「TITANS 2nd」
TITANS大会事務局/新日本キックボクシング協会
2005年8月22日(月)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場16:30 開始17:15
<試合結果>
▼メインイベント WKBA70kg級選手権試合 3分5R
○ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/ブンチュウ)
KO 3R2分24秒 ※右ストレート
●武田幸三(治政館)
▼セミファイナル ラジャダムナンスタジアム認定ライト級選手権試合 3分5R
王者
○ジャルンチャイ・ジョー.ラチャダーゴン(タイ)
判定 3-0
同級10位・日本ライト級王者
●石井宏樹(藤本)
▼第6試合 ヘビー級3分3R
○ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/伊原道場)
判定 3-0
●中迫 剛(ZEBRA244)
▼第5試合 70kg級3分3R
ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者
○シン・ノッパデッソーン(タイ/伊原道場))
判定 3-0
K-1 WORLD MAX 2005日本予選準優勝
●新田明臣(バンゲリング・ベイ)
▼第4試合 ミドル級3分3R
ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者
△ラムソンクラーム・スワンアハンザーウイー(タイ)
判定 1-0
△後藤龍治(伊原道場)
▼第4試合 フェザー級3分3R
日本フェザー級王者
○菊地剛介(伊原道場)
判定 ※ジャッジの発表なし
●クリス・ホワイト(オーストラリア)
虎の被り物を頭に乗せて登場したホワイト。サウスポースタイルだが、その実力はいかなるものか。1R、菊地は左右のローキック。ワンツーから組み付いていつものように首相撲からの投げを見舞おうとするが、ホワイトも投げをうとうとする。菊地は左ローから右ミドル、左フックを強烈にヒットさせる。菊地が強気に打ち合いへ行ったところでゴング。
2R、菊地は右ローからワンツー、左ミドル。右ローに左フックを合わせてスリップさせる。パンチで迫るホワイトに左右のロー、ワンツーにはワンツーを返し、組み付き際には右フック。ホワイトの右フックに菊地はワンツー、ホワイトが左フックでコーナーへ追い詰める。
3R、菊地は組み付いてのヒザ、右ローから右ミドル、飛び込んでのワンツーを放つが、いずれもクリーンヒットは出来ない。菊地の左右フックに組み付くホワイトは、パンチのコンビネーションで菊地を追っていくも、こちらもクリーンヒットは奪えない。ラスト10秒で菊地がストレートでラッシュをかけるも、ホワイトはクリンチ。盛り上がりに欠けたまま、試合終了のゴングを聞いた。
▼第3試合 日本バンタム級選手権試合3分5R
挑戦者・同級2位
○蘇我英樹(市原)
判定2-0 ※49-49、49-48、50-49
王者
●加村健一(伊原道場)
※加村が3度目の防衛に失敗、蘇我が新王者に就く。
1R、右ローを皮切りに蘇我が一気に攻める! 組み付く加村にヒジ打ち。蘇我が右ローから右ストレート、左フックをクリーンヒットさせ、ロープへ詰めてのアッパーでグラつかせる。下がりながら左ミドルを蹴る加村、蘇我のパンチをガードして右ロー。ノーガードになって蘇我のパンチをヒョイヒョイとかわしてみせる。
2R、加村が顔面への前蹴りで先制。パンチで突っ込む蘇我を捕まえてクリンチ。ジャブ、右ロー^で距離をとって闘う加村、蘇我が入ってくるとすぐにクリンチで捕らえてしまう。右ローで蘇我を転倒させる加村。ジャブ、右ローで距離を取って蘇我が詰めてくると右のヒジを振るう。首相撲でも倒し、徐々に加村の上手さが光り始める。
3R、開始早々に加村の顔面前蹴りがヒット。蘇我も右ローで攻めてパンチへ繋ごうとするが、加村のクリンチに捕まる。出足を捕らえる加村の右足払いで蘇我が転倒。接近戦になるとすぐに組んでのヒザ蹴りだ。蘇我の右ローに右ハイを返し、蘇我にコーナーへ詰められそうになるとすぐにクリンチ。加村の飛び込み様の右ヒジがヒットしたところで終了。加村が完全にペースを握っている。
4R、加村は右ロー、右の顔面前蹴り、蘇我が蹴ってくると頭を振ってヒョイとよける。パンチで攻め込む蘇我、しかし、ヒョイとよけてしまう加村。危なくなるとすぐにクリンチ。それでも蘇我はパンチで前へ出て行く。蘇我は右ローからパンチの連打でコーナーへ追い詰めたが、ゴングが鳴った。
5R、蘇我がパンチでラッシュをかけるが加村に捕まる。加村は右ロー、蘇我が入ってくるところへヒジを見舞うと、蘇我は左の目尻から激しい出血。ここぞとばかりに攻めるか村はミドル、ローで転倒させ、蘇我が打ち気になるとクリンチではぐらかす。パンチを打ってくる曽我に右ヒジ、加村自ら突っ込んでの飛びヒザからクリンチ。引き剥がして左右フックを放つ蘇我。加村も必死にしがみつく。最後までフックで攻める蘇我に、守る加村という展開で試合終了。
判定は2-0で攻め続けた蘇我に凱歌が上がり、蘇我が無敗のまま新チャンピオンの座に輝いた。
▼第2試合 ヘビー級3分3R
日本ヘビー級1位
○内田ノボル(ビクトリー)
反則勝ち 1R1分29秒
●ネイサン・“カーネッジ”・コーベット(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
1R、内田は右ロー二連発から左ロー、ネイサンは左のレバーブローを放つ。ネイサンがプレッシャーをかけつつ右ロー、内田は下がりながらの左ミドルを放つが、バランスを崩して倒れた内田の頭へネイサンが反則の蹴りを放ってしまう。悪質な反則にうずくまったまま立てない内田にドクターが駆け寄った。
ネイサンに減点1が与えられ、試合再開するかとも思われたが、内田はフラフラとして歩く事も出来ない。試合続行不可能と見なされ、ネイサン反則負けのゴングが鳴らされた。
▼第1試合 ヘビー級3分3R
○ポール・スワロンスキー(ポーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
KO 2R0分38秒 ※右ローキック
●郭 允燮(韓国)
1R、長身のポールに猛然と攻め込む郭だが、パワー差と体格差は歴然。ポールの右ローに郭の体が揺らぎ、ワンツーで後ずさり。ポールの右ローに、郭の足がくの字に曲がる。郭はジャンピング・ハイキックを繰り出すも、あえなく跳ね返される、ポールは左ストレートから右ハイでフッ飛ばし、右ローから右ハイ、そして右ストレートを入れてラウンド終了間際にダウンを奪う。
2R、郭は思い切って右ストレート。ガオグライばりに足を使ってリングを回り、攻めるチャンスを伺うがポールの右ローでダウン、そのままKO負けとなった。
【オープニングファイト】
▼女子特別試合エキジビションマッチ 57kg契約 3分1R
―ラターシャ・マラゾラ(アメリカ)
エキシビジョンのため勝敗なし
―篠原 光(チーム南部)
▼65kg契約 3分3R
○高 修満(伊原)
判定 ※ジャッジ集計発表なし
●中川タカシ(トーエル)
▼日本ライト級3分3R
△マサル(トーエル)
ドロー ※29-30、30-30、30-30
△朴 龍(市原)
▼女子特別試合ANGEL’Sフライ級
3分2R
○千葉歌織(伊原道場)
判定3-0 ※20-15、20-16、20-16
●奥有紀子(トーエル)
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