【プロ柔術Gi】昼の部　ワールドカップ1回戦　一本勝ちが続出！

2005/04/09

▼第7試合　Giワールドカップ1回戦
○福住慎祐（名古屋BJJクラブ）
一本　8分58秒　※腕ひしぎ十字固め
●ホドリゴ大西（グレイシー・サンパウロ）
＜試合展開＞
　引き込んだホドリゴが、バックを狙う福住の動きにあわせて、上手く体を回転させて上のポジションを取り、ポイントを先行する。しかし福住もガードから巴投げのようにスイープ。上から足を降ってパスを仕掛け、亀になるホドリゴにバックを狙う。これに対し大西は前転してオモプラッタ、ハーフガードから立ちあがりスタンドへ戻す。再開後、引き込んだホドリゴが再びスイープ。しかし福住もすぐに帯を持って、ホドリゴの体を跳ね上げてスイープすると、イノキ・アリ状態からホドリゴの足を越えて腕十字を極めた。

▼第6試合　Giワールドカップ1回戦
○小室宏二（RJJ＆足立学園）
一本　5分27秒　※腕ひしぎ十字固め
●石川祐樹（トライフォース）
＜試合展開＞
　引き込んだ石川に対して、小室がイノキ・アリ状態からパスを狙うという展開でスタート。小室が石川の足を飛び越えるようにパスを仕掛ける。これをタックルで切り替えした石川だったが、小室は帯取り返し。これは失敗し、小室が下になったものの、石川の左腕をガッチリとロックして、腕十字を極めた。

▼第5試合　Giワールドカップ1回戦
○片岡誠人（PUREBRED大宮）
ポイント　4-2
●レアンドロ山下（ホシャ柔術）
＜試合展開＞
　引き込んで三角絞めを狙うレアンドロ。片岡は自分で膝でガードを割って足を一本抜く。後ろ袈裟の状態から残った足を引き抜こうとするが、レアンドロがそれを許さない。スタンドに戻ると、今度は片岡が引き込んでハーフガードから、レアンドロを後ろに押し倒すようにスイープ。ポイントを先取する。しかしレアンドロも同じようにハーフガードから片岡をスイープし同点とする。下になった片岡はレアンドロの両袖を掴み、腕の外から足を入れてコントロール。何度かレアンドロのバランスを崩してスイープしかけるが、ポジションを変えるまでには至らない。しかし片岡がハーフガードからのスイープを決めると、ハーフガードでディフェンスするレアンドロの足のクラッチに手をこじいれてパスガード。最後は下になった片岡だったが、そのまま逃げ切った。

▼第4試合　Giワールドカップ1回戦
○植松直哉（クロスポイント）
ポイント　2-0
●ジョン・ラミレツ（NewBreedAcademy）
＜試合展開＞
　開始直後に綺麗な投げでテイクダウンを奪った植松だったが、ここからラミレツのガードを崩せず。インサイドから立ち上がり、足を振って上四方で押さえ込もうとするものの、ラミレツのしつこくついてくる足を振り切ることが出来ない。ポイントを選手されたラミレツも下からの腕十字やヒップスローでポイント挽回を狙うが、植松がテイクダウンのポイントを守り、逃げ切った。

▼第3試合　Giワールドカップ1回戦
○林秀徳（グレイシーバッハシコク）
一本　9分26秒　※腕ひしぎ十字固め
●福本吉記（クラブ・バーバリアン）
＜試合展開＞
　先に引き込んだのは福本。ガードから腕十字を狙うが極まらず、林の体を蹴りはなしてスタンドへ戻す。今度は林がガードで引き込むと、下からオモプラッタと三角絞めのコンビネーション。ハーフからの潜りスイープを決めると、そのままバックを取って一気に6ポイントを奪取する。そしてハーフガードで上になると、奥の手に腕十字を極めた。

▼第2試合　Giワールドカップ1回戦
○櫻澤正己（フリー）
一本　1分17秒　※膝十字固め
●へナート・シウバ（INFIGHT）
＜試合展開＞
　引き込むシウバに対して、櫻澤はイノキ・アリ状態から飛び付くように腕十字を狙う。シウバはハーフガードから潜りスイープを仕掛けるが、櫻澤がカウンターの膝十字。見事一本勝ちを収めた。

▼第1試合　Giワールドカップ1回戦
○片庭勝宣（AXIS柔術アカデミー）
一本　6分53秒　※送り襟絞め
●鶴屋浩（パレストラ松戸）
＜試合展開＞
　片庭が飛びついてガードポジションを取ると、後ろ袈裟の状態からパスガードを仕掛ける鶴屋に対して、スイープを狙う。何とかポジションをキープする鶴屋だったが、片庭はそのまま後ろに回ってバックポジションへ。最後は自分がガードポジションになりながら、送り襟絞めを極めた。