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【ライズ】尾崎圭司、判定で辛勝!A.KAMINEが井手泰晴を下す

2005/05/29


R.I.S.E.プロモーション「R.I.S.E. XX」
2005年5月29日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
開場16:00 開始16:30

▼メインイベント 67.0kg以下契約 3分3R
尾崎圭司(チームドラゴン) 6勝(1KO)1敗
判定 2-1 ※30-28、29-30、30-28
北野ユウジ(ソーチタラダ渋谷) 7勝(1KO)9敗2分

 これまで65s契約で試合を行ってきた尾崎が、秋のDoAトーナメント出場を視野に入れてウェイトアップを図り、67s契約に初挑戦。対する北野はJ-NETWORKウェルター級3位で、尾崎の3倍にも及ぶ試合経験を積んでいる。

 尾崎はいつものように、バックボーンであるテコンドーの道衣を着て入場。リングインすると華麗な回転廻し蹴りを披露する。

 1R、尾崎は深い蹴り込みの右ローキックを、サウスポーの北野に狙い撃ち。北野は左ミドルを中心に試合を組み立て、ローVSミドルの様相。尾崎は時折、リズムを変える様に左フックで飛び込んでみたりもする。北野が組んでくると、踵を後ろから回して太腿を蹴る。

 2R、尾崎が攻めて行く。ローだけでなく、フック、アッパーを交えて北野の左ミドルにはテコンドー仕込みのバックキック、ローを合わせる。ボディブローから右アッパー、パンチで突っ込んで行っての連打を決めた。

 3R、尾崎が一気に攻撃を仕掛ける。バックキックを連発し、北野が下がると踵落とし。左フックやストレートで突っ込み、パンチ&ローと見せかけてバックキックやバックブローなどの大技を連発だ。北野はこのうるさい攻撃に対して組みで応戦。組み付いてヒザ蹴りで尾崎の動きを止めていった。

 判定はスピリットながらも尾崎が勝利。またしてもKOは奪えなかったが、テコンドーの足技とアグレッシブなパンチで観客を沸かせた。


▼セミファイナル 70.0kg以下契約 3分3R
A.KAMINE(TARGET) 7勝4敗3分
判定 2-0 ※30-29、29-29、30-29
井手泰晴(リアルディール) 14勝(10KO)3敗

“リアルディール第三の男”井手が昨年のDoAトーナメント以来の登場。裕樹、龍二に続いて存在をアピールしたいところだ。対するA.KAMINEは最近パッとしない試合が続いているが、今回の試合へ向けてK-1ファイターらと連日スパーリングをしてきたという。

 1R、右ストレートからの連打で迫る井手に、A.KAMINEは下がりながらのインローと左ミドルで対抗する。井手もローを蹴ってストレートへ繋げるが、A.KAMINEは井手が追ってくるところへワンツーをヒットさせ、ローへ繋げる。

 2R、A.KAMINEの左ローと井手のレバーブローの対決に。井手は前へ出て右アッパー、左フックをヒットさせ、ロープに詰めてのパンチ連打。しかし、A.KAMINEがローを蹴ってワンツーに繋げ、すぐに離れる。井手が前へ出るとA.KAMINEはローからワンツー、ワンツーからローと井手の機先を制する。

 3R、井手がKO狙いで開始と同時にラッシュを仕掛けるも、A.KAMINEは井手の闘志を空回りさせるようにヒット&アウェーを繰り返す。井手はアッパー、フックのコンビネーションでA.KAMINEをコーナーへ追い込み、連打を決めるがこれもクリンチで逃げられて、後半もクリンチに捕まりいいところを出せなかった。






▼第4試合 70.0kg以下契約
加藤 健(OGUNI-GYM) 7勝(3KO)3敗1分
KO 1R2分54秒 ※右ストレート
K・ルイス(総武館) 6勝(3KO)3敗3分

 1R、加藤がオープニングからいいレバーブローを放つと、ルイスはすぐにクリンチ。以後も加藤が積極的に出入りを繰り返してパンチを当て、ルイスはあまり動かない。最後はお見合いからルイスが放った右ストレートに加藤が右のクロスを合わせ、ルイスはそのまま前のめりにバッタリと倒れた。




▼第3試合 70.0kg以下契約
川端健司(チームドラゴン) 2勝(1KO)2敗
判定 3-0 ※30-27、30-27、30-28
世良田大吾(アイアンアックス) 2敗

 1R、世良田は距離をとって左ミドル、右ロー。川端はストレートから接近してパンチのコンビネーションを放つ。世良田が左ストレートで距離を取っての左ミドル、川端はそれを無視するかのように接近していき、パンチのコンビネーションから首ヒザへと繋げていく。打ち合いにもって行きたい川端は右ストレートから接近戦を挑むも、世良田は下がってそれを許さない。

 2R、世良田がいきなりの踵落とし! 川端は組みヒザを多用して、ボディを攻めまくる。川端が右ミドルから右ストレート、組みヒザと攻めれば、世良田は左ミドルで距離をとって飛びヒザ蹴り。世良田の左ミドルがきれいに入るのだが、川端はすぐに接近してパンチの連打を見舞い、下がる世良田を追い回していく。受けに回っているのは世良田。川端はミドル一発で終わってしまう世良田に対し、右ローとヒザで手数で攻めて行く。

 3R、川端は右ミドル、右ストレート、すぐに組みヒザと圧倒的に攻める。世良田がいい左ミドルを入れても、すぐに右ストレートからのヒザで川端が逆襲。下がる世良田、右ストレートで追う川端という展開になり、最後は世良田もミドルの連打で勝負を賭けたが、川端の右ストレートに吹っ飛ばされた。全体的に川端のパワーが優ったという印象だった。


▼第2試合 51.0kg以下契約
長島佳代子(y-park) 3勝(1KO)1分
判定 3-0 ※30-28、30-29、30-29
勝山舞子(留魂塾) 3勝(2KO)4敗2分












▼第1試合 57.0kg以下契約
上松大輔(チームドラゴン) 1勝1敗
KO 1R1分43秒 
野良猫友太(ワイルドシーサー群馬) 3敗

【関連リンク】
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