全日本キックボクシング連盟
「Muay Thai Wave from YOKOHAMA
V」
2006年7月30日(日)神奈川・横浜赤レンガ倉庫
開場14:00 開始15:00
▼第10試合 52.0kg契約 3分5R
○ペット・ポー・スワンジム(タイ/フライ級)
判定 3−0 ※50−48、50−49、50−48
●魂叶獅(はまっこムエタイジム/J-NETフライ級王者)
1R
左ハイ、前蹴り、横蹴りと魂叶獅を寄せ付けないペット。魂叶獅が距離を詰めれば、ペットはヒザ蹴り。そして首相撲で捕らえると鋭いヒジを見舞っていく。魂叶獅は何もさせてもらえず。このラウンドはペットが有利の印象が強い。
2R ロー勝負に出る魂叶獅に対し、ペットはミドルを返す。魂叶獅が組み付くと、ペットは簡単に転ばせる。ペットの鋭いミドルが当たり、魂叶獅のフックは空をきる。ペットのミドルと魂叶獅のローが激しく交錯した。
3R 右ローを連発で魂叶獅がヒットさせると、ペットは目を覚ましたかのようにラッシュを仕掛け倍返し。ペットは首相撲にいくため、魂叶獅は連打を仕掛けるも自分の攻撃が出来ない。後半にはペットは左ミドルを勢いよく放ち、ヒット&ウェー戦法で魂叶獅にペースを握らせない。
4R ローでプレッシャーをかける魂叶獅に対し、ペットは遠い間合いからミドル。下がるように攻撃するペットは距離が詰まれば首相撲。ペットのクリンチが多く、魂叶獅は一発一発で終わってしまう。
5R 手数勝負に出る両者。下がりながらミドルを放つペットに魂叶獅は距離をつめロー連打。その中でもクリーンヒットを食らい、ペットが顔をしかめる場面も。しかし、ペットはクリンチで魂叶獅に追撃を許さない。魂叶獅は圧力をかけながらフックを放つも、決定打はなかった。判定となりペット3−0で勝利した。
試合後に敗れた魂叶獅は「タイ人のリズムにのまれました。自分のペースでいこうと思ったが、相手のヒット&ウェーでローキックだ出せませんでした」と反省しながら、「9月1日のJ-NETのフライ級トーナメントには周りとの相談になりますが、出るつもりではいます」と他団体のリングへの出陣に意欲を見せた。宮田広報部長は「これからはベルトを返上する気持ちで頑張って欲しい。他団体のトーナメントに上がるなら、優勝しかないという気持ちでやらないとダメ」と魂叶獅にゲキを飛ばした。
▼第9試合 60.0kg契約 3分5R
○藤牧孝仁(はまっこムエタイジム/4位)
KO 4R1分08秒
●サッグサーコン・ルークマトゥリー(タイ/ライト級)
1R ロー、前蹴りで突き放すサッグサーコン。距離を詰めた藤牧はパンチ、ハイを当てる。藤牧はプレッシャーをかけサッグサーコンをロープ際に追い込んだが、サッグサーコンはワンツーから右ミドルで寄せ付けない。静かな試合立ち上がり。
2R 藤牧は自ら組みにいき首相撲からヒザ蹴り。サッグサーコンは前蹴りで突き放す。そしてヒジも織り交ぜる。圧力をかける藤牧は細かいパンチ連打。サッグサーコンは腰の安定したパンチのコンビネーションを当て藤牧を寄せ付けない。
終了間際、サッグサーコンの右ヒジが藤牧の顔面を捕らえた! ダウンカウントが数えられる中、藤牧は立ち上がり3Rへ。
3R サッグサーコンのミドルをキャッチした藤牧は勢いで転倒させる。左ミドルのサッグサーコンに、カウンターで合わせる藤牧は細かくパンチを当てた。打ち合いの中、手数で上回る藤牧が優勢に攻めるも決め手はない。
4R 前に出る藤牧にサッグサーコンは前蹴り。ローを激しく打ち合う中、藤牧はパンチでロープ際にサッグサーコンを追い込みボディ。サッグサーコンが腰から崩れるようにダウンし、立ち上がれず。藤牧がKO勝ちし、会場は大いに沸いた。
