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【ミャンマーラウェイ】日本勝てず!ミャンマーとの対抗戦は2敗1分

2006/03/17

和術慧舟會 総本部
「クシマズファイト12」

2006年3月17日(金)東京・新宿FACE
開場18:00 開始19:00



▼メインイベント ラウェイ3分5R
ロン・チョー(ミャンマー/ラウェイ・ミドル級王者)
KO 3R ※顔面パンチ
山内哲也(日本/アクティブJ/前J-NETWORKミドル級王者)

 山内は刀を持って入場、リングインすると刀を鞘から抜いて切先をロンに向ける。すると、ミャンマー陣営から爆笑が…。

 1R、山内が右ロー、ロンは右ストレートから左右フック。山内は右ローを二発当て、パンチはひょいとかわして再び右ロー。この一発でロンは大きくバランスを崩した。さらに右ローを狙い撃ちしていく山内。ロンがワンツーで前に出て来ると山内は組み付いて行くが、倒して上になったのはロンの方。

 ここまでは山内がローで優勢だったが、直後、ミャンマーラウェイ王者が底力を発揮する。左右フックに打ち返してきた山内へ右ストレートを決めて、ストンと腰を落とさせた。ダウンとなってもおかしくない一発だった。

 2R、やはり右ローを中心に攻める山内。ワンツースリーとパンチを放っていくと、ロンは組み付いてヒジ。これで山内が目尻をカットして流血する。それでもローを放っていくと、ロンはタイミングを掴んだのか右のパンチを度々当てていく。

 3R、ジリジリと間合いを詰めていくロン。左のパンチを伸ばして、右のパンチへつなげてくる。そして、ロープ際に追い詰めた山内へ左ハイキック! これは腕でディフェンスした山内だったが、その瞬間、がら空きになった左顔面へロンの右ストレートが伸びた! 腰から崩れ落ちる山内。立ち上がるもバランスが定まらない。カウントいっぱいで何とかファイティングポーズをとった。

 一気に詰めてくるロンに、山内も勝負を賭けて頭突きとフックの連打! 両者が足を止めての打ち合いが展開される。しかし、ロンの左フックで山内が再びダウンを喫してしまった。立ち上がった山内をロンが追って行く、逃げる山内。最後は山内が右ローを蹴りに行ったところへ、ロンが右のカウンターを直撃させた。ロンの拳は真正面から山内の顔面を捕らえ、“バシッ!”という快音が場内に鳴り響く。ロンが3ノックダウンによるTKO勝ちを収めた。

 山内の両まぶたは大きく腫れあがっていたが、ロンの顔は傷がほとんどない綺麗な顔のままだった。


▼セミファイナル ラウェイ3分5R
若杉成次(和術慧舟會福岡支部)
時間切れドロー
村井義治(日本/新日本格闘術空手道連盟/MAキック日本フェザー級2位)

 世界初の日本人同士によるラウェイだったが、その内容はかなりイマイチのものに。

 1R、村井が左ハイ、左ミドル。若杉がタックルでテイクダウン。村井は左ハイが空を切ると、すぐに左ストレート。若杉はタックル。若杉が組み付いてくると村井はヘッドロックして顔面パンチ、ヒジを落とし、若杉がバックへ回ってジャーマンで投げようとするとロープを掴んでバランスを崩させ、上に乗る。これで若杉は鼻から流血。

 村井の左ハイがヒット、次に左ロー。若杉は組み付いて投げようとするが、村井はロープを掴んでディフェンス。村井は左ハイキックからつま先を掴んでから蹴るブラジリアンキック。

 2R、ムエタイスタイルの村井は左ハイを伸ばす、左のパンチから左ハイ、右のローで若杉を転倒させ、左ハイでのけぞらせる。若杉はパンチからタックルに行くも、テイクダウンすれば当然ブレイク。若杉はパンチを出しながら組み付いていくが、村井はコーナーを背にして若杉のタックルを受け止め、後頭部へヒジを落としていく。

