K'zFACTORY「プロフェッショナル修斗公式戦」
東京・北沢タウンホール 開場17:00 開始18:00
<試合結果>
▼メインイベント ミドル級 5分3R
○菊地昭(K'z FACTORY)
1R2分51秒 腕ひしぎ十字固め
●サム・モーガン(チーム・バイソン)
<試合展開>
モ−ガンのタックルを受け止めて、そのまま上になった菊地。難無くパスして、サイドを取ると腕十字の態勢を仕掛ける。あとはクラッチを切るだけになったところから、モ−ガンはアメリカ人らしくパワ−で耐え凌ぐ。しかし菊地は冷静にポジションをキ−プし、肘を伸ばした。
▼セミファイナル ウェルター級 5分3R
●福本よう一(和術慧舟會千葉支部)
3R判定 0−3
○石田光洋(TEAM TOPS)
<試合展開>
1R、石田が持ち前のレスリングを生かして、テイクダウンに成功する。下になった福本のバックを取らせてから立ち上がろうとするが、石田のポジションキープが巧みで、逆に亀の状態で鉄槌の連打を浴びてしまう。1R終了間際には石田がきれいにジャーマンスープレックスを決める。2Rも石田がテイクダウン、上から攻めるという図式は変わらず。一度、福本がギロチンを仕掛ける場面があったが、時間がなく極めきれない。3Rに入り、石田の投げを潰した福本が初めてグラウンドで上になり、サイドポジションを取りかける。しかし、すぐに石田は反転してタックル。ポジションを取らせない。終始、グラウンドで有利に試合を進めた石田がクラスA初戦をモノにした。
▼バンタム級5分2R
○高橋大児(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
2R判定 3−0
●トモヒロック☆84(PUREBRED大宮)
<試合展開>
高橋の左ロ−に合わせてトモヒロックがテイクダウン、しかし高橋はギロチンを狙う。この態勢をキ−プした高橋がそのままスイ−プして上になる。しかしトモヒロックも下から足で高橋の体を浮かせて、立ち上がるとそのままチョ−クへ。これは振り落とされてしまうも、オモプラッタで再び上を取る。高橋は横三角のように足をクラッチし、ポジションを許さない。2R、1Rと同じように高橋がギロチンから寝技に持ち込み、三角へ。必死で腕でガ−ドするトモヒロックの顔面に鉄槌を浴びせる。そして1Rのお返しとばかりに高橋がオモプラッタからスイ−プ。すると今度は高橋が三角を仕掛ける。判定は高橋に上がったものの、両者共にグラウンドで激しく動き、攻守がすぐに切り替わる見応えのある試合を展開したトモヒロックの評価も下がることはないだろう。
▼フライ級5分2R
△石井俊光(タイガープレイス)
2R判定 0−0
△タイガー石井(パレストラ吉祥寺)
<試合展開>
石井の前足を狙ってタイガ−が何度もロ−を蹴る。右のインロ−で体が流れる場面があったものの、石井はしつこいタックルでテイクダウンする。数発いいパンチを落とすが、致命傷には至らない。攻め切れない石井に同様、下になったタイガ−のヒップスロ−やア−ムロックは不発。結局、どちらも決めてがなくドロ−に終わった。
▼04年ウェルター級新人王決定トーナメント1回戦 5分2R
●橋本平馬(パレストラ東京)
2R判定 0−3
○遠藤雄介(木口ワークアウトスタジオ)
<試合展開>
1R、遠藤がタックルからテイクダウン。コーナーまで押し込んでパウンドするが、動きが止まってしまいブレイクがかかる。その後、もう一度遠藤がテイクダウンしてラウンドが終了。2R、橋本はコーナーを上手く使ってテイクダウンを許さない。四つ組の状態から何度かいい膝蹴りをヒットさせるが、ラウンド中盤にテイクダウンを許してしまい、1R同様、展開を作れなかった。結局、グラウンドで常に上を取った遠藤が判定勝ちを収めた。
▼04年ライト級新人王決定トーナメント1回戦 5分2R
○山田啓介(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
2R判定 3−0
●色川剛(TEAM TOPS)
<試合展開>
リーチで勝る山田は色川の前足へのローで出足を止めると、右ストレートを効果的にヒットさせる。色川も前蹴り、ワンツーでリズムを掴むが、タックルに膝を合わされてダウン。ポイントを先取される。2R、色川のタックルを切った山田がインサイドガード。ハーフからパウンド、ガードに戻されても、立ち上がり、イノキ・アリ状態からローを蹴り続ける。終了間際、色川が山田の体を蹴って、上になるものの、山田のディフェンスを崩せず。
▼04年フェザー級新人王決定トーナメント1回戦 5分2R
○ホソイ・タカヒロ(パレストラ松戸)
1R3分01秒 TKO ※マウントパンチ
●沼泰次(V.T.L)
<試合展開>
開始直後、タックルを決めたホソイがバスター、沼の三角を担いでパスすると、マウントからのパンチ連打でTKO勝利。
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