2005年1月22日(土・現地時間)タイ・ルンピニースタジアムにて開催された「スッグ・ルンピニーグルークグライ」に出場した日本の輝浪(フリー ※木浪"シャーク"利幸より改名)がWPMF世界スーパーウェルター級王座を獲得した。
トルコのハッサン・ターカンと対戦した輝浪。序盤からローキックでハッサンを攻め、1R左のハイキックでターカンをTKOで下した。あまりのハイキックの威力で、ハッサンは意識を失ったまま担架で退場。会場は興奮の渦に巻き込まれた。
タイ国認定の世界チャンピオンとなった輝浪は「最高峰のリングでベルトを巻けました。やっと緊張から開放されてホッとしたのと、これで胸張って日本に帰れます。次は日本の最高峰のリングですかね!?」とコメント。新人時代には武田幸三(治政館)と引き分け、練習ながら魔娑斗(シルバーウルフ)とも手を合わせたことのある輝浪。日本の大器が本場タイで快挙を成し遂げ、WPMFのベルトを手に日本に逆上陸するのか?今後の活躍に注目が集まる。
タイ『スッグ・ムエタイルンピニーグルークグライ』
2005年1月22日(土)タイ・ルンピニースタジアム
試合開始20:30
<試合結果>
▼WPMF世界スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R(インターバル2分)
○輝浪(日本/フリー)
TKO 1R ※左ハイキック
●ハッサン・ターカン (トルコ/ムエタイプラザ)
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