GIRLS STANDING FIGHT
「Girls SHOCK X」
2004年6月27日(日)東京・ニューピアホール
開場13:30 開始15:00(14:00よりオープニングファイト)
[Challenge
the WORLD 5on5]
▼5th
match/Japan vs Belgium
ライト・フライ級2分5R
○渡邊久江(AJ)
判定3−0 ※50−46、50−47、50−48
●ジャクリーン・ロース(ベルギー)
[試合展開]1Rはほとんど手を出さなかった渡邊。2Rになると右ローを皮切りにパンチで前へ出ようとするが、ロースのジャブに出鼻を捕らえられる。3Rはプレッシャーをかけて何度かロースをコーナーやロープ際に追い詰める渡邊だが、セコンドの「逃がすな!」の声も虚しくロースが手を出すと下がってしまう。
4Rにはボディから崩して前へ出てのパンチを繰り出す渡邊、しかしロースが強気に打ち返すとやはり手数が出なくなる。5Rになるとやっと渡邊は左ミドルからの右ストレートでロースを吹っ飛ばし、コーナーへ詰めて連打、スタンディングダウンを奪ったところでゴングが鳴った。
全体的に手数が少なく、ツメも甘く、なにより前に出られなかった渡邊。閉会式の挨拶では、「全部判定でメインとして自分が何をしなければいけないか、分かってたんですけど…小川さん(ガールズショック・プロデューサー)、私にも試練を与えてください!」と言い、声を詰まらせた。
▼4th
match/Japan vs Holland
フライ級2分5R
○グレイシャア亜紀(彰考館)
判定3−0 ※50−48、50−48、50−46
●カロリン・フブレクツ(オランダ)
[試合展開]1Rから突進するグレイシャアは、よく動いてローからパンチ。カロリンは長いリーチを活かした、よく伸びるワンツーで応戦する。3R後半にはグレイシャアの右フックがヒット、カロリンの頭を跳ね上げる。4Rになるとそれまで有効だったグレイシャアのローに、カロリンがストレートを合わせだす。グレイシャアはリーチの差を克服するために、懐に入ってのショートフックを連打。お互いに良く攻めたが、5Rにグレイシャアが一気に間合いを詰めてショートパンチを連打し、左フックでダウンを奪った。これが決め手となり、グレイシャアがガールズショック5戦負けなしの記録を更新した。
▼3rd
match/Japan vs Thailand
ライト・フライ級2分5R
○ナムワーンノーイ・サックブンマー(タイ)
判定3−0 ※50ー47、50−47、50−48
●大島 椿(JMTC)
[試合展開]現役のアイドルでありながら、ムエタイ戦士でもあるナムワーンノーイ(以下ナム)がついに日本初ファイト。スピードはそれほどでもないナムだが、大島がインファイトを仕掛けてくるとミドルの連打を合わせ、鋭いテンカオを突き刺す。4Rには大島が向かっていく気持ちを見せるが、ナムはテンカオを倍返し。何とか前へ出ようとする大島だったが、ナムのミドル連打、続くテンカオの鋭さに追撃を浴びせる事が出来なかった。
▼2nd
match/Japan vs Greece
○カリオビ・ゲイツィドウ(ギリシャ)
判定3−0 ※49−48、50−46、49−46
●NORIKO(Team DII)
[試合展開]大会ベストバウトはこの試合。「ハッ!」という掛け声と共に、体ごと浴びせるような左右フックを放つカリオビ。その思い切りのいいパンチに、場内からどよめきが起きる。NORIKOは距離を取ってのローキック。2R、NORIKOがカリオビをコーナーへ詰めようと前へ出た時、カウンターでカリオビの右・左ショートが連打で当たり、NORIKOは尻餅をついてダウンを奪われる。NORIKOは左フックを何度かクリーンヒットさせるが、それを帳消しにしてしまうようなカリオビの突進力。4RにはNORIKOが連打でカリオビを下がらせたが、5Rの打ち合いではやはりパワーに優るカリオビが有利。勢いとパワーの差で、カリオビがNORIKOのリベンジを阻止した。
▼1st
match/japan vs Italy
バンタム級2分5R
○WINDY智美(AJ)
判定3−0 ※50−46、50−46、50−47
●クラウディア・フォンテバッソ(イタリア)
[試合展開]気迫のある攻めを見せるウィンディ。右ローを主体に、動いて左フックからのコンビネーション。クラウディアはミドルキック、パンチでパワフルな攻めで応戦する。2、3Rとウィンディがコーナーへ追い詰められる場面もあったが、左フックで形勢逆転。5Rにはクラウディアのローに合わせて右ストレート、それに続く左フック、右ローを連発して勝利を不動のものとした。
▼第2試合 バンタム級2分3R
△GON!ASAMI(士心館)
ドロー 判定1−0 ※30−30、30−29、30−30
△杉 貴美子(CUC)
▼第1試合 ライト・フライ級2分3R
○星野久子(勇心館)
判定3−0 ※30−25、30−25、30−29
●勝山舞子(峯心会)
▼オープニングファイト 第2試合 バンタム級2分3R
○正木純子(Hilltop)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●成沢紀予(ソーチタラダ渋谷)
▼オープニングファイト 第1試合 バンタム級2分3R
○四十内としえ(青春塾)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−27
●黒江誠子
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