のブレイブコアで見たことありますが、パッと見て分かるようにトーナメントに出てる中で一番デカイのと一番小さいのがやることになる。距離感が一番大事になると思います。自分は60kgでチャンピオンになったように、大きいものを凌駕する技術で、しっかり取って行きたい」
 森本達也「及川選手の印象は全てにおいて上手。同じ関西で知っていて、昔から意識していました。思い切りぶつからせてもらいます」
 壮泰「多分、記者の人や関係者の人は優勝候補を石井選手と予想していると思うので、その優勝候補とやって自分が勝って、試合をしながらベテランの技術を学びたいと思います」
 石井宏樹「正直、壮泰選手の試合を見たことないんですが、前から自分を知ってるということですが胸を貸すつもりはなく、全力を傾けていきたいと思います」
  今大会は62kg(スーパーライト級に該当する)というカテゴリーで行われるが、この階級の魅力とは何か? 吉本光志「自分は7年くらいキックボクシングをやってきて、階級を上げることや総合格闘技に行くとか選択肢がある中で、ライト級に拘ってやってきました。層が厚いし、ドキドキハラハラするような試合をやってくれる相手もいるので一番になりたい階級です。ライト級に拘りはありますね」
 赤十字竜「最初はスーパーフェザー級でやってたんですが成長して62kgがちょうどよくなりました。チャンピオンで強い選手とどんどんやって、上に上がって行きたいと思っています」
 黒田アキヒロ「自分はJ-NETWORK初代フェザー級チャンピオンの増田博正さんに憧れていたので、拘りがあったのはフェザー級だったんですが、デカくなってしまってライト級になりました。この階級は日本人に合った階級だと思うので、本物のキックボクシングを知ってもらうための試合だし、みんなに知ってもらいたいと思います」
 梶原龍児「俺はさっきも言ったように3年間トップクラスに君臨すると決めているので、ライト級の他の選手が全員いなくなってもいいと思っている。俺がライト級、K-1の60kg級のピーター・アーツであり、ジェロム・レ・バンナになるために、マジで気合い入れてやってるので優勝するつもりです」
  及川知浩 「自分は他の選手より小さいと思いますが、層の厚いライト級で一番になるのが価値がある。ライト級はテクニック、スタミナ、スピード全てを兼ね備えた素晴らしい階級であることを実証したい」
 森本達也「ライト級はベストな体重だし、長いこと格闘技をやってきてるので花が咲けるように頑張る」
 壮泰「日本人で一番層が厚い階級だと思っているので、その中で一番になって優勝して有名になりたい」
 石井宏樹「自分はライト級のベルトを8年間保持してきました。自分が一番ベストに動ける体重だと思っていますので、楽しみにしていて下さい」
  今回はキックボクシングでは関西初のビッグマッチとなる。関西のファンにどんなものを見せたいか、それぞれの選手は語る。 吉本光志「関西出身の選手が2人出てますが、自分も小学・中学と5〜6年大阪で暮らしてました。その時の友だちに連絡しようとしたら、みんな携帯の番号が変わっていて連絡とれなくなっているので、しっかり宣伝をしてもらって友だちに連絡をとりたい。そして自分の活躍を見せたいですね」
 赤十字竜「この前、関西に行って試合をしてきましたが、テクニックだと盛り上がらなかったので、今回はガンガン攻めて沸かせたい」
 黒田アキヒロ「キックボクシングの本質を見せられると思うし、その中でも一番を目指して優勝したい」
 梶原龍児「最近、関西で格闘家って言ったら、昔はすぐに辰吉って出たんですけど、ちょっといないので東にも面白いヤツがいるってのを知らしめたいですね」
  及川知浩 「関西発の格闘技イベントを見せたい」
 森本達也「及川選手とは同じ関西同士、アツイ試合を見せたい」
 壮泰「関西の人たちはあまり知らないと思うので、東京にはこんな選手がいるってことをアピールしたいです」
 石井宏樹「おやじが神戸の出身で親戚もいます。それに関西は大好きなので、関西のお客さんを魅了したいですね」
  最後の質問は、決勝戦で誰と闘いたいか。ここで一番人気だったのは、やはり優勝候補の本命として名前が挙がっている石井だ。日本ライト級最強と言われながらも、交流戦をほとんどやってない(J-NETWORKの西山誠人と小宮由紀博には勝利)だけに、注目が集まるところ。 吉本光志「どの選手もプライドがあると思うので、この質問はキツイです。運命に従って、決勝の相手と闘うつもりです」
 赤十字竜「周りの人からよく聞いていたのは、石井選手が強いと聞いていたので石井選手が来ると思います」
 黒田アキヒロ「皆さんも実績などをトータルして石井選手だと思っていると思うので、石井選手かな。壮泰選手とは仲がいいんですが、石井選手だと思う。石井選手は同じJ-NETの西山選手、小宮選手を倒したので、決勝で当たったら楽しいし、リベンジする機会が作れる」
 梶原龍児「ライト級の格闘技ファンを思うなら石井選手とやったら面白くなる。よみうりテレビの視聴率を狙うなら及川選手か森本選手ですね」
 及川知浩「誰でもいいです」
 森本達也「僕はそこまで考える余裕がないです。1回戦が決勝戦だと思って全力を出します」
 壮泰「向こうのブロックの3人が石井選手と言ったので、決勝へ行って見返してやりたいです」
 石井宏樹「正直、誰が上がってきてもおかしくないと思います。自分が決勝に上がることに専念したいですね」
  かつてないスケールで行われるキックボクシング・立ち技格闘技各団体のトップ同士による対抗戦。真の“王”になるのは果たして誰か?
 
