飯田、初回にダウン奪うも本気のムエタイに逆転KO負け
「X-DUEL Y〜終わりなき決戦〜」
ニュージャパンキックボクシング連盟
2004年8月8日(日)東京・後楽園ホール
開場10:45 開始11:00
▼メインイベント/日本VSタイ国際戦63s契約
ラジャダムナンスタジアム・スーパーフェザー級8位
○ティーレック・ノー・スリナムプン(タイ)56勝15敗7分
KO 3R1分32秒 ※3ノックダウン
NKBライト級王者
●飯田誠一(町田金子)13勝(10KO)5敗1分
初回に左フックでダウンを奪った飯田が大金星獲得かと思われたが、その回を耐え抜いたティーレックが2Rから大逆襲。徹底した組みヒザで飯田にパンチの距離をとらせず、3Rにボディへのヒザで立て続けにダウンを奪って逆転KOした。飯田はレバーを突き刺され、ライト級王座戴冠第一戦を勝利で飾れなかった。
ライト級転向の洋平が今年初の勝利
▼セミファイナル/ライト級ランキング戦3分5R
WMC世界スーパーフェザー級10位、前NKBフェザー級王者
○桜井洋平(GANGA)
18勝(7KO)4敗4分
TKO 1R1分17秒 ※右フック
NKBライト級2位
●ソムチャーイ君津(OGUNI)
18勝(9KO)18敗7分
今年に入ってからムエタイ強豪との対戦が続き、勝ち星を得られなかった洋平が久しぶりの勝利。ライト級ランカーのベテラン高津を左フックを中心に軽快に攻め立て、ワンツーのクリーンヒットを機にラッシュ。左アッパーからの右フックを決めて連打でダウンを奪った。高津は立ち上がったが、レフェリーは試合続行不可能と見て試合を止めた。
壮絶KO負けでHIROSHI引退
▼日本・タイ国際戦69s契約・HIROSHI引退試合
タイ国スーパーライト級
○タイガーウッド・oa Pradubyon(タイ)
KO 1R1分33秒 ※3ノックダウン
元NJKFウェルター級王者
●HIROSHI(サシプラパー・J)
9勝(8KO)20敗6分
11年にわたるキックボクサー生活にHIROSHIがピリオドをうった。自らの希望で、19歳の現役バリバリのムエタイ戦士と対戦した。HIROSHIは様子を見るように左ローを出していたが、タイガーウッドは左ストレートと左ヒジの連打で瞬く間にダウンを重ねていき、最後も左ショートでトドメ。HIROSHIは最後の試合を勝利で飾れなかったが、「最後まで諦めず挑戦を続けました」と胸を張って10カウントゴングを聞いた。
▼NKBバンタム級ランキング戦
同級2位
○米田貴志(OGUNI)
10勝(4KO)1敗1分
KO 2R1分9秒 ※左ローキック
同級7位
●若林直人(岩瀬)
5勝(3KO)4敗
▼NKBウェルター級ランキング戦
同級7位
○石黒竜也(東京北星)
5勝(4KO)1敗
KO 2R3分7秒 ※右ローキック
同級5位
●加藤 健(OGUNI)
5勝(1KO)2敗1分
▼NKBライト級ランキング戦
同級7位
○山本雅美(北流会君津)
8勝(5KO)4敗1分
KO 3R2分51秒 ※左ハイキック
同級9位
●高野洋一(神武館)
9勝(6KO)7敗
▼NKBフェザー級ランキング戦
同級9位
○安田和伸(岩瀬)
7勝4敗1分
判定2-0
同級8位
●外山繁幸(上州松井)
6勝(1KO)9敗
|