「レジェンド・チャンピオン・シップ」
リアルジャパンプロレス
2005年12月16日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
▼第9試合 掣圏真陰流トーナメント 決勝戦
○瓜田幸造(掣圏会館)
判定3−0
●中村勇太(和術慧舟會)
左フックから低いタックルでコーナーに詰める中村。膠着したため、ブレイク。瓜田は中村の左ミドルを取ると浴びせ倒す。
スタンドから再開し、お互いにフックで牽制し合う。瓜田はコンビネーションで左ハイ、回し蹴りを織り込むが、単発に終わる。
左右のフック、ストレートで瓜田が攻め込み、両足タックルでテイクダウン。中村が下からアンクルホールドを狙うも、ブレイクがかかってしまった。
スタンドでは瓜田が右ローを細かく決め、距離を取る。中村は起死回生でタックルに行くが、切られてしまう。
ヒザ蹴りを繰り出す瓜田。スタンドで中村も右フックを出すが、どれも大振りで瓜田はバックステップでかわす。しかし、ここでタイムアップ。判定になり、瓜田が優勝を果たした。
トーナメントを制した瓜田はマイクを握り、「マイクが禁止なので手短に。掣圏はまだまだ発展途上、これからも応援よろしくお願いします」と語り、観客に向かって深い礼をした。
▼第7試合 掣圏真陰流トーナメント 準決勝第1試合 5分2R
○瓜田幸造(掣圏会館)
一本 1R3分30秒 ※腕ひしぎ十字固め
●細江俊裕(截空道)
牽制しあい、距離をとる両者。細江はフックから、組み付いて三角絞め狙いへ。膠着したためブレイクがかかる。スタンドから再開し、組み付いてくる細江を潰した瓜田が、上のポジションをとり腕ひしぎへ。極めきれずブレイク。
細江の蹴り足を掴んだ瓜田は、テイクダウンに成功した。瓜田は一瞬の隙をついてマウントからパウンド連打。そのまま腕ひしぎにつなぎ、瓜田が勝利し、決勝へと駒を進めた。
▼第6試合 掣圏真陰流トーナメント 準決勝第2試合 5分2R
○中村勇太(和術慧舟會)
判定2−1
●滝沢充(スーパータイガージム)
試合開始とともに、上背で上回る中村がプレッシャーをかける。滝沢は回りこみながら、小刻みにパンチ。滝沢のフックが徐々に入り始める。
中村はローを連打。じわりじわりと効きはじめた滝沢は急に失速。滝沢のセコンドが「行け!行け!」と大声で怒鳴るも、滝沢は手数を出すことが出来ない。
終始攻め続けた中村が勝利し、決勝に進出した。
▼第5試合 掣圏真陰流 特別試合
○桜木裕司(掣圏会館)
KO 1R1分55秒
●ジミー明成(パンクラス チーム玉海力)
序盤、ジミーがパンチで攻め込む。ジミーの左フックで、桜木がぐらつく。
持ち返した桜木は回りこんでペースを掴む。お返しとばかりに、桜木は左フックでジミーからダウンを奪う。
追い討ちをかけるように、桜木が蹴りを見舞ったところで試合は終了した。
▼第4試合 掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分2R
○瓜田幸造(掣圏会館)
一本 1R3分36秒 ※腕ひしぎ十字固め
●立原基大(ピンクタイガーモンスター軍)
瓜田はまず先制の右フック。それに対し、立原は圧力をかけ前進するも、瓜田はバックステップでかわす。立原はローを放ち、瓜田はすかさずテイクダウン。下になった立原は足関節を狙うが、瓜田は冷静に足を引き抜く。
立原は左ストレートとバックブロー。さらに胴回し回転蹴りを繰り出しながら、立原は足関節をとりにいく。しかし、これが致命傷に。冷静に上を取った瓜田は立原の体勢を潰し、腕ひしぎへ。立原はタップし、瓜田が準決勝行きを決めた。
▼第3試合 掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分2R
○細江俊裕(截空道)
TKO 1R2分42秒 ※レフェリーストップ
●高石一哉(カポエラ)
開始早々、高石はカポエラの軽やかなリズムで大車輪キック、縦回転蹴りを放つ。
距離を詰めた細江はタックルで倒し、マウントポジションを奪取した。そのまま細江が鉄槌連打でレフェリーストップ勝ちを収めた。
▼第2試合 掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分2R
○滝沢充(スーパータイガージム)
判定3−0
●牧山勇樹(截空道)
牧山に胴タックルを決め、滝沢がテイクダウンに成功。滝沢の道衣が脱げたため、ここで一端ブレイク。
滝沢は首投げでテイクダウンし、そのままマウントパンチを連打する。追い討ちをかけるように、滝沢はフックとアッパーをヒットさせ、牧山に何もさせない。
牧山は完全にスタミナ切れ。グランドの状態で、滝沢が牧山の頭部を蹴り上げたところでタイムアップとなってしまった。
滝沢が判定勝利し、準決勝に駒を進めた。
▼第1試合 掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分2R
○中村勇太(和術慧舟會)
TKO 1R2分49秒 ※レフェリーストップ
●加藤誠(ピンクタイガーモンスター軍)
中村は低いタックルから組み付く。加藤の奥襟を掴んだ中村は、そのまま脱がし始め、加藤は身動き取れず。
中村は右フック。ピンチを脱出した加藤は左右のフックとローで攻めるが、中村は組み付く。加藤を抱え込んだ中村は、リングに叩きつけるようにバスター!
即座にマウントポジションを取った中村はパンチの雨を加藤に降らせた。レフェリーがストップし、中村が勝利を収めた。
▼佐山サトル(掣圏真陰流宗家)演武
|