 TOUITSU実行委員会
 「KING OF KINGS TOUITSU in KOBE」
 2008年12月23日(火・祝)兵庫・神戸ワールド記念ホール
 開場15:00 開始16:00
 
 <決定対戦カード>
 
 ▼トーナメント1回戦 62kg以下契約 3分3R延長1R(ヒジなし)
 吉本光志(AJ/全日本キックボクシング連盟/IKMF東洋ライト級王者)
 VS
 赤十字竜(キング/ニュージャパンキックボクシング連盟/NJKFスーパーフェザー級王者)
 ▼トーナメント1回戦 62kg以下契約 3分3R延長1R(ヒジなし)梶原龍児(チームドラゴン/K-1推薦/WFCA世界ライト級王者)
 VS
 黒田アキヒロ(フォルテス渋谷/J-NETWORK/J-NETWORKライト級王者)
 ▼トーナメント1回戦 62kg以下契約 3分3R延長1R(ヒジなし)及川知浩(及川道場/シュートボクシング協会/SB日本スーパーフェザー級王者)
 VS
 森本達也(日進会館/99J−TOP軽量級ウエイト制トーナメント準優勝)
 ▼トーナメント1回戦 62kg以下契約 3分3R延長1R(ヒジなし)石井宏樹(藤本/新日本キックボクシング協会/前日本ライト級王者)
 VS
 壮泰(士道館橋本道場/マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟/MA日本スーパーライト級王者)
 ▼トーナメント準決勝 62kg以下契約 3分3R延長1R(ヒジなし)吉本VS赤十字の勝者
 VS
 梶原VS黒田の勝者
 ▼トーナメント準決勝 62kg以下契約 3分3R延長1R(ヒジなし)及川VS森本の勝者
 VS
 石井VS壮泰の勝者
 ▼トーナメント決勝戦 62kg以下契約 3分3R延長2R(ヒジあり)準決勝の勝者
 VS
 準決勝の勝者
 ※優勝300万円、準優勝100万円、3位50万円
 
 ▼ワンマッチ
 センチャイ・ソー・キングスター(センチャイムエタイジム/ルンピニー・スーパーフェザー級王者)
 
 ▼オープニングマッチ出場選手
 JIRO(日進会館/第6回グローブ空手道選手権播州杯中量級3位)
 一刀(日進会館/第9回グローブ空手道選手権播州杯中量級優勝)
 
 <チケット料金>
 SRS席22,000円 RS席16,000円 SS席12,000円
 S席10,000円 スタンドA席8,000円 2FスタンドB席6,000円
 3FスタンドC席4,000円
 ※当日券は各席1,000円増し。
 
 <チケット販売所>
 チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:813−162)
 ローソンチケット=TEL:0570−000−777、TEL0570−084−005(Lコード:59400)
 CNプレイガイド=TEL:0570−08−9999
 Yahoo!チケット=http://tickets.yahoo.co.jp
 イープラス=http://eplus.jp/
 コンビニエンスストア(ファミリーマート、サークルK、サンクス、ローソン、am/pm、セーブオン)
 
 <お問い合わせ>
 TOUITSU実行委員会=TEL:079−441-2855
 
 ※よみうりテレビで12月28日深夜25:25〜26:50、85分枠で放送決定
 
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