DEEP事務局「DEEP 15th
IMPACT」
2004年7月3日(土)東京・ディファ有明
開場17:00 開始18:00
<試合結果>
▼第10試合 ウェルター級トーナメント1回戦 5分3R
○中尾受太郎(フリー)
1R4分59秒 三角絞め
●アライケンジ(パンクラスism)
<試合展開>
1R、アライの左フックに合わせて組み付いた中尾がもろ差しからテイクダウン、一気にマウントを奪う。アライの右手を押さえて、的確に左のパンチを落としていく中尾。ブリッジして逃げようとするアライに上手く乗りこなし殴り続ける。残り2分過ぎ、前に振り落とされるような形でガードになった中尾だがここから必殺の三角絞め!一度は逃げられたものの、二度目のトライでガッチリ極めた。
▼第9試合 ウェルター級トーナメント1回戦 5分3R
○中村大介(U-FILE CAMP.com)
1R50秒 TKO
●小野瀬哲也(フリー)
<試合展開>
1R、中村、小野瀬共に、これまでの試合の流れを受けるように激しく打ち合う。何度か小野瀬のパンチを受けてぐらついた中村だが、渾身の右ストレートが小野瀬のアゴを捉え、小野瀬がダウン。そのままバックについた中村が必死にガードを取る小野瀬にパウンドを連発する。レフェリーが試合を止める形となり、中村がTKO勝利を収めた。レフェリーの判断に納得のいかない小野瀬だったが、レフェリーは3度「動かないと止めるぞ」と警告していただけに妥当な判断と言える。
▼第8試合 ウェルター級トーナメント1回戦 5分3R
○青木真也(Team ROKEN)
2R52秒 腕ひしぎ十字固め
●池本誠知(ライルーツコナン)
<試合展開>
1R、いきなりお尻を向けて挑発する青木はサイドキックから組み付いて一気にテイクダウン。池本のフックガードからスイープを狙う動きに合わせて足を越えてパス、すかさずマウントを奪う。ブリッジして返そうとする池本から流れるように腕十字にいった青木だったが、池本も長い足を生かして青木の身体に絡み付いて逆マウントを取って脱出する。さらに亀の状態になった青木に腹固めチョークを狙う池本。青木も腕をとられたまま立ち上がってテイクダウン、イノキ・アリ状態からパンチを落とす。ブレイク後、投げを潰されて下になった青木だが今度は足関節。池本が立ち上がったところでラウンド終了。
2R、ハイキックを狙ってバランスを崩して下になった青木だが、池もとのパウンドに合わせて一気にしたから腕十字を極めた!プロデビュー戦の青木がいきなり修斗世界ランカーの池本から一本勝ちを収める快挙を成し遂げた。
▼第7試合 ウェルター級トーナメント1回戦 5分3R
○星野勇二(和術慧舟會GODS)
3R判定 3-0
●長岡弘樹(横須賀総合格闘技DOBUITA)
<試合展開>
1R、いきなり足を止めて打ち合う両者。長岡がタックルからコーナーまで押し込んで、先にテイクダウンを奪う。しかし下になった星野もハーフからスイープを狙い、ガードに戻す。さらに三角絞めも仕掛けるなど、ガードワークの巧みさを見せる。
2R、長岡の飛びヒザに星野がタックル、片足タックルに切り返し、テイクダウンに成功する。レスリング力に上回る星野はがぶってから長岡をコントロール。これに苦戦した長岡は亀の状態からようやく立ち上がったものの、星野の右ストレートが何度も顔面を捉えて、たまらずタックルに行くという展開に。終了間際には星野がマウント、バックを奪い有利に試合を進める。
3R、これまでスタンドで打ち勝っていた星野だが、長岡の右ストレートがカウンターで入りバランスを崩してしまう。しかし上手く組み付いてブレイク。その後もパンチだけでなく、がぶりも織り交ぜながら長岡の攻めをいなす。結局、長岡はポイントを奪い返すことが出来ず、星野に軍配が上がった。
▼第6試合 日本VS韓国対抗戦 DEEP女子ルール 5分2R
○しなしさとこ(フリー)
1R1分50秒 腕ひしぎ十字固め
●シム・ス・ジョン(韓国)
<試合展開>
1R、総合の練習を3ヵ月しかやってないというシムに対して、しなしは容赦なくタックルからテイクダウンし、寝技に持ち込む。そしてアームロックから腕ひしぎ十字固めを極めた。このところ総合で成績を収めていない選手とのマッチメークが続いているしなし。そろそろ実力的に見合う選手や外国人選手との対戦を見たい。
▼第5試合 日本VS韓国対抗戦 5分2R
○大久保一樹(U-FILE CAMP.com)
2R1分19秒 肩固め
●キム・イル・ナム(韓国)
<試合展開>
1R、大久保が両足タックルからテイクダウン。下になったキムは寝技のポジショニングが出来ないため簡単にマウント、バックを許す。両足をフックしてキムをコントロールする大久保はバックから腕十字を狙うが前に振り落とされてしまう。スタンドに戻ると優位に立つのはキム。伸びのあす右ストレートで大久保を後退させる。
2R、大久保はキムの右ストレートをかい潜るようにして両足タックル。再びマウントを奪うと今度は下にならないように、マウントをキープしたまま肩固めへ。大久保はサイドへと移行し、キムの首を絞め上げた。
▼第4試合 5分3R
○大場貴弘(フリー)
1R2分19秒 KO ※右ストレート→パウンド
●今村雄介(高田道場)
<試合展開>
打撃を嫌うためタックルの間合いが遠い今村。コーナーまで押し込むものの、逆にヒザ蹴りの餌食になる。最後は離れ際に右ストレートをもらい、尻餅をついたところに大場がパウンドを連発。まるで滑川戦の再現を見るような試合内容だった。
▼第3試合 5分3R
○濱田順平(CMA誠ジム)
3R判定 3-0
●MAX宮沢(荒武者総合格闘術)
<試合展開>
韓国『グラジエーター』でのゴドイ戦同様、倒されずにスタンドで勝負したい濱田は、左フックからのワンツー、MAXが組み付いてくれば首相撲からのヒザ蹴りと効果的に打撃を当てていく。2R以降はやや疲れが見え始め、手数が減ったものの、ミドルのフェイントからの左ハイやサイドキックと多彩な足技を見せて、DEEP常連のMAXを破る金星を挙げた。
▼第2試合 5分2R
△百瀬善規(禅道会)
2R判定 0-0
△藤沼弘秀(荒武者総合格闘術)
<試合展開>
ロープ際で差し合う展開が続き、試合は膠着気味に。1R終盤に藤沼がサイドを取ってパウンド、2Rには百瀬がギロチンを極めかけ、互いにチャンスがあったものの、活かす事が出来ず。
▼第1試合 5分2R
○ホスバヤル(フリー)
2R判定 3-0
●鬼木貴典(Team ROKEN)
<試合展開>
打撃の技術ゼロのホスバヤルだが、ノーガードから振り回すパンチとローの威力は絶大。またモンゴル相撲で培った腰の強さでテイクダウンを許さない。引き込む鬼木に対してハーフガードやバックからパンチを落として判定勝ちを収めた。
▼フューチャーファイト 第2試合
△宮本優太郎(ビバリーヒルズ柔術クラブ)
2R時間切れ
△梅田恒介(総合格闘技R-GYM)
▼フューチャーファイト 第1試合
○白井祐矢(アンプラグド)
1R レフェリーストップ ※マウントからのパウンド
●長田岳大(クロスポイント吉祥寺)
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