G-STYLE
「G-SHOOTO plus06」
2006年6月11日(日)東京・北沢タウンホール
開場16:30 開始17:00
▼第6試合 ストロー級プラストーナメント決勝戦 5分2R
○吉田正子(NATIVE
SPIRIT)
判定2-0 ※20-19、20-20、20-19
●玉田育子(AACC)
1R、互いにパンチとローを放つ展開から、玉田がタックルでテイクダウンに成功するが、そこから展開を作れずブレイクとなる。スタンドに戻ると、追う玉田に対し、吉田は下がりながら右ストレートを当てていく。
2R、またも玉田がテイクダウンを奪うが、「(玉田が)ガッチリ来ていたので動けなかったけど、立ち技でやりたかったので」という吉田はクローズドガードの体勢のままブレイクを待つ。終了間際、両者激しく打ち合うが、決定的なシーンは作れず。
結果、吉田が僅差の判定をものにし、トーナメントを制した。
この勝利でクラスB昇格が決まった吉田は、試合後「(クラスBを)やれるのであれば、もっと練習してから出たいですね。目標は、いろんなベルトが欲しい。強い人に勝っていきたい」と語った。
▼第5試合 クラスC+ ストロー級 5分2R
○瀧本美咲(空手道禅道会)
一本 1R2分04秒 ※腕ひしぎ十字固め
●村浪真穂(和術慧舟會トイカツ道場)
開始早々、村波がタックルを仕掛けるが、瀧本はこれを切る。しつこく組み付いてヒザ蹴りを繰り出す村浪に対し、瀧本は豪快な払い腰でテイクダウンを奪う。そこからジックリとポジションを固め、腕十字へ。村浪は一回転して逃れようとするも、瀧本は掴んだ腕を離さず、そのまま腕十字を極めた。
▼第4試合 クラスC+ バンタム級 5分2R
○ゆうこ(パラエストラ八王子)
判定2-0 ※20-18、20-19、19-19
●せり(巴組)
ここまでクラスC+無敗のゆうこが、スマックガールで頭角を現しつつあるせりと対戦。せりは得意の打撃で仕掛けていくが、ゆうこはそれをさけタックルに行く。テイクダウンを奪ったゆうこは、すぐさまパスガード。マウントまで奪うが、せりの堅いディフェンスの前に極める体勢まで持っていくことができない。2R中盤にはせりは下から腕十字を極めかける場面もあったが、それを凌いだゆうこが上を取り、バックを奪いかけたところで試合終了。ポジショニングで上回ったゆうこが勝利した。
▼第3試合 クラスC+ 49kg契約 5分2R
○兼谷絵里(和術慧舟會A3)
一本 1R1分29秒 ※腕ひしぎ十字固め
●奥村ユカ(S-KEEP)
パンチ、ローそして首相撲からのヒザでペースを握った兼谷が組み付き、そのまま押し込んでテイクダウン。落ち着いてポジションを固め、腕十字を極めた。
▼第2試合 クラスC+ フェザー級 5分2R
○魔魅虎(パラエストラ八王子)
一本 1R4分21秒 ※腕ひしぎ十字固め
●有賀美由紀(空手道禅道会)
G-SHOOTO初参戦同士の対戦。魔魅虎が外掛けでテイクダウンを奪い、マウントから腕十字を狙うと、有賀は腕を抜いて上を取る。しかし魔魅虎はすぐさまスイープで上を取り返し、再び腕十字を仕掛け、今度はキッチリと極めた。
▼第1試合 クラスC+ ストロー級 5分2R
○砂山和歌子(和術慧舟會富山支部)
TKO 2R0分57秒
●海老原まどか(パラエストラ柏)
共に柔道の地区大会3位という実績を持つが、勝敗を分けたのは打撃力の差だった。開始直後、砂山がパンチの連打でダウンを奪う。海老原もテイクダウンから腕十字を狙うも極められず。砂山は1R終盤に再びパンチの連打で海老原を倒し、さらに2Rに入って2度のダウンを追加する。最後は一方的に打たれる海老原を見て、レフェリーが試合を止めた。
|