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MARS実行委員会
「MARS 04 NEW DEAL」
2006年8月26日（土）東京・両国国技館
開場16：00 開始17：00
▲左よりトーナメント準決勝に勝ち上がった三原、ラフィーク、佐藤、タベラ
＜全試合結果＞
 ▼第13試合 MARS WORLD FIGHTING GP -83kg以下級トーナメント一回戦 5分3R −83kg契約
○ブライアン・ラフィーク（フランス/ホアウ・ジュカオ）
一本 1R2分46秒 ※フロントネックロック
●ジョン・コロシ（アメリカ/デューンランド・ヴァーリ・トゥード）
1R、いきなり右フックを当てたラフィーク。一度はコロシにテイクダウンを奪われたものの、ハーフガードからもぐってタックルに移行し、上のポジションを奪い返す。ラフィークはコロシのフックガードをパスすると、コロシが起き上がってきたところをがぶり、最後はフロントネックロックでタップを奪った。
 ▼第12試合 MARS WORLD FIGHTING GP -83kg以下級トーナメント一回戦 5分3R −83kg契約
○三原秀美（総合格闘技コブラ会）
一本 1R2分53秒 ※腕ひしぎ十字固め
●バスティアン・レイエン（オランダ/タツジン・ドージョー）
1R、片足タックルでテイクダウンを奪った三原は、レイエンの足を越えてパスガードすると、レイエンの動きに合わせて腕十字へ。レイエンは体を起こして腕を抜こうとするものの、三原はレイエンの左腕をアームロックのようにがっちりとクラッチし、自分の足をこじ入れて極めての態勢を作っていく。「途中で足がしびれた」という三原だったが、上手くレイエンの体を回転させてレイエンの腕を極めた。
 ▼第11試合 MARS WORLD FIGHTING GP -83kg以下級トーナメント一回戦 5分3R −83kg契約
○佐藤隆平（R−BLOOD）
一本 1R4分49秒 ※三角絞め
●レオナルド・チョコレート・ナシメント（ブラジル/RFT）
佐々木有生、ホアン・ジュカオン・カルネイロに勝った実績を持ち、トーナメントの優勝候補にも挙げられていたナシメント。グラウンドで佐藤を仕留めようと、ひたすらタックルを仕掛け、テイクダウンを奪う。しかし一度パスガードには成功したものの、簡単に佐藤にガードに戻されると、何と三角絞めで一本負け。技を仕掛けた佐藤自らも「まだ極まる前にタップしてくれた」というように、あっけない結末となった。
 ▼第10試合 MARS WORLD FIGHTING GP -83kg以下級トーナメント一回戦 5分3R −83kg契約
○ダニエル・タベラ（スペイン/SHOOT SPAIN）
一本 3R57秒 ※上四方チョーク
●べ・ミョンホ（韓国/闘神塾MAD）
1R、一度はテイクダウンを許したタベラだったが、すぐにハーフガードからミョンホの脇を差してポジションを入れ替えると、インサイドガードからパンチを打っていく。しかしミョンホもそれをしっかりガードし、逆に果敢に腕十字を仕掛けてく。
ところが2Rに入ると両選手共に失速。タベラがテイクダウンこそ奪うものの、動きが止まってしまいブレイクという展開が続く。このまま判定までもつれるかと思われたが、3Rにタベラが蘇生。ミョンホの引き込みに対してアームロックを狙いながらパスガードすると、そのまま上四方固めからチョークを極めた。
 ▼第9試合 -77kg契約 総合格闘技ルール 5分3R
○エディ・アルバレス（アメリカ/ファイト・ファクトリー/MFCウェルター級王者）
TKO 1R1分26秒 ※レフェリーストップ
●小池秀信（GRABAKA）
MFCウェルター級王者として日本初上陸となるアルバレスが、前評判通りの強さとインパクトを残した。試合開始直後からいきなり飛びヒザ蹴りを連発するアルバレス。パンチのプレッシャーをかけて、小池をロープにつめると、たまらず引き込む小池に対して強烈なパウンドを連発。イノキ・アリ状態から飛び込むようなパンチを落とし、余裕のTKO勝利を収めた。試合前、顔にワセリンを塗っていたということでイエローカードをもらうポカをやらかしたアルバレスだったが、その強さは本物だったと言っていいだろう。
 ▼第8試合 無差別級契約 総合格闘技ルール 5分3R
