「R.I.S.E.]U」
R.I.S.E.プロモーション
2005年1月30日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場16:00 開始16:30
※この大会の模様は近日「リングサイドムービー」でお送りします!
▼メインイベント -65kg契約 3分3R
○尾崎圭司(チーム・ドラゴン/169p/24歳)
4勝(1KO)1敗
判定2−0 ※30−30、30−29、30−28
●北山高与始(S-FACTORY-KOBE
OKAMURA GYM/177p/26歳)
2勝(1KO)3敗1分
1R、尾崎は左右のローを確実に当てて前に出る。プレッシャーで北山を下がらせ、ローとハイキック。北山もハイからパンチで応戦するが、ローで追い詰めていくのは尾崎の方。右ストレートをヒットさせた尾崎は、ラウンド終了間際にはバックブローも繰り出す。
2R、やはり左右のローを的確に決める尾崎。北山が前に出てくると、首相撲でコントロールしてのヒザ蹴り連打。さらに踵で北山の腿を蹴る。ローを効かされる北山は、首相撲からのヒザ蹴りに活路を求め、尾崎を捕まえにかかった。北山の執拗なヒザ蹴りに、尾崎はバックブロー、テコンドー仕込みのバックキックで応戦する。
3R、北山はしつこく捕まえてのヒザ蹴り。途中からはパンチに転じて、ストレートで尾崎を押す場面も。尾崎のローは効いているが、その後のパンチの打ち合いになると、体ごと前に出てくる北山に押されてしまう。パンチとヒザで前に出る北山、尾崎はローキックから、残り30秒で打ち合いに転じる! ロープ際で激しく打ち合う二人。手数で押しているのは尾崎だ。ここで終了のゴングが鳴った。
判定は一人がドローだったが、2−0で尾崎が勝利した。判定が告げられると、北山はガックリと崩れ落ち、涙を流した。
▼セミファイナル -70kg契約 3分3R
○TATSUJI(アイアンアック/174cm/23歳)
2勝1敗
判定3−0 ※30−26、30−26、30−27
●CRAZT884(スクランブル渋谷/179p/24歳)
7勝(3KO)4敗1分
1R、前へ出る884だが、TATSUJIは若い頃の村浜武洋を髣髴させるようなステップから低く潜り込んでの鋭い連打。右ストレートを突破口に、左右フックをヒットさせる。884はパンチを避けるように接近し、ヒザ蹴りに持ち込む。TATSUJIは組み付いてきた884に右フックを叩き込み、884が倒れるがこれはスリップ判定。パンチで前に出る884に小気味よく左フックを当てるTATSUJI、それでも884が前に出てくると右フックのカウンター一閃! ダウンを奪った。
2R、組み付いてくる884に連打を見舞おうとするTATSUJIだが、狙いすぎでパンチがやや大振りに。884はその間隙を突き、組み付いてのヒザ蹴りを狙っていく。884の巧みなクリンチワークに、距離と連打を潰されるTATSUJI。時折、フックが884の頭を大きく傾けるが、連打を許してもらえない。
3R、速い連打で勝負を賭けるTATSUJIだが、884はやはりクリンチを多用、そこから投げを見舞う。しかし、TATSUJIはフックからストレートに切り替え、右ストレートを何度もクリーンヒットさせた。走って飛び込んだり、投げを出したりとかく乱戦法に出る884だが、TATSUJIのパンチは単発ながらも的確に884を捕らえ、TATSUJIが2004DoAトーナメント3位を僅か3戦目にして下した。
▼第4試合 ヘビー級契約 3分3R
○澤屋敷純一(チームドラゴン/184p/105s/20歳)
4勝(2KO)1敗
KO 3R1分56秒 ※3ノックダウン
●山中政信(アイアンアックス/178p/88s/23歳)
3勝(1KO)2敗
ヘビー級DoAトーナメントへ向けて、R.I.S.E.では定期的にヘビー級の試合が組まれていく。今大会でもこの1試合が組まれた。1R、澤屋敷はジャブからロー、山中はパンチで入っていく。左ローを的確に当てて行く澤屋敷に対して、山中はハイキックを狙い撃ち。ハイキックを突破口にパンチで入っていき、山中が前に出る。左ハイ、そして左フックと攻める山中。
2R、右ローを連発する山中に、澤屋敷は左フックから右ロー。山中のローにはアッパーを交えたパンチで前に出る。澤屋敷のパンチが山中を捕らえ始め、右ロー、ヒザ蹴りも効果的に入る。ヒザを出しながら前へ出て行く澤屋敷、左フックから右ローのコンビネーションも決める。
3R、堅さの取れた澤屋敷がパンチ、ローで攻める。山中はジャンプしての後ろ廻し蹴りの奇襲から左ミドルを決めるが、すぐに澤屋敷のヒザに捕まってしまう。ジャブからロー、接近してのヒザで圧倒する澤屋敷は、顔面へのヒザで遂にダウンを奪う。パンチで抵抗する山中だが、澤屋敷のヒザからの左右フックで場外エプロンに転落、2度目のダウン。澤屋敷はさらにヒザ蹴りで攻め立て、山中がグロッギーになったところでレフェリーが試合をストップした。
▼第3試合 -70kg契約 3分3R
○渡辺真治(CUC/174cm/34歳)
4勝(1KO)2敗
2R判定3−0 ※20−19、20−18、20−19
●川端健司(チームドラゴン/180cm/23歳)
1勝(1KO)2敗
※2R終了間際に川端がバッティングでカットしたため、2Rまでの採点になった。
1R、サウスポースタイルの渡辺がプレッシャーをかけて川端を下がらせ、左ローキック。川端はパンチで前へ出るが、パワーのある渡辺が右ストレートと左ミドルで押し返す。この日の川端はパンチの精度が悪く、打ち合いに行ってもクリーンヒットを奪うのは渡辺の方。
2R、川端は左ミドルからやはりパンチで打って出るが、空振りが多く渡辺の方が確実にストレートを当てて行く。パンチで押していくのも渡辺だ。渡辺はフックとストレートで押していき、川端が打ち返してくると巧みにクリンチ。中盤になると渡辺がややスタミナ切れで手数が減ってくると、川端が攻め込む。しかし、焦ったのかロープ際に後退した渡辺に頭から突っ込んでしまい、これがバッティングに。
両者ともに頭を押さえる中、川端が右目尻をカットしてしまったため試合続行不可能となってしまった。規定により、2Rまでの採点結果で渡辺が勝利した。
▼第2試合 -51kg契約 3分3R
○長島佳代子(Y-park/160p/23歳)
2勝(1KO)無敗
判定3−0 ※30−28、29−28、29−27
●岡田敦子(蹴健道/160p/28歳)
2勝2敗1分
▼第1試合 -59kg契約 3分3R
○上松大輔(チームドラゴン/173cm/20歳)
1勝
判定3−0 ※30−27、30−27、30−26
●小野隆介(クロスポイント/171p/29歳)
1敗
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