GCM「DEMOLITION 050727」
2005年7月27日(水)東京・新木場1stリング
開場18:30 試合開始19:00
<決定対戦カード>
▼メインイベント 5分2R -72,5kg契約
○美木 航(和術慧舟會RJW)
一本 2R3分1秒 ※ストレートアームバー
●虎(SKアブソリュート/高屋祐規が改名)
<試合展開>
1R、前蹴りで突っ込む虎は、組み付いて外掛けでテイクダウンを狙うが、美木がグラウンドで上のポジションを奪う。美木はガードを取る虎の頭をコーナーに押し付け、立ち上がってイノキ・アリ状態から足を振ってパスガード。足を一本抜くものの、虎が体を起こして立ち上がりタックルに切り返す。そのままコーナーでの差し合いとなりブレイク。再開後、左ストレートを当てた美木がテイクダウンを奪うも、なかなか有効打を当てることが出来ず、美木はスタンドを要求。スタンドで左ストレート、右フックを当てた美木。この日初めてテイクダウンを許すも、すぐにスイープしサイドから鉄槌。マウントを取ったところで、ラウンド終了となる。
2R、いきなり組み付いてテイクダウンを狙う虎だったが、美木はロープを背に立ち上がると、逆にさば折りでテイクダウンを奪う。そしてイノキ・アリ状態から足を振ってパスガード。サイドポジションとなった美木は、自分の膝で虎の腕を押さえつけて鉄槌。最後はがら空きになった逆の腕を取ってストレートアームバーを極めた。
試合後、試合の3日前にぎっくり腰を起こしたことを明らかにした美木は、「腰が悪くて思い切り打撃が出来なかった」と試合内容を反省。9月の修斗後楽園大会への出場をアピールした。
▼第4試合 5分2R -57kg契約
○ヒートたけし(和術慧舟會RJW)
一本 1R37秒 ※チョークスリーパー
●ランボー松風(チームKIBA)
<試合展開>
1R、元MAキックランカーのランボーに殴りかかっていたヒート。一気に組み付くとスタンドの状態のまま、足をフックしてバックポジションへ。そのままチョークスリーパーの形に入り、最後はグラウンドに持ち込んで秒殺勝利を挙げた。
▼第3試合 5分2R -61kg契約
○ガチ(チームKIBA/和知正仁が改名)
判定 3-0
●杉島大輔(和術慧舟會東京本部)
<試合展開>
コーナー、ロープ際での差し合いが続いたこの試合。ガチの組んだ状態からの膝蹴りと離れ際のパンチで、杉島が鼻から出血する。杉島も果敢に左ストレートを放っていくもクリーンヒットはなく、ベテラン・ガチが判定勝利を収めた。
▼第2試合 5分2R -85.5kg契約
○川村亮(パンクラスism)
判定 3-0
●九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)
<試合展開>
1R、踏み込んでの右ストレートを当てた川村。ぶんぶん振り回す九十九のフックと突進になかなかペースが掴めなかったものの、2Rに入るとワンツーだけでなくアッパーやフックも織り交ぜながら、徐々にスタンドの打撃で優勢に試合を進めていく。終了間際にバックを奪われかけた川村だったが、すぐにインサイドに戻しピンチを脱出。スタンドのパンチでダメージを与えた川村がプロデビュー戦を飾った。
▼第1試合 5分2R -73kg契約
○及川希(和術慧舟會岩手支部)
一本 2R3分26秒 ※三角絞め
●南陽拝(禅道会)
<試合展開>
カニバサミで再三足関節を狙う及川は、1R終盤に膝十字とヒールホールドを極めかけるも、南はタップしない。しかし2R、ガードポジションとなった及川が腕十字と三角絞めをしつこく
狙い、最後は三角絞めで南からタップを奪った。
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