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【ケージフォース】中原太陽が未知の強豪に一本負け、光岡と井上は快勝

2006/11/25


GCMコミュニケーション
「CAGE FORCE 01」

2006年11月25日(土)東京・ディファ有明
開場16:00 開始17:00

▼第9試合 フェザー級 5分3R 
○エイドリアン・パン(フェアテックス・インテグレーテッド・マーシャルアーツ)
一本 3R2分0秒 ※三角絞め
●中原太陽(和術慧舟會GODS)

「DOG」から「CAGE FORCE」にリニューアルした一発目の大会でメインを任された中原。セコンドには近藤有己(パンクラスism)や宇野薫(和術慧舟會東京本部)らの打撃コーチとして知られる田代勝久トレーナーが付いた。

 1R、細かくジャブを突く中原は、タックルを切られるとすぐにガードで引き込む。エイドリアンは中原の体をクラッチして、そのまま金網に押し込んでいく。するとここでエイドリアンのバッティングで中原が左の目尻をカットしてしまい、ドクターチェックが入る。

 再開後、サウスポーの中原は、上半身を細かく振って左のインロー。エイドリアンは右ストレートで踏み込んで左右の連打を見せるが、中原はしっかりそれをディフェンスし、左右のローを飛ばす。

 中原に負けじと鋭い右ローを蹴るエイドリアン。そこからパンチで前に出るエイドリアンだったが、中原はカウンターのタックルでテイクダウンを奪う。

 イノキ・アリ状態からパンチを落とし、ヒジ打ちを振り下ろす中原。エイドリアンの三角絞めを持ち上げて外すと、すぐに足関節を仕掛ける。最後は中原がガードで引き込んだところでゴング。

 2R、エイドリアンの右フックにタックルを合わせる中原。エイドリアンはそれを切って、右のインローを蹴る。中原は右のアウトローを蹴って、右の前蹴り。距離を測ってタイミングよく左のインローを蹴る。ここでエイドリアンの右フックに再びタックルを合わせた中原だったが、エイドリアンの腰が強くテイクダウンできない。

 引き込む中原は、エイドリアンのパウンドをディフェンスするように、頭の位置を変えながら、下からアームロックや三角絞め。エイドリアンのパンチを取って腕十字を仕掛けるが、エイドリアンは立ち上がってスタンドを要求する。

 中原のローに右フックを合わせるエイドリアン。中原はタックルでテイクダウンを試みるが、エイドリアンを倒せずに自ら引き込むという展開となる。

 3R開始直後、中原が片足タックル。そのままエイドリアンを金網まで押し込んでいくが、テイクダウンできない。ここでも引き込みを見せた中原は、エイドリアンの両手首を持ってコントロールし、エイドリアンの体をフックガードで浮かせて足関節へ。エイドリアンのパンチをもらいながらも執拗に足を狙う中原。足が極まらないと見るや、すぐに起き上がりグラウンドで上のポジションを取ったのだが…

 ここで一瞬、気が抜けてしまったのか、エイドリアンが中原を三角絞めにガッチリと捕らる! 何とかディフェンスしようとする中原だったが、エイドリアンの足のクラッチはタイトで逃げることが出来ない。しばらく耐え続けた中原だったが、無念のタップアウトとなった。

 試合後、エイドリアンはフィニッシュシーンの三角絞めについて「ずっと練習はしていた技なんだけど、偶然ああいう形になったと思う」と話していただけに、中原にとっては悔しい敗戦になったと言えるだろう。以下、今大会のアドバイザーである宇野薫の総括コメント。

「中原が負けるとは思っていなかったので、世界には強い選手がたくさんいるんだなと思います。逆に鹿又選手がイギリスのケージの大会で優勝していますので、日本人も含めた70kg級のトーナメントをやってみても面白いかもしれません。そういった形でまだまだやることがたくさんある、これからだなと感じた大会でした。

 今回からヒジ打ちありのルールになったわけですが、まだまだ上手くヒジ打ちを使えていない部分があったと思います。例えばヒジ打ちの距離なんかは、実際に試合をしてみないと分からないものですから。『D.O.G.』が始まった頃は、まだ金網の使い方ができない選手が多かったんですが、回を重ねる毎に金網を上手に使える選手が増えてきたので、ヒジ打ちに関してもそうなってくるでしょう。

