新日本キックボクシング協会
「MAGNUM 5」
2004年7月11日（日）東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
▼第15試合 ウェルター級3分3R
元ラジャダムナンスタジアム・ウェルター級王者
△武田幸三（治政館）
2R終了時 判定1-0 ※20-19、20-20、20-20
△ペットナークン・ソーサムルアイナムチョーク（タイ）
昨年5月の初対戦では、武田がヒジで流血させられてのドロー。決着戦に期待がかかったが…初対決と同じように、ロープを背負って待ちの体勢をとるペットナークンに、武田は出入りを繰り返しその度に打ち合いになるが、両者クリーンヒットはない。2Rに武田が流血、かなり酷い様子だが伊原会長に「行っちゃえよ！」と檄を飛ばされて試合を続行した武田だが、あまりにも傷が深く2R終了時点でレフェリーが試合をストップした。不慮のバッティングという事で、一度は2R終了時点での判定でドローに。しかし、武田が「ヒジだった」と証言したため（※ヒジなしルールだった）、検証の上、明日にも公式見解が出ることになった。武田は噂されるK-1MAX世界王者ブアカーオ戦について、「やらせてもらえるなら、ヒジなしでやりたい」と語った。
▼第14試合 フェザー級3分3R
日本フェザー級王者
○菊地剛介（伊原）
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●ワンチャナ・チューワッタナ（タイ）
連勝街道を突っ走る菊地が今回迎えたのは、タイの国際式ボクシングのランカーであり、国際式ボクサーとしても来日しているワンチャナ。パンチ主体のワンチャナに、菊地はボクサー殺しのローキック。前足に重心のかかるワンチャナに有効な攻撃で、2Rには早くもダメージを与える。3R、ローを嫌がり首相撲に来たワンチャナを突き放して、ローを決める菊地。さらに押し込んでのローを決めて、完勝を収めた。
▼第13試合 ライト級3分3R
日本ライト級王者
△石井宏樹（藤本）
ドロー 判定1-0 ※30-30、30-29、30-30
元ラジャダムナンスタジアム・フェザー級王者
△ムアンファーレッグ・ギャットウィチアン（タイ）
国際式の経験もある歴戦のムエタイファイター・ムアンファーレッグと石井はこれが三度目の対決。初対決はドロー、2度目はムアンファーレッグがヒジでTKO勝利を収めている。その自信からか、ムアンファーレッグは終始ニヤニヤ。ローが効いたフリをしたりと試合を流していたが、3Rに石井の左フックがヒット！ これでムアンファーレッグも真剣になったが、両者とも効果的な攻撃がなく、ジャッジ1名が石井を支持したが、結果はドローに終わった。
▼第12試合 バンタム級3分3R
日本バンタム級王者
△加村健一（伊原）
ドロー 判定1-0 ※30-29、30-30、30-30
△ビン・インウク（韓国）
ロー＆ミドルを主体として、アグレッシブに攻める加村。時折、バックブローを繰り出すなど持ち前のトリッキーな動き。ビンはオーソドックスにローとパンチで攻めるが、手数では加村が上だ。3R、ノーガードで誘う加村だが、ビンは乗ってこない。どちらにも決定打がなく、引き分けに終わった。
▼第11試合 ウェルター級3分3R
ラジャダムナンスタジアム・ウェルター級王者
○シン・ノッパデッソーン（伊原）
TKO 3R0分35秒 ※レフェリーストップ
日本ウェルター級王者
●米田克盛（トーエル）
2003年7月に米田の挑戦を退け、3RKOに降しているチャーンヴィット・ギャットトーボーウボンを4月に破って王者となったノッパデッソーン。初回からハイキックを多用し、首相撲からのヒジも狙っていく。米田もローで応戦したが、2Rにヒジでカットされてしまう。3R、首相撲の離れ際にノッパデッソーンが放った左ハイをモロに喰った米田は、倒れこそしなかったもののしゃがみこむ寸前。ここでレフェリーが試合をストップした。
▼第10試合 ライト級3分3R
○高 修満（伊原）
判定2−0 ※30-30、30-29、30-29
同級2位
●朴 龍（市原）
▼第9試合 フェザー級3分3R
○森田亮二郎（藤本）
判定2−0 ※30-29、30-30、30-29
●那河成貴（トーエル）
▼第8試合 ウェルター級3分3R
前MA日本ウェルター級王者
○荻野兼嗣（ビクトリー）
TKO 3R2分16秒 ※ドクターストップ
●関 ナオト（宇都宮尾田）
▼第7試合 フェザー級3分2R
△北野正一（誠真）
判定1−0 ※20−19、20-20、20-20
△山口 志（宮川）
▼第6試合 バンタム級3分2R
○蘇我英樹（市原）
判定2−1 ※20-19、20-19、20-19
●木暮 智（ビクトリー）
▼第5試合 ミドル級3分2R
○馬場 健（伊原）
判定3−0 ※20-19、20-19、20-19
●ギャオス吉田（治政館）
▼第4試合 フェザー級3分2R
○アツシ（ビクトリー）
判定3−0 ※20-18、20-18、20-17
●栗本直樹（野本塾）
▼第3試合 ライト級3分2R
○関野義男（治政館）
判定2−0 ※20-19、20-19、20-20
●拳 太（横須賀大賀）
▼第2試合 フェザー級3分2R
○西川 義（藤本）
判定3−0 ※20-17、20-17、20-16
●大川トシヒロ（トーエル）
▼第1試合 ウェルター級3分2R
○滝田純一（伊原土浦）
KO 2R1分26秒
●海津大輔（藤）
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