○ビッグジム・ヨーク（ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー）
KO 1R1分3秒 ※左フック
●アンソニー“辰治”ネツラー（TEAM BOON!）
ローを蹴って様子を見ながら、一気にパンチで距離を詰めていくネツラー。ヨークは上手くネツラーの突進をさばくと左フック一閃！これがネツラーのアゴを打ち抜き、秒殺KO勝利を収めた。
 ▼第7試合 -58kg契約 総合格闘技ルール 5分2R
○MIKU（クラブ・バーバリアン）
判定 3-0
●カリーナ・ダム（ブラジル/アライアンスBJJ）
前回の対戦で因縁のある二人。試合が始まってもグローブを合わせないなど、女子格闘技の試合には珍しい緊張感のある立ち上がりとなった。
1R、左右のパンチと蹴りで前に出ていくカリーナ。しかしバランスを崩して尻餅をついてしまう。するとMIKUはすかさずカリーナの足を担いでパスガードを仕掛ける。カリーナの体を亀にしてパスガードしようとするMIKUだったがこれは失敗。カリーナに上のポジションを許す。
腰を上げるカリーナに対し、MIKUはハイガードでがっちりと足を組むと、下からカリーナの手首を掴んで腕十字へ。そのまま裏十字の態勢になり、カリーナの腕を伸ばそうとするものの、極めるまでには至らない。カリーナはMIKUのボディにヒザ蹴りを落とし、MIKUの腕十字から脱出すると、何と反則のサッカーボールキック！ これはMIKUの胸元をかすめるまでにとどまったが、一気に試合が殺伐としたものになった。
 スタンドでの再開となると、パンチで前に出ていくMIKU。カリーナがバックブローを打ったところに、カウンターのタックルを合わせてテイクダウンを奪う。そのままサイドポジションについたMIKUは、先ほどのお返しとばかりにカリーナのボディに強烈なヒザ蹴りを連発。残り1分を切ったところで、上四方に回って腕十字を仕掛けるが、残り時間がなく極めることができなかった。
2R、パンチの攻防から四つ組の展開となると、カリーナが強引に足をかけてテイクダウン。ハーフガードからパンチを落としつつ、肩固めを狙っていく。MIKUは自分の肘を張って、何とかそれをディフェンス。カリーナの体を浮かせて、タックルに切り返すのだが、カリーナはMIKUのその動きに合わせて腕十字へ。
 MIKUはカリーナの体をまたいで腕が伸ばされるのを阻止しつつ、腕が抜けると目の前にあるカリーナの足を捉えてアンクルホールドを狙う。ここから足関節の取り合いとなるが、お互いに極めることが出来ず。
最終的にはMIKUがグラウンドで上のポジションをキープし、そこからパンチを落としながら、三度目の腕十字を狙う。しかしこれも1R同様に残り時間がなく極めることが出来なかった。
試合は判定となったものの、終始動き続け、何度も腕十字を極めるチャンスを作ったMIKUに軍配が上がり、MIKUが見事前回の雪辱を晴らした。
 ▼第1試合 -72kg契約 総合格闘技ルール
○ホドリゴ・ダム（ブラジル/アライアンスBJJ）
一本 1R1分48秒 ※腕ひしぎ十字固め
●関直喜（RISEファイトクラブ）
ジャブを突いて距離を測る両者。関が片足タックルに入ると、ホドリゴは関の腕をアームロックにとらえる。関の体を自分の後方に転がしたホドリゴは、腕十字と三角絞めのコンビネーションで攻め立て、最後は腕十字を極めた。
▼第6試合 -92kg契約 キックルール 3分3R
○コウイチ・ぺタス（ザ・スピリット・ジム）
KO 3R59秒 ※左ハイキック
●ソル・ボギョン（韓国/テグ異種格闘技アカデミー）
▼第5試合 -70kg契約 総合格闘技ルール 5分3R
○ソン・オンシク（韓国/テグ異種格闘技アカデミー）
TKO 2R3分26秒 ※ドクターストップ
●熊谷真尚（禅道会）
▼第4試合 -83kg契約 総合格闘技ルール 5分3R
○マルセロ・ブリッド（ブラジル/マルセロ・ブリッドチーム）
一本 1R4分44秒 ※スリーパーホールド
●瓜田幸造（掣圏会館）
▼第3試合 無差別級 総合格闘技ルール 5分2R
○イ・サンス（韓国/恨−AJC）
判定 3−0
●ビタリー・シュメトフ（ロシア/タイガーズデン）
▼第2試合 -83kg契約 キックルール 3分3R
△松本勇三（勇三道場）
判定 1−0
△馬場伸孝（山木）
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