 ケージフォースで闘う選手たちが頑張って、HERO'SやUFCといった大きな大会からオファーが来るようになれば、大会自体ももっと盛り上がると思います。僕自身、出場することは考えてませんが、選手としての立場から主催者サイドに、『これはやった方がいい』『これは省いた方がいい』と伝えることができれば、活性化もするでしょうし、サポートしていけたらなと思います。ケージフォースのこれから先が楽しみです」


▼第8試合 ライト級 5分3R
○光岡映二(和術慧舟會RJW)
一本 1R1分23秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ダニーロ・カルドゾ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)

 1R、左のローを蹴るダニーロは、光岡のタックルにフロントチョークを合わせる。

 光岡はダニーロの足のクラッチを割って、サイドポジションを奪うと、頭を引き抜いて、一気にマウントポジションへ。ダニーロの動きに合わせて、腕十字を極めて秒殺勝利を飾った。

 試合後、マイクを握った光岡は「僕は今年シャオリンに負けて、その後に肋骨を骨折してしまって、今年はどうなるのかなと思いました。

 でもこれで2試合連続一本勝ちでした。来年は日本人と闘うのもいいんですが、海外でも試合をしたいと思います」と、07年の巻き返しを誓った。




▼第7試合 ウェルター級 5分3R
○井上克也(和術慧舟會RJW)
TKO 2R3分29秒 ※レフェリーストップ
●花井岳文(TWIST)

 1R、いつもは変則的な動きを見せる花井だが、この日は右ストレートとローを蹴り、オーソドックスな打撃を見せる。その後もサウスポーの井上に対して、鋭い右ローを蹴る花井。なかなか手数を出せなかった井上だったが、右のジャブを突いて左ストレートで飛び込み、左ストレートと右フックを当てると、花井は自ら前転して寝技に誘う。

 井上は距離を取りながら上からパウンド。花井が立ち上がると、組み際に右フックと左ストレートを当てる。再び引き込んで下からの関節技を狙う花井だったが、井上はそれを捌きながら、コツコツとパンチを落とす。

 2R、花井の打撃を見切った井上は、オーソドックスの花井の左に動いて左ストレート。花井の蹴りこそもらうものの、完全にパンチで制空権を支配する。後転して飛び込む花井の動きを潰した井上は、強烈なパンチを落とし、サイドから花井の顔面をこするようにヒジ打ち。スタンドの展開になると、井上は花井のタックルを切り、亀になる花井に鉄槌の連打を落とし、花井の動きが止まったところで、レフェリーが試合を止めた。


▼第6試合 ライト級 5分2R
△タクミ(パラエストラ大阪)
ドロー 判定1−0
△高橋 渉(フリー)

 1R、いきなり四つで組み付いてテイクダウンを狙うタクミだったが、高橋はそこをフロンチョークで捕らえる。タクミは中腰でポジションをキープすると、高橋を前に落としてインサイドからパンチを落とす。高橋はタクミの腕を固めてスイープ。タクミの足を左右に振ってパスガードして、腕十字を狙っていく。

 クローズガードのタクミをバスターで金網に押し付ける高橋。タクミはイノキ・アリ状態で下から足を絡めてスイープを狙い、距離ができるとすかさずタックル。高橋はタクミのタックルにアームロックを合わせて腕十字を狙う。腕を抜いたタクミはイノキ・アリ状態からパンチを落とす。

 2R、左右のフックで前に出る高橋は、両差しでタクミをコーナーに押し込むも、タクミがテイクダウンを阻止して逆にグラウンドで上のポジションをとる。イノキ・アリ状態から足関節を仕掛ける高橋に対して、タクミはそれを潰してハーフガードからパスして押さえ込む。

 高橋のブリッジに合わせてバックポジションに移行するタクミ。そこからチョークスリーパーを狙うタクミだったが、高橋はそれをディフェンスし、逆にタクミの顔面にパンチを当てる。そして残り1分、高橋がインサイドガードに戻し、動きが止まったところでブレイク。テイクダウンを狙うタクミ、そこにパンチとヒジを入れる高橋。その状態のまま動きはなく、試合終了のゴングを聞いた。


▼第5試合 ミドル級 5分2R
○渋谷修身(Ingram)
一本 1R2分51秒 ※三角絞め
●ハマン・レイズ(Kamikaze Gym) 

 1R、右のロー、ミドルを蹴るレイスに対し、片足タックルでテイクダウンを奪った渋谷は、間髪入れずに足関節へ。アンクルホールド、膝十字を狙いつつ、上のポジションをキープする。渋谷の体を蹴って立とうとするレイス。渋谷はその足を捌いてパスガード、マウントポジションを奪うと、ブリッジして逃げようとするレイスの動きに合わせて三角絞め! 渋谷が鮮やかなグラウンドムーブで一本勝ちを収めた。