 3R、若杉は右ローからタックル、村井はロープを掴んで倒れない。再び組み付いていくる若杉をヘッドロックに捕らえると、若杉は下から頭を突き上げていく。フロントチョークを投げで返そうとする若杉。村井は左ハイを狙い、若杉がミドルを蹴ってくると左ストレートのカウンター。若杉は前へ出てプレッシャーをかけていくが、村井の蹴りに阻まれる。

 4R、タックルに行く若杉。コーナーへ押し込むと村井がヒジ、パンチだ。ブレイク後も同じ展開が続き、村井は時々、前に出て来る若杉に左ストレートをヒットさせる。若杉の左ローに右フックを合わせて、すぐに左ハイを出す村井。若杉はタックルの機会を狙うが、村井は蹴りからのパンチで近寄らせない。

 5R、村井のジャブに若杉がタックルを合わせてテイクダウン。スタンドに戻ると村井は左ハイから左ストレート。若杉はパンチからタックルに入り、村井はフロントチョークに捕らえるが決まらず。若杉の右ローに村井は左フックを狙う。村井の右ハイをダッキングして避けた若杉はタックルに入るが、村井は倒れずにヒジを落とす。

 打ち合いや技の応酬はあるのだが、なぜか淡々と進み緊張感と盛り上がりに欠けたまま時間切れドローとなった。



▼第5試合 ラウェイ3分5R
チョー・ニェン(ミャンマー/ラウェイ・ウェルター級王者)
時間切れドロー
石黒竜也(東京北星/元NJKFウェルター級王者)

 石黒はぶっ飛んだ目で登場。リングに登場するや、ずっとチョーを睨みつける。

 1R、石黒は右ローからワンツー、チョーがミドルから殴りにくると、石黒も殴り返す。組み付いて頭突きを繰り出す石黒。チョーも頭突きをして組み合ったまま頭突きの応酬だ。首を抱えて投げを打つチョー、これでブレイク。

 石黒が殴りかかり、チョーが組み付く。石黒は前蹴り、殴られるも構わずワンツー、組んでのヒザ。石黒が蹴り足を取っての右フック連発にチョーはスリップ。

 石黒は右ローを連打し、マウスピースを放り投げると殴りかかる。前蹴りから右フック、組み付いてのヒザ。チョーはヘッドロックをして殴る。石黒のヒザにチョーの右目尻が切れて鮮血が流れた。

 2R、石黒が左ミドルから組み付き、パンチ。チョーもワンツー、石黒が右フックから組み付く。チョーがワンツーから投げ。石黒はワンツーからヒザ、チョーは突き放してワンツー。組み合いになって、チョーは投げる。石黒が左ロー、組み付いてヒザに行くも投げられる。

 チョーのパンチに右ローを合わせる石黒だが、組み付くとやはり投げられてしまう。石黒は組み付き際に左右のパンチを入れて、組み付くチョーへヒザ蹴り。両者の頬は真っ赤に腫れあがる。ここでチョーの傷口が開いたためドクターチェックに。

 チョーの右ストレート、石黒は組み付き左フック、右フックから左フック。チョーは組み付いて倒れる。立ち上がると石黒は殴りかかり、掴んでヒザ、チョーに突き放されると前蹴りを出して再び殴りかかり、組みヒザにいく。

 3R、石黒は右ミドルから組み付きにいくと、チョーが頭突き。石黒も組み、ボディへヒザ蹴り。チョーが殴ってくるとヒジ打ちだ。チョーのパンチにパンチを返す石黒。しかし、組み付くとやはり投げられてしまう。石黒の左フックがヒットすると、チョーはバックブロー。

 石黒も殴りに行き、両者のパンチが激しく交錯して組み合いになる。チョーの前蹴りからの左フックがヒット。組み付きに行く石黒の動きが鈍くなり、組み際にパンチをもらう場面が増える。チョーの右フック、投げに倒れる石黒。しかし、チョーのミドルキックをキャッチすると、フックのお返しだ。

 4R、石黒が左フックから左ハイ、チョーは組み付く石黒を突き放し、右フックをヒットさせる。パンチの相打ち、足を止めて打ち合う両雄。石黒も左右フックで突っ込み、チョーに投げられる。石黒はチョーの前蹴りをキャッチして左フック二連発、しかし、また投げられる。

