10月1日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックスにて、ZST事務局主催『SWAT!07』が開催された。今回で7回目となったSWATシリーズだが、上原広報が「大会を重ねる毎にレベルが上がっているのはもちろん、選手たちの顔つきも変わってきているし、自分の存在をアピールしようとする選手が増えてきた」と語るように、ZSTらしいスピーディで動きのある試合が続出した。
今大会でメインに抜擢されたのは斉藤利之と樋村太郎のRIKI GYM同門対決。リーグ公式戦ならではの一戦は、ZSTデビュー以降未だ勝ち星に恵まれていない“ZSTのハルウララ”こと斉藤が、大方の予想を覆し樋村からヒールホールドで一本勝ち。
スパッツに“ZST
IS MY LIFE”とプリントするほどZST愛を公言している斉藤は「ハルウララが勝っちゃいました!(同門対決は)やり辛かったけど、ぶっ壊してやりました!」と喜びを爆発させた。
佳境に入ったジェネシスリーグ戦に目を移すと、バンタム級では本戦出場経験もある川名蘭輝(ロデオスタイル)が杉田一朗(心温塾)から流れるような寝技で一本勝ち。
前回大会の全勝対決ではドローに終わっているライト級の太田裕之(チームPOD)と金原正徳(総合格闘技武蔵村山道場)は、太田が樋山久(ロデオスタイル)がチョークスリーパーできっちり一本勝ちを収め、対戦相手の負傷によりワンマッチへの出場となった金原も打撃によるTKO勝利で全勝を守っている。2カ月という短いスパンで続いてる過酷なリーグ戦の優勝の行方はいかに!?
また所英男(リバーサル)やレミギウス・モリカビュチス(リトアニア)に代表されるように、軽量級にスポットが当たってきたZSTだったが、SWATからはウェルター級(75kg以下級)から新星が登場。今大会でも秒殺勝利を収めた竹田誠志(U-FILECAMP町田)と内村洋次郎(P'sLAB東京)は、毎大会インパクトある試合で観客を沸かせているだけに今後の活躍に期待がかかる。
ZST事務局「SWAT!07」
2006年10月1日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
開場16:30 開始17:00
<全対戦カード>
▼メインイベント ジェネシスリーグ公式戦 ライト級シングルマッチ
○斉藤利之(RIKI GYM)
一本 1R3分29秒 ※ヒールホールド
●樋村太郎(RIKI GYM)
▼第11試合 ウェルター級シングルマッチ
○内村洋次郎(P'sLAB東京)
一本 1R13秒 ※アームバー
●虎士(AACC)
▼第10試合 ジェネシスリーグ公式戦 バンタム級シングルマッチ
○矢島雄一郎(禅道会総本部)
一本 1R2分45秒 ※腕ひしぎ十字固め
●田丸慶輔(宇留野道場)
▼第9試合 ウェルター級シングルマッチ
△平山敬吾(パラエストラ八王子)
時間切れドロー
△小島一朗(フリー)
▼第8試合 ジェネシスリーグ公式戦 バンタム級シングルマッチ
○中村浩(ロデオスタイル)
一本 1R3分31秒 ※腕ひしぎ十字固め
●新堀総司(U-FILE CAMP赤羽)
▼第7試合 ジェネシスリーグ公式戦 フェザー級シングルマッチ
○西哲也(バトラーツジムB-CLUB)
一本 1R40秒 ※腕ひしぎ十字固め
●飯田将幸(U-FILE CAMP町田)
▼第6試合 ライト級シングルマッチ
○金原正徳(総合格闘技武蔵村山道場)
KO 2R1分00秒 ※右アッパー
●伊藤健一(A-スクエア)
▼第5試合 ジェネシスリーグ公式戦 フェザー級シングルマッチ
△清水俊一(宇留野道場)
時間切れドロー
△田中康友(SKアブソリュート)
▼第4試合 ジェネシスリーグ公式戦 バンタム級シングルマッチ
○川名蘭輝(ロデオスタイル)
一本 1R1分20秒 ※腕ひしぎ十字固め
●杉田一朗(心温塾)
▼第3試合 ウェルター級シングルマッチ
○竹田誠志(U-FILE CAMP町田)
KO 1R17秒 ※ヒザ蹴り
●市川直人(原宿道場)
▼第2試合 フェザー級シングルマッチ
○片山伸(T-Pleasure)
一本 1R1分9秒 ※三角絞め
●大村朗(PZT)
▼第1試合 ジェネシスリーグ公式戦 ライト級シングルマッチ
○太田裕之(チームPOD)
一本 1R2分43秒 ※チョークスリーパー
●樋山久(ロデオスタイル)
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