▼第4試合 バンタム級 5分2R
○山本 篤(KILLER BEE)
判定2−0
●田澤 聡(GUTSMAN修斗道場)

 1R、細かくパンチを突いて前に出ていく田澤。山本はそこに片足タックルを合わせてテイクダウンを奪う。山本は田澤の頭を金網に押し付けてパウンドとヒジ。田澤は金網に背中を預けて立ち上がるが、グラウンドの攻防で、右目付近をカットしてしまいドクターチェックが入る。

 再開後、再びタックルでテイクダウンを奪った山本。サイドポジションからガードに戻されるものの、田澤の頭を金網際に持っていき、ヒジを織り交ぜながらパンチを落とす。残り1分、山本の体を蹴り放してタックルに入る田澤だったが、山本はそれを切ってインサイドガードをキープする。

 2R、右フックを振るう田澤だったが、山本の左フックがクリーンヒットし、田澤の方が腰から崩れてしまう。テイクダウンを奪ってもスタンドを要求した山本は、田澤のタックルを切って逆にテイクダウンを奪う。下からアームロックを狙う田澤。そこを支点に田澤は綺麗にスイープ、サイドポジションで上になると、コツコツとパンチを落としながら再びアームロックへ。

 田澤は立ち上がろうとする山本の動きについていき、アームロックから腕十字に移行するが、山本が田澤の体を潰して、それを阻止する。終盤、寝技で攻め込まれた山本だったが、それ以外の部分では田澤を圧倒し、判定をモノにした。


▼第3試合 バンタム級 5分2R
○砂辺光久(総合格闘技REAL)
TKO 1R5:00 ※ドクターストップ
●ホベルト・マツモト(デラヒーバマツモト)

 1R、足のスタンスを大きく取って、重心を低くする独特な構えの砂辺。ホベルトは左右のパンチで前に出てテイクダウンを狙う。距離ができると左ストレートから飛び込んで、左右の連打を浴びせる砂辺。ホベルトは右フックから組み付くと、そのまま抱きつきガードで引き込みを狙う。

 ホベルトの頭を金網に押し付けようとする砂辺は、ホベルトの三角絞めをバスターで外し、背筋を伸ばして真っ直ぐにストレートを打ち下ろす。スタンドでの再開後、左ストレート、右アッパー、左ミドルを当てる砂辺。しかしホベルトがタックルからテイクダウンを奪うと、そのまま後ろについて自ら前転するようにレッグロックを狙う。

 しかしこの攻防でホベルトは左足を負傷してしまい、インターバルに入っても立ち上がることができない。左足を引きずりながら自陣コーナーに戻るホベルトだったが、ドクターチェックが入ると、やはり試合続行は不可能だった。


▼第2試合 5分2R
○吉田善行(東京イエローマンズ)
TKO 1R0分35秒 ※レフェリーストップ
●橋本朝人(和術慧舟會RJW/HTM)

 1R、組み付いてくる橋本に対し、吉田は首相撲からヒザ蹴り蹴りを打ち、豪快な投げでテイクダウンを奪う。するとこの投げで橋本が右腕を負傷し、レフェリーが試合を止めた。


▼第1試合 ライト級 5分2R
○美木 航(和術慧舟會RJW)
判定3−0
●池田祥規(極真会館)

 1R、池田のローに左ストレートで飛び込む美木。この左ストレートがクリーンヒットし、池田は尻餅をつく。すぐに立ち上がって右フックを当てる池田だったが、美木はパンチのプレッシャーをかけて前に出て、両差しからテイクダウンを奪う。

 インサイドガードになった美木はパンチを打ちながら足を振ってパスガード。一度は池田に立たれたものの、すぐにグラウンドで上のポジションを取り返し、池田の頭を金網に押し付けてパンチとヒジ打ちを落とす。しかしガードになった池田も美木の頭と腕を抱え込んで、有効打を許さない。

 2R、池田の右ミドルに美木は左ストレート。池田が金網を背負うと、思い切り良く左の飛びヒザ蹴り。美木はそのまま片足タックルでテイクダウンを奪うと、サイドからマウントにポジションを変えて、最終的にはバックポジションへ。一気にチャンスを掴んだ美木だったが、最終的には池田のディフェンスを崩すことが出来ず、一本・KO勝ちを逃した。

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