※この大会の模様は近日リングサイドムービーで公開!
エキサイティングトリガー
「Love IMPACT」
2004年8月29日(日)東京・新木場1stリング
開場16:30 開始17:00
<試合結果>
▼第5試合 MMAスペシャルタッグマッチタッグ 15分1本勝負
△しなしさとこ(フリー)&早千予(白龍ジム)
時間切れドロー
△川畑千秋&亜利弥 (RED DEVIL KIS'S)
<試合展開>
入場式で突如、RED DEVIL KIS'S入りを表明した亜利弥がいきなりの参戦。川畑千秋とタッグを組んで遺恨のあるしなし&早千予組と対戦することとなった。
開始直後、早千予のパンチをかいくぐって亜利弥がテイクダウン。全く寝技の出来ない早千予から簡単にバックを奪うとそのままチョークスリーパーを極めにかかる。かなり長時間、絞められ続け顔色が変わった早千予だが自分の体を相手の頭の上にずらしてピンチ脱出する。ここで亜利弥の髪を引っ張ったり、体を引っ掻いたということで早千予にイエローカードが提示される。
両者タッチして今度はしなしVS川畑。体格的に勝っている川畑がパンチを当てるが、しなしは相手の首と腕を掴んで得意の投げでテイクダウン。マウントから腕十字を狙う。しかし体を起こして川畑が立ち上がってそれを逃れる。ここで亜利弥が自陣コーナーを離れてしまい注意を受ける。
再び、早千予と亜利弥のマッチアップ。スタンドで戦いたい早千予だが亜利弥のタックルをきることが出来ず、すぐにグラウンドへ。マウントから腕十字→三角絞めを狙うが立ち上がられてしまう。低空タックルで片足を捉えた亜利弥。早千予はタックルこそ切るものの、亜利弥が片膝をついている状態で反則の顔面パンチ。カードこそ出なかったものの、これにRED DEVIL KIS'S陣営は大声で抗議を続ける。
ここでタッチをうけたしなしはローに合わせてタックル。一度は潰されてしまうが、セコンドの指示通り自分の頭を相手の体の外に出して、回りながらテイクダウンを奪う。そこから腕十字、潰されてそれを抜かれるとヒールホールド、アキレス腱固めと次々に関節技を仕掛けていく。しかしここでも体格差が影響し、亜利弥は自分が寝転がってグラウンドの展開を作らせず、つねに状態は立ったままにしてしなしの関節技を凌ぐ。
そして早知予と川畑。投げを潰してイノキ・アリ状態で上になった早知予は強烈なローを連発。さらに一歩間違えば顔面に入らんばかりのボディへの際どいミドルキックを連発する。川畑のタッチを受けた亜利弥は両足タックル。これを切って膝蹴りを蹴った早知予だが、亜利弥の両膝が完全にマットについた状態だったため2枚目のイエローカードが提示される。
最後はしなしと川畑となり、川畑のタックルをしなしがいなしてバックを取ったところでタイムアップとなった。
時間切れドローというルール上、勝敗は付かなかったものの、イエローカードが2枚提示されているしなし&早知予組に対してRED DEVIL KIS'S組は勝利をアピール。これを無視して一旦は舞台裏に帰ったしなしだったがRED DEVIL KIS'Sのマイクによる挑発で再びリングインし、マイクを握って言葉を返す。さらにお互いマイクを投げ付け合って両陣営がリングになだれ込む。さらに柴田代表がルールにない延長ラウンドを宣言するなど、リング上は混乱し、収集の付かない状態となってしまった。最終的にドローという結果は変わらず、「こんな試合をして言うのはおかしいかもしれませんが、ラブインパクトを応援してください」というしなしのマイクアピールで何とか締めくくった。
しかし試合後も控え室でRED DEVIL KIS'S陣営が早知予の反則行為に関するレフェリングやジャッジに言及。対する早知予も「思わず反則してしまった。イエローカードが出てもいいくらいの気持ちでやった」と反則を認めるコメント。
これを受けて市瀬猛ルールディレクターは「岡林レフェリーのジャッジについては全面的に尊重しています。しかし反則行為についてはルールブックも渡してあるし、ルールミーティングも行いました。何が反則かは理解してもらえたと思っていました。今後は競技としてしっかりしていかないといけない」と話した。
▼第4試合 特別空手ルール 2分2R
○小林由佳(西山道場)
判定 3-0
●森田壽恵(桜塾)
<試合展開>
身長で20cm、体重で15kgの差がある小林だが、体格差をモノともせず森田の懐に入って左右からボディへ突きを連打。森田も内股への下段蹴りで距離を測ろうとするが、小林の出足を止めることができず。判定で小林が勝ちを手にした。
▼第3試合 MMAルール 5分2R
△武田美智子(フリー)
2R判定 1-1
△ファング鈴木(Team OK)
<試合展開>
1R、お互い柔道ベースながら試合はほとんどがスタンドでのパンチの展開。とにかく前に出てパンチを出し続ける武田に対してファングは後ろに下がりながら的確にパンチを当てる。
2Rに入ってようやく武田が内股からそのまま押しつぶすようにテイクダウン・ハーフガードから奥の腕をアームロックで狙うが、ブレイク待ちのファングのディフェンスを崩せず。終了間際、プロレスラーらしくファングはドロップキック。さらにバックを取られたまま足首を極めにかかるなど動きを見せたが決め手に欠けた。
▼第2試合 ストライクルール 2分3R
△中村珠美(禅道会)
3R判定 1-0
△バッカス羽鳥(BB Doll)
▼第1試合 MMAルール 5分2R
○篠原光(電撃ネットワーク・チーム南部)
1R2分50秒 V1アームロック
●川田由美子(イーグルプロモーション)
|