新日本キックボクシング協会
ANGEL'S 5th
2006年2月11日(土・祝)東京・伊原道場本部1Fリング
開場13:30 開始14:00
▼第4試合
日本女子フライ級 3分3R
○千葉歌織(伊原)
判定 3−0 ※29−28、29−28、30−28
●四十内としえ(青春塾)
四十内が先にリングイン。セコンドには、全日本キックスーパーフェザー級王者の石川直生、全日本キックウェルター級1位の山本優弥がつく。
1R、四十内はローキックをがんがん当てにいき、離れ際にワン・ツーのコンビネーション。千葉もローキックで応戦する。
2R、手数の増えた千葉はパンチでプレッシャーをかけていき、ハイキック。セコンドの指示どおり、四十内はローを主軸に攻撃を仕掛けた。
3R、攻め疲れかスタミナ切れ感のある四十内に対し、千葉はパンチのラッシュ。クリンチからの膝で千葉は優位に試合を運ぶ。四十内はローを返すのがやっと。
判定で勝利を告げられた千葉は号泣した。「いっぱい試合をしてきましたが、まだキックボクサーになりきれてなく、このままでいいのか、と葛藤がありました。この試合に思い入れがあって、これを超えないと先がないという思いで、今までここまで頑張ってきました。もっともっと頑張ります」(千葉)。
▼第3試合
日本女子フェザー級 2分3R
○桜朋梨恵(伊原)
TKO 2R1分42秒 ※3ノックダウン
●YUKAЯI(BBdoll)
1R、激しくパンチを打ち合う両者。YUKAЯIはガードを固めながらロー。桜朋は大振りのフック、ストレートで圧力をかけていく。
2R、桜朋は試合の主導権を握る。防戦一方のYUKAЯIに対し、桜朋はパンチのラッシュ。
サンドバックと化したYUKAЯIはダウンを3度喫してしまい、桜朋が復帰戦をTKO勝利で飾った。
▼第2試合
日本女子フライ級 2分3R
○愛弓(トーエル)
判定 2−1 ※30−29、29−30、30−29
●田中佑季(峯心館)
始めに田中がリングイン。セコンドには、山本優弥がつく。対する愛弓はガンを飛ばしながら臨戦態勢十分で登場。セコンドは渡辺久江と斎藤“edge”あゆみ。
1R、田中はローからワンツーのコンビネーション。ノーガードの愛弓は大振りのフック連打。愛弓はプレッシャーをかけるも、田中はテクニックで返す。終盤には、胴回し回転蹴りを田中は披露。
2R、ロー主体に攻める田中の蹴り足を掴む愛弓。田中はクリンチからのひざ蹴り。愛弓は圧力をかけながら、フック連打。
3R、愛弓のフックに対し、田中はガードを固めながらロー。動きの止まった愛弓に対し、田中はロー連打から胴回し回転蹴りを決めた。
「駄目だ〜」そう叫びながらうなだれた愛弓だったが、僅差の判定で勝利した。「もっといい試合をしたかったけど、興奮してビビッてしまった。うちは世界チャンピオンになるし、今いる人を倒すの!何だっけ?あっ、応援よろしくお願いします」と愛弓は興奮気味に語り、勝利者トロフィーをANGEL’Sの林プロデューサーにプレゼントしていた。
▼第1試合
日本女子フライ級 2分3R
○林田昌子(藤原)
判定 2−0 ※30−29、29−29、30−29
●SHIBANAMI(伊原)
1R、SHIBANAMIは開始早々、パンチのラッシュ。林田は前蹴りで応戦する。ノーガードで打ち合う両者。手応えを感じたのか、SHIBANAMIは「ざまぁみろ!」と捨て台詞。
2R、林田はワンツーからのローで先手先手で攻撃を仕掛ける。SHIBANAMIはスタミナ切れか、ミドルを出すのが精一杯。
3R、ノーガードの打ち合いに出る両者。林田はプレッシャーをかけていく。判定勝負となり、林田が勝利した。「これからいい試合が出来るように頑張ります」(林田)。
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