ガッツマン・プロモーション
「プロフェッショナル修斗公式戦 下北沢修斗劇場第16弾 〜燃えろいい男〜」
2006年10月1日(日)東京・北沢タウンホール
開場15:00 開始16:00
<全試合結果>
▼第8試合 ライトヘビー級 5分2R
△村山暁洋(GUTSMAN修斗道場)
判定1-0 ※19-19、20-19、19-19
△安達明彦(パラエストラ松戸)
試合後、両者が「思い切り前に出られれば良かった」と反省したが、そんな言葉が嘘のように聞こえるほどの熱闘だった。1R、差し合いから村山が右ヒザ蹴りを繰り出すと、安達がその足をキャッチし、すくい投げでテイクダウン。そのままサイドについた。村山は立ち上がり、今度はテイクダウンを奪い返すが、ポイントを挽回するには至らず、1Rは安達が取った。2Rに入ると、一転して激しい打撃戦へ。ともに決定打は無かったが、ときおり村山のフックが安達の顔面を捉える。さらに終了間際、村山がテイクダウンに成功。2Rは村山のラウンドとなった。互いに1ラウンドずつ取り合った形でのドローとなった。
▼第7試合 54.5Kg契約 5分2R
○菅原雅顕(和術慧舟會Duro)
判定3-0 ※20-18、19-18、19-18
●タイガー石井(パラエストラ吉祥寺)
序盤から石井が会場に衝撃音が響き渡るほどの強烈なローを放つが、菅原も負けじとパンチで応戦。石井が打ち合いから組み付いていくも、テイクダウンを奪ったのは菅原。ロープ際でパウンドを落としていく。2Rも菅原が常に上をキープしパウンドを落とすという石井にとっては苦しい展開。石井は下から足を絡め、なんとか立ち上がるも、グラウンド状態にある菅原の頭部へヒザ蹴りを繰り出し、減点1。この減点が響き、菅原が判定で勝利した。
▼第6試合 2006新人王決定トーナメント準決勝 バンタム級 5分2R
○神酒龍一(GUTSMAN修斗道場)
判定2-0 ※19-19、20-18、20-19
●塩田“GOZO”歩(パラエストラ八王子)
1R、神酒がテイクダウンを狙っていくが、塩田がうまく返して上を取る。塩田はパスガードに成功し、バックに回ってチョークを狙うが極まらず。その後は、塩田が組み付いて相手を引き込むも、スイープできず神酒のパウンドを浴びるという展開が続く。1R終盤からは、神酒の強烈なパウンドが何度も塩田の顔面を捉え、塩田は下になりながら足を上げていくが、反撃はならず。神酒が判定をものにし、新人王トーナメント決勝へ勝ち上がった。決勝では森卓也(パラエストラ札幌)と対戦する。
▼第5試合 2006新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R
○上田将勝(パラエストラ東京)
TKO 1R3分41秒 ※右フック
●矢作尚紀(PUREBRED大宮)
レスリングをベースとし、タックルを得意とする上田がいつものようにテイクダウンを奪うが、矢作の堅いディフェンスに阻まれる。スタンドに戻ると、矢作がパンチを振りながら前へ出て行くが、ここで上田が左ストレートのカウンターをヒットさせ、ダウンを奪う。さらに二度目のダウンを追加すると、矢作はフラフラ。それでも矢作は前に出るが、最後は右フックを食らい前のめりにダウン。見事なKO勝ちを収めた上田は、新人王トーナメント決勝で松本輝之(シューティングジム大阪)と対戦予定。
▼第4試合 ライト級 5分2R
△山田啓介(roots)
判定0-0 ※19-19、19-19、19-19
△石渡伸太郎(GUTSMAN修斗道場)
1R、鋭い打撃の交換から始まったが、山田がテイクダウンに成功。石渡はギロチンを狙うが、極まらず。しかしスイープで上を取るなど、互角の展開が続く。2R、山田が再び上からパウンドを落としていくが、石渡も防御し、決定的なパンチを当てることができない。一方の石渡も決め手に欠け、結果ドローとなった。
▼第3試合 ウェルター級 5分2R
△井上裕貴(木口道場レスリング教室)
判定1-1 ※20-19、19-20、19-19
△田口公一(PUREBRED大宮)
井上のパンチに対し、田口はローで攻める。井上が何度かタックルを仕掛けるが、田口は冷静に切っていく。2R、井上が頭部を負傷し、ドクターチェックが入るアクシデントもあったが、共に小さいながらパンチを当てていく展開に。判定は三者三様のドロー。
▼第2試合 2006新人王決定トーナメント準決勝 フライ級 5分2R
○室伏シンヤ(SUBMIT静岡)
一本 2R2分03秒 ※腕ひしぎ十字固め
●池田“三男”博之(パラエストラ東京)
鋭い打撃の交換から、室伏がテイクダウンに成功。コーナーに相手を押し付けてギロチンを仕掛けるが、池田は頭を抜いて立ち上がる。1R終盤も同様の展開が見られたが、ここも池田が冷静に対処した。2R、上を取った室伏がまたもギロチン。頭を抜いた池田に対し、下から三角、さらに腕十字へ移行し、見事なコンビネーションで池田からタップを奪った。
▼第1試合 フェザー級
5分2R
○扇久保博正(パラエストラ松戸)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-18
●マイク・ハヤカワ(シューティングジム大阪)
開始早々、ラッシュを仕掛けたハヤカワに対し、扇久保は組み付いてテイクダウンを奪う。何度かパスガードを狙いながらパウンドを放っていくも、ハヤカワはそれをかわしスタンドへ。スタンドの状態で差し合いが続いたが、テイクダウンに勝った扇久保に凱歌が上がった。
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