「全日本ライト級最強決定トーナメント2004/1st.STAGE」
全日本キックボクシング連盟
2004年3月13日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:30(オープニングファイト開始17:15)
1950人(超満員)
元・極真の堀池、初陣を飾れず
▼オープニングファイト第1試合 83s契約3分3R
○コンボイ山下(超越塾)
判定3-0 ※28−27、28−27、28−27
極真1997全世界ウェイト制軽重量級準優勝
●堀池典久(S-FACTORY)
▼オープニングファイト第2試合 フェザー級3分3R
○正 巳(勇心館)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−27
●栗原 豊(光)
▼オープニングファイト第3試合 ライト級3分3R
○梶村政綱(藤原)
判定2−0 ※30−29、30−29、30−30
●長谷川誠(青春塾)
▼オープニングファイト第4試合 ウェルター級3分3R
○宝樹まもる(勇心会)
不戦勝
●箱崎雄三(TEAM-1)
▼第1試合 フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ
全日本フェザー級3位
○石川直生(青春塾)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−27
同級9位
●岩浅昌士(SVG)
▼第2試合 日本VS韓国国際戦 サドンデスマッチ54.5s契約
全日本バンタム級2位
○藤原あらし(SVG)
KO 3R0分48秒
韓国バンタム級3位
●キム・ユドン(韓国)
▼第3試合 国際戦 サドンデスマッチ70s契約(ヒジなし)
全日本ミドル級2位
○清水貴彦(超越塾)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−28
WKAオーストラリア・ウェルター級王者
●セルト・アドゥナン(オーストラリア)
▼第4試合 57kg契約3分5R
全日本フェザー級王者
○山本元気(REX JAPAN)
TKO 5R1分6秒
MA日本スーパー・バンタム級王者
ラビット関(山木ジム)
[試合展開]パンチの山本にテンカオ、左ミドルを合わせようとした関だが、山本の左が予想以上に速い。パンチの連打にさらされ、1Rと3Rに一度、5Rにもダウンを奪われる関。最後は山本がコーナーに詰めてのラッシュ、右ストレートで関の頭が大きく吹っ飛ばされたところでレフェリーがストップした。
▼第5試合「全日本ライト級最強決定トーナメント2004」1回戦 サドンデスマッチ
全日本ライト級4位
○吉本光志(AJジム/26歳/171cm)
12戦6勝4敗2分
判定2−0 ※30−30、30−29、30−28
元ITFテコンドー全日本選手権ヘビー&ミドル&ライト級優勝
●凱斗亮羽(SVG/29歳/167p)
3勝(2KO)
[試合展開]トーナメント1回戦第1試合から、いきなり白熱の展開。凱斗がテコンドー戦法のバックキック、踵落としを駆使すれば、吉本は全くその蹴りを恐れずに前進して右ローを狙い撃ちしていく。2Rになると派手な動きを繰り返してきた凱斗がスタミナ切れ、それでも3Rには体で押し込みながら左ミドル、捨て身のパンチで場内を沸かせる。しかし、右ローを受けたダメージがポイントに反映された。
▼第6試合「全日本ライト級最強決定トーナメント2004」1回戦 サドンデスマッチ
J-NETWORKライト級王者
○西山誠人(ソーチタラダ渋谷/27歳/174cm)
13戦12勝(8KO)1敗
KO 1R0分54秒 ※右ストレート
全日本ライト級3位
●湟川満正(AJジム/25歳/178cm)
10戦7勝(3KO)3敗
[試合展開]J-NETWORKからの刺客、西山がメジャーデビュー第一戦で観客の度肝を抜いた。気合い満点の湟川がワンツーからローで前へ出る。しかし、西山は落ち着いてこれを捌き、体を入れ替えての左フック。打ち気にはやる湟川がローから前へ出ようとした瞬間、西山の右ストレートが一閃! 湟川はコーナーまで吹っ飛ばされ、立ち上がることは出来なかった。湟川と同門の大月、ウィンディ、渡邊が駆けつけるほど壮絶な倒れ方だった。
▼第7試合「全日本ライト級最強決定トーナメント2004」1回戦 サドンデスマッチ
全日本フェザー級4位/2002新空手軽中量級優勝
○サトルヴァシコバ(勇心館/29歳/170cm)
11戦8勝(3KO)3敗
判定3−0 ※30−27、30−28、29−27
2003年度修斗ライト級新人王/2002新空手軽中量級準優勝
●高谷裕之(格闘結社田中塾/26歳/168cm)
修斗4戦3勝1分、掣圏道2戦2勝
[試合展開]J-NETのエース西山が衝撃的なKO勝ちを収め、俄然盛り上がる他流対決のムード。ここで今大会最注目選手と言ってもいいプロ修斗の高谷が登場。打たれても決して下がらずに左右フック、左フックからの右アッパーで全日本の牙城を脅かしたが、1Rからもらい続けた右ローのダメージがありあり。2Rにはサトルが下に注意を引きつけての左ハイキックでダウンを奪い、以後もイン&アウトを巧みに繰り返して高谷に反撃の機会を与えず、判定勝ちを収めた。
▼第8試合「全日本ライト級最強決定トーナメント2004」1回戦 サドンデスマッチ
新極真会全日本ジュニア選手権高校生の部第6回軽量級、第7回中量級優勝
○山本真弘(藤原/20歳/165cm)
8勝(2KO)2分)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−28
元全日本&J-NETWORKフェザー級王者
●増田博正(スクランブル渋谷/31歳/170cm)
26戦17勝(10KO)5敗4分
[試合展開]伝家の宝刀左ローを飛ばす増田に、いきなり左ストレートをカウンターで入れる山本。蹴りの増田VSパンチの山本の対決となり、フックの回転力の速い山本が増田を窮地に陥れる。そして、フックの打ち合いの中で山本が右フック、左フックをヒットさせて右フックでダウンを奪う。2Rには増田が左ローで巻き返しを図るが、3Rになると山本が捨て身のパンチで応戦。タックルでしがみついたりとなりふり構わない山本の動きに、増田は突破口を切り開くことが出来ず判定で涙を呑んだ。
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