「第1回 Gladiator Fighting Champion 2004」
KRSエンターテインメント
2004年6月26日(土)韓国・オリンピック公園第1体育館
開場15:00 開始17:00
<試合結果>
▼第8試合
○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
3R判定
●アレックス・スティーブリング(アメリカ/IFアカデミー)
[試合展開]
1Rに左手中指を負傷したホジェリオは、それを感じさせない動きでスティーブリングを圧倒。下からのアームロック、スピニングチョークでキャッチを奪う。2R以降はパンチ主体の戦法に切り替えたホジェリオは、兄ホドリゴ同様ボクシングテクニックが向上しており、左ストレートでスティーブリングをグラつかせる。一本こそ逃したものの、ホジェリオが力の差をみせつけた。
▼第6試合
○美濃輪育久(日本/フリー)
一本 1R チョークスリーパー
●チュラコフ・エドゥアルド(ロシア)
[試合展開]
キックボクサー相手に真っ向から打撃勝負の美濃輪は、逆にフックを当ててタックルでテイクダウンを奪う。ハイアン戦同様、相手をコーナーへ引きずっていく“ミレニアム・コーナー”を出すが、立たれてしまった。しかし、左ミドルをキャッチした美濃輪は、そのままバックをとってテイクダウン。パンチを打ちながらチョークを極めた。マイクを握った美濃輪は、「アンニョハセヨ!カムサムニダ!」と、らしいアピールで会場を沸かせた。
▼第7試合
○金宗王(韓国/CMA-COREA 金道場)
一本 1R チョークスリーパー
●ブラッド・コ−ラー(アメリカ/チーム・エクストリーム)
[試合展開]
Tシャツに短パンとやる気ゼロのコーラーは、テイクダウンこそ出来たものの金に簡単にスイープされ、バックからのチョークであえなくタップ。ドスJr戦に続いて、寒い結果となってしまった。これまで韓国の総合格闘技のパイオニアとして戦ってきた金は試合後、感極まったのか涙混じりのマイクアピール。会場からは暖かい拍手が送られた。
▼第3試合
○滑川康仁(日本/フリー)
反則勝ち 2R
●ファビアーノ・カポアーニ(イタリア/ブラジリアン・トップチーム)
[試合展開]
1R、カポアーニが4点ポジションからのヒザでイエロー、ドクターからは「続行は時間を置いて」とうながされた滑川だったが、自ら続行を決断する。しかし、ダメージが大きく、すぐにテイクダウンを許し、下になったままゴング。2R、ノーガードで相手を挑発し、バックブローを出した滑川だが、今度はカポアーニのヒザが急所に入り、滑川はその場に崩れ落ちてしまう。さすがの滑川も立ち上がることが出来ず、反則勝ちとなった。
▼第5試合
○ダン・スバーン(アメリカ/フリー)
3R判定
●入江秀忠(日本/キングダム・エルガイツ)
[試合展開]
頭を下げて突進するスバーン。そのままコーナーに押し込むも、テイクダウンできない。逆に入江がタックルに合わせて腕十字を極めかけるが、勝手にタップしたと判断してしまい、腕を離してしまった。このチャンスを逃した入江は、その後はスバーンの突進を止められず、攻めの姿勢を見せたスバーンが判定で勝利した。
▼第4試合
○瓜田幸造(日本/掣圏会館)
3R判定
●キム・ジン・オー(韓国/CMA-KOREA 金道場)
[試合展開]
キムのタックルを切って、瓜田がバックからコントロールするという展開に終始。膠着気味の試合となった。
▼第2試合
○マトキン・セルゲイ(ロシア)
一本 1R ギブアップ ※腰の負傷のため
●グ・ウォン・モ(韓国/CMA)
[試合展開]
タックルの際に腰を痛めたグが、がぶられた状態でタップ
▼第1試合
○片瀬慎二(CMA誠ジム)
一本 1R ※アームロック
●リー・ジョン・ピル(韓国)
[試合展開]
先にテイクダウンを許した片瀬だが下からのアームロックで一本勝ち。
※観客動員は悪く、明日2日目に期待される。
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