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【NJKF】タップナー恐るべし!打ち合い挑んだ国崇をワンサイドで倒す

2005/09/24



ニュージャパンキックボクシング連盟
「INFINITE CHALLENGE [」

2005年9月24日(土)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00

▼ダブルメインイベント(第13試合) 日本・タイ国際戦65kg契約3分5R
タップナー・シットロムサイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム・スーパーフライ級&WMC同級王者)
KO 1R1分11秒 ※左ストレート
国崇(拳之会/NJKFバンタム級王者)

<試合展開>

 1R、国崇が開始と同時に思い切った打ち合いに出る。いきなりストレートで切り込むと、タップナーもこれに応えて左ストレートで応戦。両者の渾身の一発、当たれば確実に倒れるという強力な一発が何度も交錯する!
 ガードなど考えず、全力の一発を振りぬく両者にどよめきがあがった。

 しかし、最初にその一発をもらってしまったのは国崇のほう。左アッパー気味の左フックでダウン。立ち上がったところで左ストレートにヒジのカウンターをもらい、バランスを崩したところに左ハイで立て続けにダウンを喫し、立ち上がるもすでに足元がふらついている。

 それでも国崇は起死回生の飛びヒザ蹴りを放っていったが、最後は左ストレートのカウンターを浴びてKO負けを喫した。

 この衝撃はサムゴー登場以来と言ってだろう。これでNJKF黄金のバンタム級トップ2を共に1Rで倒したタップナーは、「日本人相手なら58kgまで大丈夫」と言ってのけた。これからも「日本で試合がしたい」というだけに、打倒タップナーに立ち上がる日本人を待ちたいところだ。NJKFと交流のある全日本キックのバンタム級王者であり、MACH55を制した藤原あらし。または、全日本キック黄金のフェザー級を支える山本元気、前田尚紀、山本真弘たちにタップナーを迎え撃って欲しいところだ。

●タップナーのコメント
「嬉しいです。相手は全然、怖くなかったです。相手になりません。最初から仕掛けてくるのは予想できなかった。僕はタイでもああいう闘い方ですよ、私はパンチが強いから、いまタイでも相手がいないんです」
※トレーナーは、「タップナーはKOばかりするのでタイでも有名なんだよ」と誇らしげだった。



▼ダブルメインイベント(第12試合) 日本・タイ国際戦67kg契約3分5R
テワリットノーイ・SKVジム(タイ/元ラジャダムナンスタジアム・スーパーフェザー級王者)
TKO 4R終了時 ※笛吹が試合続行不可能に
笛吹丈太郎(大和/NJKFウェルター級王者)

<試合展開>

 これまで木村允、宍戸大樹、増田博正など各団体の王者クラスを総なめにし、日本人キラーの名を欲しいままにしているテワリットノーイ。王座に返り咲いたばかりの、笛吹のハードパンチが一矢報いる事は出来るか?

 1R、顔面前蹴りを軽く飛ばすテワリットノーイ、ヒジ打ちにはどよめきがおこる。笛吹はジャブで距離を測ってのストレートを狙うが、テワリットノーイはボディムーブだけでひょいと避けてしまう。そして、ジャンプしての左ミドルから左フック、これで笛吹が仰向けにダウン。カウントぎりぎりで立ち上がる笛吹だが、ジャブでふらつく。危機一髪のところで初回終了。

 2R、テワリットノーイの前蹴りに笛吹が吹っ飛ぶ。笛吹はボディブロー、ワンツー。ボディで止めてのストレートを狙っていくが、テワリットノーイの重いローと前蹴り、それに固い首相撲に攻められない。テワリットノーイはガッチリ両腕ブロックして笛吹に接近、左右フックを放ち、笛吹が打ち返してくると首相撲で抑える。

 3R、笛吹のジャブにテワリットノーイは前蹴りと右ロー。ジャブからそのままヒジのコンビネーション、笛吹が組み付いてきたところでヒジを見舞ってこの試合2度目のダウンを奪う。笛吹は左右のパンチを放っていくも焦っているため大振り、テワリットノーイは強烈な左フックでまたもダウンを奪う。来い来い、と手招きして挑発し、笛吹のパンチをスイスイと避けるテワリットノーイ。