 疲労の激しい石黒にスリップダウンが目立つ。チョーはどんな体勢でも殴ってくるため、石黒は組んでいても気が抜けないし、休めない。組み付いていく石黒にチョーのパンチが当たる。

 両者のバンテージは血と汗でどす黒く染まり、すでにボロボロだ。チョーの右眼は腫れあがってふさがり、右目上もカット。

 5R、石黒がパンチで突っ込んでいくが、投げられる。チョーが左フック、さらに倒れ際にパンチを顔面に落とす。石黒はガッチリとロックしてのヒザ、そして頭突きを連発! さらに右ロー、組み付くチョーへ頭突き。石黒は前蹴りから右フック、倒れるところへ顔面ヒザ蹴り。しかし、チョーは何事もなく立ち上がってくる。石黒は突っ込んでいって頭突きだ。組み合い、倒れる両者。終了のゴングが鳴ると、石黒は大の字に倒れこんだ。

 国際ルールにより、判定はなし。時間切れドロー。石黒は自らチョーと肩を組み、客席からの歓声に応えた。


▼第5試合 キックボクシング3分3Rサドンデスマッチ
スコーピオン・ニック・ヒョード(米国/和術慧舟會 西道場/UN-JKミドル級1位)
延長判定 3-0
テェンライノーイ・コー・ナ・ロンサック(タイ/高田道場)

 筋骨粒々でひとまわり大きいヒョードに対し、テェンライノーイはやや体がたるみ気味。

 1R、テェンライノーイは左ローから組み付くも押していくのはヒョード。コーナーに押し付け、ブレイクとなる。ヒョードのジャブ、テェンライノーイは強烈な左ミドル、すぐにヒョードは組み付いて逃れる。ヒョードは右ミドル、左ハイ。テェンライノーイは右ローを返す。テェンライノーイはいきなり前に出て右ロー、ヒョードもパンチを返していくが、テェンライノーイが蹴り返す。

 ヒョードはフックから前に出ていくも、テェンライノーイは右ロー、左ミドルを合わせていく。ヒョードはコーナーに詰めてストレート三連打、するとテェンライノーイは突進していき、下がるヒョードへジャンプしてのミドルキック、さらにヒザ蹴り。ヒョードはタックルのように組み付いてテイクダウンする。

 2R、テェンライノーイが左ミドル、前に出ようとしたところでヒョードが前蹴り。ヒョードがパンチで入っていこうとすると、左ミドルやヒザ蹴りを合わせていく。そして倒れ際にヒザを落とすエグイ攻撃。テェンライノーイは左ロー、ワンツーから組み付くとテェンライノーイは体を浴びせ倒す。ワンツーから組み付くヒョードを投げ、倒れながらヒザを落としていくテェンライノーイ。テェンライノーイは組み付いてはヒョードを倒して、膝を着くふりをして故意にヒョードの体の上にヒザを落とす。テェンライノーイは明らかにスタミナ切れのため、この攻撃を繰り返す。

 3R、テェンライノーイが左ミドル、前に出ようとするとヒョードが前蹴りを連打。ミドルを当てると必ず前に出ようとするテェンライノーイへ、ヒョードが連打からコーナーへ押し込んでのヒザ。テェンライノーイのミドルにストレートを合わせるヒョード。

 タイ人はコーナーやロープを背にしてミドル、ハイキック。しっかりとロープを掴んで体を固定しながら蹴る、これも反則技。ヒョードを投げると、テェンライノーイはなんとチョークスリーパー。ヒョードはコーナーでストレートを連打し、2度、3度とタイ人の頭が揺れたところでゴング。

 判定は30-30、30-29、30-30でヒョードが1ポイントを獲得したが延長戦へ。テェンライノーイは右ロー、ヒョードはパンチで行くも組みつかれる。ヒョードがローからパンチ、テェンライノーイはミドル、ヒザを単発で返して組み付き、倒しにいく。コーナーに詰まったテェンライノーイへヒョードは思い切った飛びヒザ蹴りを仕掛けたが、これはかわされた。組み付いてくるテェンライノーイは、ブレイクの声がかかってもヒョードを放さない。手数に優ったヒョードが判定で勝利した。


