「DEMOLITTION 051027」
GCMコミュニケーション
2005年10月27日(木)東京・新木場1stRING
開場18:30 開始19:00
<試合結果>
▼メインイベント 5分2R -70kg契約
○飯田崇人(和術慧舟會A-3)
判定 3-0
●太田純一(GOKITA GYM)
<試合展開>
1R、右フックを当てた飯田がそのまま太田をテイクダウン。下から腕十字、三角絞めを狙う太田に対し、鉄槌を落としながら両足を担いでパスガードに成功する。サイドを取った飯田は太田の腕を自分の足で挟んで鉄槌を落とす。太田は腕を抜いて反転してタックル。飯田にバックを取られかけるも、飯田を前に振り落とし太田がインサイドガードに落ちつく。ロープ際でハーフを取った太田だったが、飯田は下からのアンクルホールドでそのままスイープ。再び上のポジションを奪うと、マウントからの腕十字を狙うが極める事が出来ない。
2R、太田の左ジャブが何度か飯田の顔面を捉えたものの、飯田は落ち着いてタックルでテイクダウン。寝技では圧倒的に攻め続ける飯田は1R同様、サイドから自分の足で太田の腕を殺して鉄槌を落とす。そして起き上がろうとする太田の腕を足で挟んだまま今度は腹固め。これは極まらなかったものの、完全に無防備になった太田に飯田がパウンドを落とし続けて試合が終わった。
試合後、マイクを握った飯田は、今年8月パンクラスでの減量失敗による欠場を改めて謝罪すると共に、「年末までたくさん大会があるようなので、格安でオファーを受けますんでよろしくお願いします」とコメント。バックステージでは12月の『D.O.G.』で、同門の美木航に判定勝ちしている鹿又智成との対戦をアピールした。
▼第5試合 5分2R -73kg契約
○美木航(和術慧舟會RJW)
KO 1R1分59秒 ※膝蹴り
●サントス・エヴァルド(INFIGHT)
<試合展開>
1R、果敢にタックルを仕掛けて寝技に持ち込もうとするサントスだったが、美木はそのタックルを切り続け、寝技の展開を許さない。そして打撃でプレッシャーをかける美木が、タックルに入ろうとしたサントスに膝蹴りを叩き込み、鮮やかなKO勝ちを収めた。
▼第4試合 5分2R -95kg契約
○米駆・森奈(まいく・もりな/P'sLAB横浜)
TKO 2R4分10秒 ※米駆の投げにより前田が左肩を負傷
●前田 圭太郎(手塚道場)
<試合展開>
ウエイトリフティングで鍛えたビルドアップされた肉体を誇る米駆が、そのビジュアル同様試合でも大きなインパクトを残した。前田のガードをお構いなしにパワフルな左フックを振り回し、重量級とは思えないスピーディなタックルでテイクダウン。1R終了間際には豪快なジャーマンスープレックスで前田を投げ飛ばし、最後はギロチンを仕掛けた前田をそのままマットに叩きつけ、前田が左肩を負傷し米駆がTKO勝利をもぎとった。
▼第3試合 5分2R -75kg契約
○太田洋平(和術慧舟會A-3)
判定 2-0
●小池秀信(GRABAKA)
<試合展開>
スタンドで鋭いローを飛ばしていた小池だが、太田がテイクダウンを奪ってからは寝技で主導権を握り、足関節を中心に小池を攻め立て、昨年5月のデモリッションで引き分けている小池から勝利を手にした。
▼第2試合 5分2R -59.5kg契約
○DJ.TAIKI(チームKIBA)
TKO 1R3分49秒 ※レフェリーストップ
●ヒートたけし(和術慧舟會RJW)
<試合展開>
開始直後からパンチで前に出たヒートだったが、逆にDJ.TAIKIの右ストレートをもらってしまいダウンを喫する。その後はDJ.TAIKIが首相撲からの膝蹴りとパンチで攻め続け、最後は引き込むように下になったヒートにDJ.TAIKIがパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。
▼第1試合 5分2R −69kg契約
○松田恵理也(フリー)
判定 3-0
●吉村直記(チームKIBA)
<試合展開>
1Rから松田がプレッシャーをかけて前に出て、吉村に左アッパー、右ストレートを叩き込んでいく。2Rに入り吉村も、松田のパンチの打ち終わりを狙った膝蹴りや前蹴りで状況を打破しようとするも、松田の前進を止めることが出来ず。
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