 4R、強烈な前蹴りに吹っ飛ぶ笛吹。ワンツーで攻めていっても組み付かれ、ヒジをもらう。テワリットノーイはまるで笛吹にぶら下がるようにして、ロックの堅い首相撲からヒジ。笛吹はボディを狙っていくも当たらず、ミドルはキャッチされて蹴り足にヒジを落とされる。テワリットノーイは強いロー、前蹴りで吹っ飛ばし、飛び込んでのヒジ打ちとやりたい放題。ジャンプしてのヒジ落とし、さらにヒジを振るって前へ出る。

 このラウンドも何とか生き残った笛吹だったが、すでに限界。笛吹の試合続行不可能となり、テワリットノーイがまたしてもその戦歴に日本人からの勝利を刻んだ。


▼セミファイナル(第11試合) 日本・タイ国際戦63kg契約3分5R
ランスワン(タイ/元ムエタイ四冠王)
判定 2−1 ※50−49、49−50、50−49
山本雅美(北流会君津/NJKFライト級1位)

<試合展開>

 ベートーベンの「運命」に乗って登場したかつてのムエタイ四冠王ランスワン。80年代に活躍した選手だけに、どこまで実力を保持しているか。大して山本は気志團の「ワンナイト・カーニバル」で客席を盛り上げながら登場、対照的な入場を見せる。両者がワイクーを踊って試合開始。

 1R、山本はサウスポー、ランスワンはオーソドックスに構える。体格は山本がひと回り以上大きい。早い右ミドルを放つランスワンに、左ストレートを当てていく山本。ランスワンは山本のパンチを掻い潜りながら右ロー。

 2R、山本がパンチでフェイントをかけながら左ミドル、左ロー、左ハイと連続蹴り。左ローのフェイントをかけて右ローも蹴る。ランスワンも右ミドル、右ローを返していくが、早くも山本の左ローが聞き始めた様子。

 3R、山本の左ローを嫌がって組み付いてのヒザ蹴りに出るランスワン。山本の左ローには棒立ちとなる。しかし後半、ランスワンはパンチの連打から右ローで逆襲を仕掛けた。

 4R、左ローを連打する山本。ランスワンは迫る山本にヒジを振るい、パンチを連打する。山本は前進後退を繰り返し、左ローを徹底的に連打。ラウンド終了間際には、ロープにもたれかかったランスワンに飛び蹴りを喰らわせる。

 5R、山本はジャブを出しながら左ロー。ランスワンは右ローを返し、左ローをキャッチしては山本をマットに引っ繰り返す。前に出てくればワンツー、接近したら組み付いてのヒザと巧さを見せて山本に決定打は許さない。結局、動き回るランスワンを山本は捕らえる事が出来ず、勝敗は判定に持ち込まれた。観客席に拳を突き上げて勝利をアピールするランスワンに、すかさず山本も腕立て伏せをして応戦。ダメージから山本の勝利かと思われたが、意外にも2−1でランスワンが勝利した。


▼第10試合 交流戦58kg契約 3分5R
中須賀芳徳(OGUNI/NJKFフェザー級2位)
判定 3−0 ※50−47、50−47、50−46
高島義幸(習志野/MA日本キックボクシング連盟同級5位)

▼第9試合 交流戦 3分5R
美保祐介(PIT/NJKFバンタム級7位)
判定3−0 ※三者とも50−45
佐藤英二(マイウェイ/MA日本キックボクシング連盟同級5位)

▼第8試合 ライト級3分5R
鈴木章浩(OGUNI/同級10位)
判定2−1 ※48−47、46−47、48−47
押炉花者(町田金子/同級8位)

▼第7試合 フェザー級 3分5R
久保優太(立川KBA/同級10位)
KO 1R2分52秒 ※左ハイキック
勝光(PIT/同級9位)

▼第6試合 ライト級 3分3R
ガンバ黒田(OGUNI)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
ひでお(北流会君津)

▼第5試合 ウェルター級 3分3R
森田泰男(PIT)
判定2−0 ※30−28、28−28、29−28
金 日柱(OGUNI)

▼第4試合 ミドル級 3分3R
守屋拓郎(町田金子)
KO 3R0分35秒 ※ローキック
山口治久(格闘道場G-1)

▼第3試合 ライト級 3分3R
名和儒孝(キング)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−27
浅瀬石真司(町田金子)

▼第2試合 交流戦 68kg契約 3分3R
菊池宣顕(E.S.G.)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−28
川又恭平(大誠塾/全日本ウェルター級)

▼第1試合 ライト級 3分3R
大和哲也(大和)
TKO 3R1分19秒
峰川卓也(上州松井)


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