TRIBELATE事務局
「TRIBELATEvol.10」
2006年5月21日(水)東京・新宿FACE
開場17:00 開始17:30
5月21日(日)東京・新宿FACEにて、TRIBELATE事務局『TRIBELATEvol.10』が開催された。「今大会は“チャレンジ”がテーマ。面白いものに思いっきり挑戦していきたかった」と金野代表がコンセプトを全試合後に語った通り、ユニークな試合が続出した。
「TRIBELATE開催10回記念トーナメント 60kg契約ワンデートーナメント」に加えて、髪切りデスマッチやスペシャルマッチとしてキックルールでの女子ド素人対決まで。
またスペシャルファイトとして西口プロレスが試合を提供。アントニオ小猪木と孫悟空の試合では途中、新田明臣が猿の格好で乱入! 観客を大いに沸かせた。
次回の『TRIBELATEvol.11』は9月10日(日)開催が決定。新田明臣や寒川直喜の出場を予定している。
▼第9試合 TRIBELATE開催10回記念トーナメント 60kg契約ワンデートーナメント決勝戦 3分3R
○岩永卓弥(チームカンダ)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29
●坂本光広(PUREBRED大宮)
大会開催10回目を記念して行われた『TRIBELATE開催10回記念トーナメント 60kg契約ワンデートーナメント』。決勝に進出したのは“長崎県No.1ナルシスト”の岩永と元プロシューターの坂本。坂本のセコンドには同門の池田久雄がつく。
1回戦でKO勝利し波に乗る坂本がフック連打で前に出る。坂本はローキックで突き放した。終始主導権を握り続けた坂本の攻撃を岩永がクリンチからのヒザ蹴りで応戦する。それに加えてスイッチからの左ハイキックを繰り出す岩永。ファイナルラウンド終盤には両者とも乱打戦をへて試合終了。
僅差の判定ながら、岩永が勝利した。試合後に、マイクを握った岩永は「TRIBELATEライト級チャンピオンということで、他の団体にも出てベルトの価値を高めていきたい」と今後の抱負を語った。
▼第8試合 70s契約キックルール 3分2R延長90秒
○池口拓摩(不完璧主義)
判定 3−0 ※20−18、20−18、20−18
●MASAKI(SPY-RAL)
前回に引き続き、超人気サイト「探偵ファイル」のSPY−RALから反逆のバーテンダーMASAKIが登場。過去に六本木のクラブで「魔裟斗が出現した」とパニックを起こさせた経験のあるだけに入場テーマ曲とコスチュームも魔裟斗を意識したもの!
対するは「Men's egg」などでモデルとして活躍中の池口。
1Rからバチバチの打ち合いを展開した両雄。池口はワンツーのパンチのコンビネーションをたびたびヒットさせるが、一歩もひかないMASAKIは前蹴りで距離をとる。
2RにはMASAKIの攻撃のカウンターで、かぶせるフックを当てていきペースを握った池口はクリンチからのヒザ蹴りを連打。フルマラソン並みのハードな打ち合いの中、手数で上回った池口が判定勝ちを収めた。
▼第7試合 75kg契約総合ルール 5分2R 新旧バトラーツ対決
○小野武志(ストライプル)
TKO 1R2分55秒 ※レフェリーストップ
●澤宗紀(バトラーツ)
新旧バトラーツ対決が実現! ゴングと同時に両雄が打ち合いにいったところ、小野のフックが澤のアゴをとらえた。澤が尻もちをつき、小野はすかさず上をとりパウンド連打。あっという間にマウントポジションを取った小野は腕ひしぎ十字固めへ。
澤は何とか凌ぎ、立ち上がってスタンドの試合を要求! プロレスラーらしく澤が観客をあおり、場内のボルテージは急に上がった。
大振りの澤に対し、コンパクトなパンチからタックルに行った小野はテイクダウンに成功。そのまま小野のアームロックががっちり決まり、危険と判断したレフェリーが試合をストップさせた。
▼第6試合 71kg契約総合ルール 5分2R
○佐藤力(SKアブソリュート)
TKO 1R1分47秒 ※レフェリーストップ
●風本智康(風本男塾)
サンボ対空手の異種格闘技戦。立ち技勝負でいきたい風本はローキック。佐藤は滑り込むように足関節狙いにいったが不発に終わった。
タックルにいった佐藤の首を捕らえた風本がフロントチョークで反撃。テイクダウンした佐藤がすかさずヒールホールドに移行。がっちり決まるも風本がなかなかギブアップしないため、絞り込んだ佐藤。危険と判断したレフェリーが試合を止めたが、風本は「ギブアップしてない!」と納得してない表情を見せた。
▼ゲスト 2分2Rキックルール
△探偵ファイル えりす
ドロー
△歯科衛生士・鎌田恵
ド素人の女性がキックをやったらどうなるのか(?)注目を浴びたこの一戦。「探偵ファイル」のネットアイドルのえりすが花嫁衣裳姿でパンクラスの佐藤光留と登場すると、会場は大いに盛り上がった。
プレッシャーをかけていったのは鎌田。パンチ連打で追い込む鎌田に対し、えりすも頭を下げながら打ち合いに臨む。手数で上回った鎌田だったが、1R中盤に放ったえりすの前蹴りがクリーンヒットし、失速した鎌田。
2Rには、ローキックを中心にした攻めに切り替えたえりす。鎌田はパンチで攻め続けるも決定打はなし。両者ともに一進一退の攻防を続け、ドロー決着に終わった。
▼第5試合 70kg契約キックルール 2分3R アマチュアルール 髪切りデスマッチ
○めぢから(ストライプル)
KO 3R1分46秒
●ピンクジョウム(ピンクタイガーモンスター軍)
序盤、テンポよくミドルキックをヒットさせたピンクジョウム。フック連打で徐々にペースを上げていっためぢからがダウンを奪取した。何とか立ち上がったピンクジョウムだったが、めぢからがパンチ連打で勝負を決めた。
髪きりデスマッチのため、負けたピンクジョウムの頭にバリカンを入れるめぢからだったが、ドンキ・ホーテで2000円で購入したバリカンのキレが悪く中途半端な儀式となってしまった。
▼第4試合 TRIBELATE開催10回記念トーナメント一回戦 60kg契約ワンデートーナメント
○岩永卓弥(チームカンダ)
判定 3−0 ※20−18、20−19、20−19
●ハンロウズ(バンゲリングベイ江古田)
▼第3試合 TRIBELATE開催10回記念トーナメント一回戦 60kg契約ワンデートーナメント
○坂本光広(PUREBRED大宮)
KO 1R1分19秒
●小出晋吾(フリー)
▼第2試合 65s契約キックルール 3分2R延長90秒
○小松喬(不完璧主義)
判定 3−0 ※20−18、20−19、20−18
●出口正蔵(チームYOSHIKAWA)
▼第1試合 63kg契約キックルール 2分3Rアマチュアルール
○藤野唯介(バンゲリングベイ江古田)
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−28
●松会康介(不完璧主義)
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