TBS/FEG
「K-1 WORLD MAX 2006〜日本代表決定トーナメント」
2006年2月4日(水)さいたまスーパーアリーナ
開場15:00 開始16:30
▼第10試合 日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
○佐藤嘉洋(フルキャスト/WPKC世界ムエタイスーパーウェルター級王者)
判定 3−0 ※30−28、30−28、30−28
●TATSUJI(アイアンアックス/R.I.S.E.
DEAD OR ALIVE TOURNAMENT'05優勝)
1RはTATSUJIが優勢。パンチ連打でプレッシャーをかける。それに対し、佐藤は左右のローで対抗した。
2R、パンチで勝負に出るTATSUJIを捕まえた佐藤はクリンチから膝蹴り。何度もレフェリーから注意を受ける佐藤だったが、クリンチからの膝を連打。TATSUJIはダメージが蓄積され、顔を歪める。
3R、ローキック、ひざ蹴りで主導権を握る佐藤。TATSUJIはパンチで巻き返しを見せるも、佐藤有利は変わらない。
判定で佐藤が勝利した。日本代表トーナメントを初制覇した佐藤は「愛知県から来ました佐藤です。初めてのトーナメントで優勝出来てうれしいです。今日の8人の代表で世界大会に出るので、僕のことを応援して下さい」と笑顔でマイクを握った。
▼第9試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
○魔裟斗(シルバーウルフ/K-1 WORLD MAX
2003王者)
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−27
●イアン・シャファー(リングス・オーストラリア/XFCライト級王者)
1R、魔裟斗が先制の右ローキック。そして右ハイ、右ミドル。シャファーは追い込まれ、胴回し回転蹴り!魔裟斗が握ったまま1Rは終了。
2R、魔裟斗は左ジャブ、左インロー。対するシャファーは、回転の早いパンチのコンビネーションで対抗する。
3R、魔裟斗は右ローキックを連打でヒットさせる。シャファーは得意のパンチ連打を見せるも、魔裟斗はやり返す。終盤には、魔裟斗は飛び膝まで繰り出し、終始圧倒きみ。
フルラウンド終了し判定で魔裟斗が勝利し、「倒せなかったので、まあまあだったかなと。試合をすぐにやるので、また来てください。ありがとうございました」と笑顔でマイクを握った。
▼第8試合 日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○佐藤嘉洋(フルキャスト/WPKC世界ムエタイスーパーウェルター級王者)
TKO 1R終了時 ※ドクターストップ
●上山龍紀(TEAM
Kings/DEEP初代ミドル級王者)
1R、バックブローを出したりと、トリッキーな攻撃を仕掛ける上山に対し、佐藤は右ローキック連打から、飛びヒザ。
そして距離を縮めては、クリンチからのひざ蹴りで佐藤は優位に試合を運ぶ。
1R終了時にドクターチェックを受けた上山は膝じん帯損傷が発覚。ドクターストップにより佐藤がTKO勝ちを収めた。
▼第7試合 日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○TATSUJI(アイアンアックス/R.I.S.E.
DEAD OR ALIVE TOURNAMENT'05優勝)
判定 3−0 ※30−26、30−26、30−26
●HAYATO(FUTER TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
1R、ゴングが打ち鳴らされると同時に、パンチの打ち合いに出る両者。左ボディ、左フックのコンビネーションでHAYATOを圧倒するTATSUJI。後半にはTATSUJIの右ストレートがクリーンヒット!
