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【掣圏真陰流】伏兵・坂上が本命なきトーナメントを制す

2006/03/10



「レジェンド・チャンピオン・シップ」
リアルジャパンプロレス

2006年3月10日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30

 初代タイガーマスクこと佐山聡が創始した掣圏真陰流の第6回トーナメントが行われた。選手はスーツ型の道衣“戦闘用スーツ”とオープンフィンガーグローブを着用し、95kg以下級でトーナメントを争う。スーツを掴んでの攻撃が認められ、パンチ、キック、ヒザ蹴り、タックル、投げ、絞め、関節技、グラウンドでの打撃(限定)が認められる。

 頭突き、ヒジ打ち、噛み付き、目つき、金的、後頭部への打撃、グラウンドでの顔面への踏み付けとヒザ蹴りが反則。実戦を想定しているためブレイクは早く、リングをアスファルトと想定しているため投げがダウン2〜3回に匹敵する。

 今回のトーナメントには過去の優勝者と掣圏会館所属の選手が出場していないため、誰が勝っても初優勝。本命なき混戦となった。

※この大会の動画を「リングサイドムービー」にて公開決定!

■第6回掣圏真陰流トーナメント出場者

坂上崇大(IMNグラップリング)175cm、77kg
 初出場。正道会館でキックボクシング、柔術を修業した後、入江秀忠率いるキングダム・エルガイツに出場。1年ぶりに海外より帰国し、今回が1年半ぶりに日本復帰戦。

加藤 誠(ピンクタイガーモンスター軍)174cm、74kg
 第4&第5回出場。第1回アマチュア・パンクラス80kg以下級準優勝、2000アマチュア・シュートボクシング東海大会優勝、CMA-KPW第2代王者、第5回藤原藤祭祭F2ルール75kg以下級準優勝、WKA世界ムエタイ・ライト級王者の小林聡推薦選手。

牧山勇樹(截空道総本部)170cm、78kg
 第5回出場。大阪グローブ空手大会ベスト8

細江俊裕(截空道相楽本部)176cm、74kg
 第1&3&5回出場。日本グローブ空手力炎館大会準優勝、関西実践空手大会中量級準優勝

立原基大(ピンクタイガーモンスター軍)178cm、83kg
 第5回出場。全国自衛隊レスリング大会3位、アマチュア・コンプリートファイティング優勝、日本スポーツ柔術選手権優勝、東日本サンボ選手権3位。

嶋田昌洋(截空道総本部)174cm、72kg
 第4回出場。2000&2001極真全日本大会ベスト8、極真大阪冬の陣3位、大阪城杯ベスト8、グローブ空手G3部門MVP

戸高陽平(截空道総本部)170cm、70kg
 初出場。高校少林寺全国大会優勝、ファイティング空手新人戦優勝

井上 敦(ストライプル)182cm、80kg
 初出場。正道会館で空手、柔術の修行後、K-1で総合の試合を行う。2004年柔術世界選手権にも出場経験あり。ブラジリアン柔術紫帯。


▼掣圏真陰流トーナメント 決勝戦
坂上崇大(IMNグラップリング)=青グローブ
TKO 1分55秒 ※レフェリーストップ
加藤 誠(ピンクタイガーモンスター軍)=赤グローブ

 1回戦、準決勝は投げに拘った加藤だったが、決勝戦では打撃戦を挑む。お互いにローを飛ばし合うが、坂上はやはり強いワンツーを繰り出しながら前へ出る。右ストレートを何発も効果的に当て、加藤を後退させていった。加藤も打ち合いの中で左フックを合わせたが、パンチのパワーの差は歴然で押し込まれていき、ロープ際で坂上がラッシュを仕掛けたところでレフェリーストップ。最後は一方的となり、坂上が初出場初優勝を飾った。


▼掣圏真陰流トーナメント 準決勝 第二試合
坂上崇大(IMNグラップリング)=赤グローブ
一本 2分43秒 ※腕ひしぎ十字固め
牧山勇樹(截空道総本部)=青グローブ

 坂上が思いきったパンチの連打で前に出る。ワンツーが強く、何度も牧山の顔面を捉える。牧山は右ローキック、戦闘用スーツを掴んでのローキックとヒザで坂上のパンチを防ぎにかかるが、ブレイクで離れると再び坂上のワンツーが強襲。

 左フックで牧山が大きく揺れ、坂上はプレッシャーをかけてどんどんと牧山を追い詰めていく。強いパンチをしこたま打ち込んだ坂上は、同体で倒れこむとロープ際で腕十字。一本勝ちを収めた。