▼第8試合 バンタム級 3分5R
○真後和彦(はまっこムエタイジム/3位)
KO 5R2分24秒
●手塚 豊(JMC横浜GYM)
1R ガードを固める真後に、手塚はパンチ連打。持ち直した真後は距離を詰め、首相撲からヒザ蹴り。ガードを固めながら前進する真後は手塚にパンチラッシュ。クリーンヒットで食らった手塚にダウンカウントが数えられた。
2R 1Rのダウンダメージを感じさせない手塚はパンチで一気にラッシュ。真後もそれ以上にプレッシャーをかけながらワンツーで追い込む。防戦一方の手塚だったが、力を振り絞りラッシュ。今度は手塚がダウンを奪い返した。
3R 距離をつめる手塚は細かいパンチを連打。右ローも当てていく。お互いにパンチを激しく出す中、真後は首相撲からヒザ蹴り連打。ラッシュをかけるも、手塚はフックからの連打で返す。
4R 距離を詰める真後はロープ際に追い込みパンチラッシュ。ヒザ蹴りでダウン奪取。立ち上がった手塚にラッシュをかける真後。お互いに頭を付けながら激しい打ち合いを見
5R ラッシュをしかけるのは手塚。ヒザ蹴りでコーナーに追い込み。手塚はたまらずダウンをする。そのままゴングを聞き、真後がKO勝ちした。
▼第7試合 フェザー級 3分3R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム)
TKO 2R2分26秒
●丸山武士(藤ジム)
▼第6試合 ウェルター級 3分3R
○不死身夜天慶(シューティングジム横浜)
判定 3−0 ※30−27、30−28、30−29
●小宮隆司(TEAM-1)
修斗世界ライト級7位・修斗環太平洋ライト級3位の不死身夜が2年ぶりにキックのリングに帰ってきた。セコンドには同門の修斗世界ライト級チャンピオン・リオン武がつく。
1R コンビネーションで攻める小宮に対し、不死身夜は重いパンチで返す。さらに不死身夜はローも的確に当て、小宮は棒立ちになる場面も。
2R 手数を出す小宮に対し、不死身夜は思いっきりのいいパンチ。小宮は距離を詰め、一気にラッシュをかけた。
3R 不死身夜は上下に散らすパンチでペースを掴む。不死身夜の強烈なボディが入り、小宮は一気に失速した。チャンスとみた不死身夜はコーナーに追い込み、パンチのラッシュ! 小宮が何とか耐え切ったところでゴングがなった。
30−27、30−28、30−29の判定3−0で不死身夜が勝利した。これで不死身夜はキック2連勝となった。
▼第5試合 ライト級 3分3R
○濱島康大(はまっこムエタイジム)
KO 2R0分11秒
●藤原彰二(立川キックボクシングアカデミー)
▼第4試合 65.0kg契約 3分3R
○宿波 明(はまっこムエタイジム)
KO 3R0分53秒
●紅 祐士(キング・エム)
▼第3試合 Muay Yoko 決勝戦 70kg級トーナメント
○嶽下純一(センチャイムエタイジム)
判定 3−0 ※30−28、30−29、30−28
●大野幸治(キング・ムエ)
▼第2試合 Muay Yoko 決勝戦 64kg級トーナメント
○宮田隼児(AJジム)
TKO 2R2分08秒
●三澤 卓(白井ジム)
▼第1試合 Muay Yoko
決勝戦 58kg級トーナメント
○九島 亮(AJジム)
KO 3R
●雨宮智司(はまっこムエタイジム)
▼古式ムエタイ演舞
ユタポン
VS
健太
▼ラックムエタイ
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