マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「DETERMINATION《決心》2nd 〜激突☆王者VS王者〜」
2005年3月13日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 本戦開始18:00
※新人戦開始16:00
※今大会の激闘は「リングサイドムービー」で近日アップ!
▼メインイベント(第9試合) 交流戦 62kg契約 3分5R
J-NETWORKライト級王者
○西山誠人(アクティブJ)
TKO 2R1分59秒 ※左縦ヒジによるカット
MA日本ライト級王者
●木村 允(土浦)
現在のキック界で最高の盛り上がりを見せているライト級戦線。誰が一番強いのか、その答えの一つが出る。MAのエースでライト級王者の木村と、J-NETのエースでライト級王者の西山。最高峰のカードが実現した。
1R、気合い十分の木村がローで先制。スピードを高めて左右のローを連続的に叩き込んでいく。西山もローを返すが、木村はすぐに切り返しのロー。西山のローに合わせて左ストレートも木村がヒットさせる。西山も右ストレートで下がらせ、後半には左ストレートもヒットさせたが、ローの足数で木村がやや上回った。
2R、やはりスピードを活かしてローを蹴ってくる木村に、西山は右ストレートを合わせながら前へ出る。ロー、ミドルを蹴るがどんどんパンチで前へ出る西山。ならばと木村もパンチから縦ヒジを繰り出すが、西山に読まれて当てる事は出来ない。
そして、ローに合わせた西山の右アッパーがヒット! 広報へ倒れる木村。ダウン! 立ち上がった木村に西山がパンチで襲い掛かり、木村はフラフラになりながらもヒジとパンチで逆転を狙うが、西山は右ストレート、右アッパー、左ヒジを的確に入れてくる。破れかぶれになった木村へ、西山の右ヒジ。倒れる木村。これはスリップとなったが、立ち上がったところへ右の縦ヒジをもらってしまった。バックリと目の上をカットされた木村。ドクターチェックの後、西山のTKO勝利が宣告された。王者対決の名に相応しい激闘にピリオドが打たれた。
●西山のコメント
「久々に打ち合った。自分から行かないようにしていたのに、セコンドがGO!GO!って言うから。(木村の)気持ちは伝わってきました。最初からスピードがあって、ローいっぱいもらっちゃった。こっちが空振りしたら追っかけてきて…気合い入ってるなって。目が合ったら“来い来い”って木村君が言ってるので、のせられましたね。スタミナないんで、最初から飛ばすと吉本戦の二の舞になるかなって。
1Rはセコンドから取られたって言われたし。奥足のローは気にしてた。2Rは打ち合うしかないと思ってた。最後はアッパーがドンピシャ。あれは練習してました。相手の飛び込みに合わせてのアッパー。満足度は100%です。遠くからの縦ヒジは当たらないと思ってました。右の縦ヒジで切ったのは初めてです。
実は三週間前にインフルエンザをやった。体重も筋肉もスタミナもなくなっちゃったんで、どうしようかと思ったんですけど、みんなが協力してくれて。今日はJ-NETのみんなの勝利です。
今日はいろんな人が見に来てましたね。白鳥、大月…やっぱり他団体もMAさんのように大きな器でチャンピオン対決をやってもらいたい。ウチはいつでもどこでもやりますから、今年は他団体チャンピオン狩りツアーをやります」
●木村のコメント
「悔しい。ヒジでカットされたのも、日本人に初めて負けたのも。アッパーは全然、分からなかった。本当はあと10秒あったらダメージ回復できそうだったけど、向こうもそういうチャンスは逃さないですね。1Rやってみたあとに飛び込みの良さ、出入りの良さ、パンチの当て方が巧いと思った。本当はミドルとか蹴っていきたかったけど、結局全然蹴れなかった。課題はいつも山積み。また他団体のチャンピオンとやれるようになるには、一から練習しなおします。それでもう1回西山選手と闘ってリベンジするしかないでしょう」
▼セミファイナル(第8試合) ウェルター級ランキング戦 ショーダウンマッチ 3分3R(延長2R)
同級1位
○笹谷 淳(橋本)
判定3-0 ※三者とも30-27
元MA3階級王者・同級2位
●山崎道明(東金)
▼第7試合 交流戦 70s契約 ショーダウンマッチ 3分3R(延長2R)
J-NETWORKミドル級1位
○田中貴之(WSR)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
MA日本ミドル級1位
●長浜あらし(武勇会)
▼第6試合 スーパーフェザー級 ショーダウンマッチ 3分3R(延長2R)
同級2位
○泉 雄策(山木)
判定2-0 ※29-28、28-28、30-28
同級4位
●山本佑機(橋本)
1Rに泉が右ストレートでダウンを奪う。
▼第5試合 スーパーライト級契約 ショーダウンマッチ 3分3R(延長2R)
MA日本ウェルター級4位
○ナックル・ユウジ(川田)
TKO 1R3分0秒 ※口の下をカット
MA日本ライト級3位
●TAKI(士道館)
▼第4試合 フェザー級 ショーダウンマッチ 3分3R(延長2R)
○奥山光次(渡辺/同級4位)
判定3−0 ※三者とも30−28
●沖津伊久磨(東金/バンタム級3位)
▼第3試合 バンタム級 ショーダウンマッチ 3分3R(延長2R)
○真方大輔(KAKUMEI直心会/同級4位)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
●佐藤英二(マイウェイ/同級7位)
※本戦判定0−1(29−30、30−30、30−30)
▼第2試合 ウェルター級 3分3R
△メリケン雄人(KAKUMEI契明)
ドロー 判定1−0 ※29−29、29−28、29−29
△綱島容一(山木/6位)
▼第1試合 ライト級 3分3R
○丸山昌宏(習志野)
判定3−0
●渡辺大介(ダイケン/同級6位)
▼ヤングファイト第8試合 ライト級 2分3R
○加藤潤一(谷山)
KO 1R1分11秒
●近藤一輝(真樹愛知)
▼ヤングファイト第7試合 フェザー級 2分3R
○田中秀和(橋本)
判定3−0
●貴一(ウィラサクレック)
▼第6試合 ヘビー級 2分3R
○ファルコン(谷山)
判定2−0
●高橋俊博(菅原)
▼第5試合 ウェルター級 新人王戦 2分3R
○市川光大(橋本)
KO 2R1分01秒
●本川耕宜(山木)
▼第4試合 バンタム級 新人王戦 2分3R
○平本 悠(橋本)
判定3−0
●星野友太(WS群馬)
▼第3試合 フェザー級 新人王戦 2分3R
○長堂雄司(WS本部)
判定2−0
●高野ヨシ(KAKUMEI直心会)
▼第2試合 フェザー級 新人王戦 2分3R
○遠藤智久(ダイケン)
判定3−0
●松永直樹(真樹アイチ)
▼第1試合 バンタム級 新人王戦 2分3R
○屋富祖裕信(WS本部)
判定3−0
●朝増初音(習志野)
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