2R、このラウンドもTATSUJIが主導権を握る。ボディの連打でHAYATOは後退。右ローキックでもダメージが蓄積されたHAYATOはパンチ連打で何とか巻き返しを狙う。
3R、手数で上回るTATSUJI。このラウンド終了間際に右ローキック連打でTATSUJIはHAYATOからダウンを奪取。辛うじて立ち上がったHAYATOに対し、TATSUJIが怒とうのラッシュを仕掛けたところでゴング。判定3―0でTATSUJIが決勝進出を決めた。
▼第6試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
○ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/K-1 WORLD
MAX 2004王者)
判定 3−0 ※30−28、30−29、30−29
●マイク・ザンビディス(ギリシャ/WOKA世界王者)
1R、得意の右ロー、左ミドルを出すブアカーオに対し、ザンビディス右フックで応戦する。
2R、ブアカーオのペースのまま試合は続く。ザンビディスのガードの上から、ミドルキックを連発でヒットさせるブアカーオ。ザンビディスはなかなかパンチの距離に持ち込めない。終盤には、ブアカーオが首相撲からのひざ蹴りでダメージを与えていく。
3R、左右のフックを連打させるザンビディスだが、ブアカーオの勢いは止まらず。ブアカーオが余裕の判定勝利を収めた。
▼第5試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
○佐藤嘉洋(フルキャスト/WPKC世界ムエタイスーパーウェルター級王者)
判定 3−0 ※30−28、30−27、30−29
●新田明臣(バンゲリングベイ/K-1 WORLD
MAX 2005〜日本代表決定トーナメント準優勝)
1R、両者は激しくローキックを交錯させた。右アッパー、左ローで佐藤が試合のペースを握る。
2R、前蹴りを放ちながら、距離を潰した佐藤は首相撲からのひざ蹴りで主導権を握る。
3R、佐藤は右ミドルを主軸に有効打を当てていく。負けじとローで新田は追い込みを見せるも、佐藤が手数で上回る。判定で佐藤の勝利。
▼第4試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
○上山龍紀(TEAM Kings/DEEP初代ミドル級王者)
判定 3−0 ※30−28、30−28、30−29
●大東 旭(チーム・クラウド/元プロボクシングWBC世界スーパーウェルター級5位)
1R、ゴングと同時に前転し、蹴りの奇襲攻撃を仕掛ける上山。トリッキー戦法を仕掛ける上山は更に水面蹴り。大東はパンチで応戦する。
2R、右ハイキックを出す上山に対し、大東はロー。このラウンド終盤に、上山はドロップキックを放つ。
3R、上山は左ハイ。そして首相撲から膝蹴りを大東の頭部にぶち込んだ。これで大東は出血。ペースを掴んだ上山はバックブロー、水面蹴りと変則ファイトを貫き通した。
判定勝負になり、上山が準決勝に進んだ。
▼第3試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
○TATSUJI(アイアンアックス/R.I.S.E.
DEAD OR ALIVE TOURNAMENT'05優勝)
TKO 2R2分47秒 ※ドクターストップ
●山本優弥(青春塾/全日本キックボクシング連盟ウェルター級1位)
1R、パンチの回転の早いTATSUJIは左フックを連打でヒットさせ、山本を追い込む。
2R、TATSUJIに主導権あり。パンチを嫌がる山本はクリンチが多くなり、山本に注意1。このラウンドもTATSHUJI優勢。途中、右ストレートを出した際に山本は肩を脱臼してしまった。
山本のドクターストップで、TATSUJIがTKO勝ちを収めた。
▼第2試合 日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R
○HAYATO(FUTER TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
判定 3−0 ※30−28、30−29、29−27
●安廣一哉(正道会館/第1&2回正道会館全日本空手道選手権大会軽量級優勝)
1R、安廣はHAYATOをロープ際に詰めて右ストレートを放つ。HAYATOの右の攻撃に対し、安廣はカウンターをあわせていく。
2R、HAYATOが主導権を握った。終盤、HAYATOの右ストレートで安廣はぐらつき危うくダウン気味。
3R、右ローから右ストレートのコンビネーションで攻めるHAYATO。それに対し、安廣は右ロー。何とか持ち返したい安廣は焦り始め、ホールディングで注意1をもらう。
判定でHAYATOが勝利し、準決勝へ進んだ。
▼第1試合 スーパーファイト 3分3R延長1R
○レミギウス・モリカビュチス(リングス・リトアニア/ZST-GP2王者)
KO 1R0分08秒
●我龍真吾(ファイティングマスター/J-NETWORKウェルター級王者)
1R、レミギウスは開始と同時に飛び出した。我龍は右ロー、右ミドルと連続で出す。
プレッシャーをかけるレミギウスは、一瞬の隙を突いて飛びヒザ!我龍のあごをとらえ、レミギウスが秒殺勝利を収めた。
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
○白須康仁(花澤/MA日本キックボクシング連盟ウェルター級王者)
判定 3−0 ※30−29、30−28、30−29
●白虎(Ranger品川ジム/前NKBウェルター級王者)
1R、白須は右アッパーから右ローで優勢に試合を運ぶ。
2R、両者は激しく打ち合に出た。徐々に白須ペースになり、左フック、右アッパーがヒット。
3R、このラウンドも白須が主導権を握る。白虎がプレッシャーをかけたところ、終了のゴング直前に白須は右フック!
手数の多さで終始攻めた白須が判定で勝利、リザーバーの権利を手に入れた。
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