▼掣圏真陰流トーナメント 準決勝 第一試合
加藤 誠(ピンクタイガーモンスター軍)=青グローブ
一本 3分26秒 ※腕ひしぎ十字固め
細江俊裕(截空道相楽本部)=赤グローブ

 執拗に投げを狙っていく加藤は、フロントスープレックスを決めるなどして打撃戦に持ち込ませない。スタンドに戻れば飛び蹴りや胴廻し回転蹴りといった奇襲攻撃を仕掛け、パンチで打ち合いたい細江の距離を作らせなかった。

 しかし、加藤が打ち合いに来たところで足を止めた細江が、右フックで加藤を倒してサッカーボールキック。戦闘用スーツを掴んでのヒザ蹴りで優勢に立つも、加藤が1回戦に続いてバックドロップからの腕十字で一本勝ちを飾った。



▼全日本キックボクシングルール(肘なし) 3分3R
山宮恵一郎(GRABAKA)=青グローブ
判定 2−1 ※30−29、29−29、28−27
桜木裕司(掣圏会館)=赤グローブ

 1R、ほとんどジャブの応酬に終始。桜木は時折重い右ローを蹴り、山宮はサウスポーの右ジャブから左のボディストレート。後半もジャブの応酬になり、ほとんど打ち合いは見られなかったが、山宮が桜木のローのタイミングを読んだのかローを誘って左ストレートを合わせていった。

 2R、山宮がジャブからのボディ・ストレートを中心に攻めて行く。桜木も強い左ミドルと右ローを放っていくが、山宮は蹴らせておいてパンチをまとめ返し。飛びヒザ蹴りの奇襲から着地してすぐにパンチと、手数が多く出る。

 3Rもパンチを当てていくのは山宮だ。前へ出る桜木に山宮が右アッパーからの左右フックを何度も当てていく。ジャブからボディストレート、飛びヒザ蹴りも3度繰り出すなど、上下に攻撃を散らして翻弄。

 桜木もフックを打っていくが、山宮の手数が多く返しのパンチをもらう場面が多い。最後には山宮がバックブローを繰り出し、桜木にペースを握らせないまま試合を終えた。




▼掣圏真陰流トーナメント 一回戦 第四試合
牧山勇樹(截空道総本部)=青グローブ
判定 2−1
立原基大(ピンクタイガーモンスター軍)=赤グローブ

 開始後、優位に試合を運んだのは立原。速攻で腕ひしぎ十字固めが極まりかけ、立原勝利か!? と思われた。

 しかし、耐え切った牧山は打撃で盛り返す。牧山のローキックが連打で的確に決まり、立原の体が泳ぐ場面も。攻め疲れの立原はパンチを返すのがやっと。完全に牧山がパンチで主導権を握り、試合終了。判定決着となり、準決勝に進んだのは牧山だった。

▼掣圏真陰流トーナメント 一回戦 第三試合
坂上崇大(IMNグラップリング)=青グローブ
判定 3−0
嶋田昌洋(截空道総本部)=赤グローブ

 両者はバチバチの打撃を展開。坂上は払い腰からマウントポジションをとるも、すぐにブレイクがかかる。

 再び打ち合う中、しっかりガードしながら坂上はパンチを的確に返していった。ノンストップでパンチが打ち交わされ試合終了。有効打の多かった坂上が接戦を制した。

▼掣圏真陰流トーナメント 一回戦 第二試合
加藤 誠(ピンクタイガーモンスター軍)=赤グローブ
一本 1分09秒 ※腕ひしぎ十字固め
戸高陽平(截空道総本部)=青グローブ

 全日本キックの小林聡(藤原)推薦選手である加藤のセコンドには、前田尚紀(藤原)がつく。ゴングと同時に、戸高は胴廻し回転蹴り。冷静に対処した加藤は、マウントポジションを奪取。すぐにブレイクがかかる。両者が激しくパンチを交錯させる中、組み付きにいった加藤はバックドロップ! 素早く腕ひしぎ十字固めの体勢へ。一本勝ちで、加藤が準決勝へ進出した。


▼掣圏真陰流トーナメント 一回戦 第一試合
細江俊裕(截空道相楽本部)=赤グローブ
判定 3−0 
井上 敦(ストライプル)=青グローブ

 序盤、打撃から組み付きにいく細江。対する井上は柔術家らしくグラウンド勝負に行き、腕ひしぎ十字固め、オモプラッタ、三角絞めと極めにいくも、細江が何とか凌ぎきる。

 寝技にいくとすぐにブレイクがかかってしまうために、細江は戸惑い気味。スタンドの展開で積極的に攻め続けた細江が準決勝に駒を進めた。
【関連リンク】
≫掣圏真陰流公式サイト
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