リアルジャパンプロレス/スーパータイガージム
『リアルジャパンプロレス旗揚げ戦』掣圏真陰流トーナメント
2005年6月9日(木)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
<試合結果>
▼トーナメント決勝 3分3R
○滝沢充(スーパータイガージム)
判定 3−0
●崎浜秀剛(截空道)
<試合展開>
1R、左のインロー飛ばす崎浜に対して、滝沢は右のフックで飛び込んでいく。距離が出来ると滝沢はすぐに右のロー、組み付くと果敢にテイクダウンを狙う。これに対し崎浜は1回戦で見せたフロントチョークを多用するも、速いブレイクによって極める事が出来ない。滝沢より約7kg重い崎浜は、パンチで前に出る滝沢に組み付き、ロープ際まで押し込んで滝沢のスタミナを奪っていく。
2R、崎浜は前蹴りとローキックで滝沢を懐に入れさせず、ハイキックやボディにヒザ蹴りを突き刺さすなど、蹴り主体の攻撃。しかし滝沢は蹴りを貰いながらも、どんどん前に出て左右のフックを振り回していく。そしてラウンド終盤、タックルでテイクダウンを奪った滝沢がインサイドから強烈なパウンド。一気にラッシュをかけて、確実にダメージを与える。
3R、攻め疲れの見える滝沢が崎浜をロープまで押し込んでブレイクという展開が続き、崎浜がローとヒザ蹴りで徐々に形勢を逆転していく。しかしセコンドに付いた渡辺渡辺掣圏会館館長に激を飛ばされた滝沢は、終盤に息を吹き返し気力でテイクダウンを奪っていく。試合は旗判定となったが、最後まで攻め続ける姿勢を崩さなかった滝沢に軍配が上がった。
▼トーナメント1回戦 3分2R
○崎浜秀剛(截空道)
判定 2-1
●斉田亮平(掣圏会館)
<試合展開>
1R、前回トーナメント準優勝者の崎浜が、得意の打撃で斉田を圧倒。タックルから寝技に持ち込みたい斉田だったが、ブレイクの速さに苦しめられる。崎浜の左ストレートが何度も斉田の顔面を捉えるが、斉田は組み付いて首相撲からのヒザ蹴りで反撃を試みる。
2R、崎浜のパンチに合わせて、テイクダウンを奪い続けた斉田だったが、終盤にきて疲れが見え始め、口を大きく開けて呼吸するなど、あからさまにスタミナ切れが目立つ。そんな斉田に対し、崎浜はヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウン、スタンドの状態からギロチンチョークを狙うなど、打撃以外の部分でも有利に試合を進めていった。
▼トーナメント1回戦 3分2R
○滝沢充(スーパータイガージム)
判定 3-0
●細江俊裕(精華道場)
<試合展開>
1R、身長で約10cm上回る細江が、リーチを生かしたパンチとローキックで攻め立てるが、滝沢はタックルを織り交ぜながら、接近して回転の早いパンチで応戦。ラウンド終盤、細江の左右の連打で滝沢がバランスを崩す場面があったものの、尻餅を付いた滝沢がすぐに立ち上がり、ピンチを逃れる。
2Rに入ると、滝沢の細かいパンチの連打が当たり始め、細江は時折ローを返すという展開に。滝沢は細江のインローにパンチを合わせるなど、試合を徐々に支配していく。そして滝沢の左ローからの左右のストレートが、綺麗に細江の顔面を捉え、細江はそのままダウン気味に後ろに倒れこむ。すかさず滝沢はインサイドからパンチを落とすが、ブレイクとなってしまい、チャンスを生かせず。しかし試合を通じて的確にパンチを当て続けた滝沢が判定をモノにした。
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