国際空道連盟
「2006北斗旗体力別オープントーナメント 全日本空道体力別選手権大会」
2006年5月21日(日)名古屋・愛知県武道館
<入賞者・決勝戦結果>
▼軽量級
優勝/平安孝行(岩国) 準優勝/渡部和暁(東北本部)
※再延長戦 アキレス腱固めによる一本勝ち
▼中量級
優勝/原田治久(中部本部) 準優勝/巻礼史(筑紫野)
※中段廻し蹴り一本勝ち
▼軽重量級
優勝/小野亮(吉祥寺) 準優勝/服部宏明(関西本部)
※延長戦 パンチ連打による技有り→技有り優勢勝ち
▼重量級
優勝/佐々木嗣治(帯広) 準優勝/鶴屋浩(パラエストラ松戸)
※延長戦 パンチ連打による有効→有効優勢勝ち
▼超重量級
優勝/平塚洋二郎(九州本部) 準優勝/西出太郎(長居)
※延長戦 左上段蹴りによる効果→判定勝ち
▼女子部
優勝/前原映子(大宮西・久喜)
※五角形トーナメント内で2勝
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▼最優秀勝利者賞・北斗旗
佐々木嗣治(帯広)
◆大会総評
NPO法人国際空道連盟 大道塾 東孝塾長
通常、世界大会などという大きなイベントの後は全日本は低調になりがちなものだが、年初めから「第3回世界大会」に向けての危惧を訴えていたこともあってか、一部を除いては地区予選の段階から気合の入った高い試合が多かった。
本大会ではいつもの一、二回戦がそうであるように、体がまだほぐれないこともあり、ギコチナイ試合が多かったが、準決以降は全て素晴らしいもので次から次と繰り出される突き、蹴り、投げ、絞めの連繋、応酬に見ている者も手に汗を握り、固唾を呑んで緊張、感嘆、感動の連続で「これが空道だ!」というような試合が多かった。
選手もベテラン、新人入り乱れての凌ぎ合いに加え、他団体のレベルの高い選手が参加してくれたとこで、より大会の雰囲気はヒートアップした。参加した選手も観客も次が楽しみになるような大会だった。これなら「第3回世界大会」にもある程度の目算が立つ。
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