2月19日(木)東京・新宿にあるワールドビクトリーロード本社にて、2月22日(日)東京・中央区総合スポーツセンターで開催されるADCC
JAPAN『ADCC世界大会アジア予選』に出場する中村和裕(吉田道場)が囲み会見を行った。
各国のグラップリング(組み技)の強豪が世界一を目指す、2年に一度の“寝技世界一決定戦”ADCC(アブダビ・コンバット)サブミッション・ファイティング世界選手権大会が夏に開催。それに先駆け、世界各地で予選が行われる。
今大会出場を決めた動機について中村は「インスピレーションですね。元々(柔道時代に)グラップリングをやったことがありません。プロデビューして“アブダビ”のことを聞いていて出てみたいと思っていたんですけど、PRIDE、UFCの時もスケジュールが合わなかったんです。ちょうど練習していたときに、今週月曜日に知り合いから『(アブダビに)出ればいいじゃん』と言われて、ノリで出ることに決めました」とコメント。
当初は−88kg級での出場を検討していたが、減量の面で−99.0kg級出場を決意。同階級には内藤征弥(和術彗舟會A-3)、小澤幸康(TEAM-KAZE)といった強豪がエントリーしている。「みんな強いですよね。どれだけ自分の寝技が強いのか、どこで自分の強さのボーダーラインが引かれるのかが楽しみです」と初のグラップリング挑戦が待ち遠しいようだ。
試合に向けては特別な練習はしていないという中村だが、「詳しいことをいうと警戒されるので言わないですけど、練習では100%極まる特別な技も磨いています」と必殺技の投入を予告した。
昨年11月のミドル級GP決勝戦ではジョルジ・サンチアゴにKO負けし、アゴを骨折した中村。現在は骨もくっ付き、神経が麻痺しているものの、体調は回復に向かっている。打撃の方はヘッドギアをしてのマススパーをこなす程度だが、「すぐにでも総合をやりたい気持ちはあります。夏ぐらいに復帰したいですね」とした。
ADCC JAPAN
「ADCC世界大会アジア予選」
2009年2月22日(日)東京・中央区総合スポーツセンター柔道場
選手集合11:30 試合開始13:00
<注目選手>
▼−66.0kg級
塩澤正人(フリー)
八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷)
戸井田克也(和術慧舟會トイカツ道場)
鈴木 徹(=徹肌イ朗/和術慧舟会ネイキッドマン柔術)
▼−77.0kg級
ジョンドゥグァン(韓国/東天白山柔術会)
佐々木信治(総合格闘技道場BURST)
中村圭太(=中村K太郎/和術慧舟會東京本部
▼−99.0kg級
小澤幸康(TEAM-KAZE)
内藤征弥(和術彗舟會A-3)
入來晃久(チームレグナム)
中村和裕(吉田道場)
▼女子−60.0kg級
端 貴代(和術慧舟會東京本部)
Sophia McDermott(オーストラリア)
塩田 さやか(AACC)
藤井 惠(AACC)
阿部恭子(パラエストラ東京)
▼女子+60.0kg級
佐藤瑞穂(和術慧舟會東京本部)
平岩仁美(=旧姓・赤野/AACC)
<入場料金>
1,000円
※会場入り口にて12:00より発売
<お問い合わせ>
info@adccj.com
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