▼第3試合 バーリトゥード5分2R
中村勇太(和術慧舟會福岡支部/掣圏道準優勝)
TKO 1R2分30秒 ※レフェリーストップ
廻淳乃介(マーシャルアーツ・ジラーフ/元全日本合気道王者)

 1R、廻がパンチで前へ出ると中村がタックル、廻はフロントチョークに行くがこれは失敗。中村がテイクダウンを奪う。廻はガードで下からパンチを飛ばし、一度亀になって中村にバックを獲らせるとすぐに反転してトップポジションを奪い返す。

 廻が立つと、すぐに中村がタックル、コーナーへ押し込んでいく。中村が足払いでテイクダウン、そのままマウントを奪う。中村はそのままパウンドを連打、廻は一方的に打たれてレフェリーがストップした。



▼第2試合 ラウェイ3分3R
ソー・ゾー・レイ(ミャンマー/ラウェイ・ライト級王者)
TKO 1R2分52秒 ※3ノックダウン
佐藤真之(FSA拳真館/士道館全日本空手選手権中量級準優勝)

 試合前にソーがムエタイのワイクーにあたるラウェイの踊りを披露。ワイクーとは違い速い動きで、腕や膝を叩いたり強さを誇示するような踊りだった。

 ソーが黒いビニールテープで手の甲・手首・足の甲・足首をグルグル巻きにしていたため、これを外すのに時間がかかる。佐藤が空手衣を脱いで試合開始。

 1R、両者オーソドックスに構える。ソーが右ローを放つと、佐藤が組み付いてヒザ。ソーは両腕を首に巻きつけて頭突き、ヒザ蹴り。首相撲からのヒザ蹴りで佐藤がスリップする。

 佐藤はパンチで打ち合わず、すぐ組み付いて行くが、ソーが顔面へパンチを伸ばしてくると何度もスリップ。佐藤は右ハイから組み付き、打ち合いを避けようとしたが、首相撲も巧みなソーは佐藤を崩して顔面へヒザ、佐藤はヒザを付いてしまったがこれはダウンにならなかった。

 しかし、佐藤が立ち上がるとソーは一気に顔面を殴りに行く。下を向いてしまった佐藤に右ショートストレートが入り、ダウン。カウントは9。

 ソーが殴りに行くと尻餅を付くように倒れてしまう佐藤。佐藤もパンチ、ハイキックを出していくが、ソーが顔面めがけてパンチを連打すると2度目のダウン。

 最後は右アッパー、右の連打で佐藤は崩れ落ち、KO負け。素手による顔面パンチの恐怖が先立ったかのように見えた。佐藤は顔面を抑え、そのまま立ち上がれず。セコンドにおぶさって退場。ソーは涼しい顔で退場と対照的だった。


▼第1試合 柔術ジャケットマッチ3分2R
會田雅芳(和術慧舟會東京本部)
一本 2R ※チキンウィングアームロック
串間政次(和術慧舟會総本部)


 串間が左足の義足を取り外し、試合開始。1R、組みにいく會田はそのまま引き込んでスイープ。串間は下から足を絡めて行く。會田は上四方からサイド、マウントへ移行したが、一度離れて再びサイドへ。

 串間は相手の道衣を掴みながらコントロール。會田はサイドからニーオンザベリー、腕十字に行くも串間は帯を掴んでディフェンス。一瞬にして下から横三角の体勢になって場内が沸いたが、1R終了となった。

 串間は肺を3分の1切除しているため、インターバルは2分。

 2R、組手争いから會田が巻き込んでの投げ、帯を掴んでバックへ回ろうとするが、串間も道衣を掴んで防御。會田は引き込み、フロントから絞めを狙いつつバックへ。マウントへ行き、腕十字からアームロック。

 しかし、串間は相手の体を浮かせてこれを防ぐ。が、會田は串間の頭に足を掛けながら渾身の力を込めてもう一度アームロック! うめき声を上げながら耐えた串間だったが、レフェリーが見込み一本をとった。
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