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ALIVE主催
「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.11」
2006年11月26日（日）名古屋・Zepp
Nagoya
開場14:00 開始15:00
▼第7試合 67㎏契約 5分2R
○日沖 発（ALIVE）
TKO 1R1分32秒 ※ドクターストップ（右ハイキックでジョンビョが左耳を裂傷）
●キム・ビョンジョ（韓国／CMA KOREA正進MMA）
当初、アウグスト・フロタと対戦予定だった日沖発だが、フロタが負傷したため急きょ、韓国のキム・ビョンジョと対戦した。
地元でのメインということもあり大歓声のなか入場した日沖は、試合開始直後からパンチ、右ハイキックで距離を詰める。キックがベースのビョンジョもローを返していくが、威力、精度ともに日沖が上。面白いようにパンチを顔面にヒットさせていく。
ロープ際にビョンジョを追い込んだ日沖は、潜り込むような体勢から右ハイキックを一閃。フェイントにひっかかったビョンジョは、そのままダウン。なんとか10カウント以内に立ち上がるも左耳を裂傷。ドクターチェックの結果、続行は不可能と判断され、日沖がTKOによる完勝を収めてみせた。
試合後にマイクを握った日沖は「みなさんの応援が力になります。応援してくれるなら、みんなで一番上の景色を見に行きたいと思います」とアピール。きっちりメインを締めるとともに、バオ・クァーチ戦の悪夢（ドロー）を払拭してみせた。
▼第6試合 バンタム級 5分3R
○下川雄生（K'z FACTORY）
判定3-0 ※29-28、29-28、29-27
●赤木康洋（ALIVE）
9月の修斗名古屋大会で廣野剛康を破り、世界8位にランクインした赤木康洋がセミに登場。同じく世界ランカー（6位）の下川雄生と対戦した。
1R、背負い投げから一気にマウントを奪った赤木が攻勢に試合を進める。すぐにハーフに戻した下川だが、なかなか有利な体勢を取ることができない。スタンドからの再開となっても、テイクダウンの技術では赤木に軍配があがる。腕十字など積極的に攻め続けた赤木が、まずはペースを握ることに成功した。
2R、いきなり下川が得意の左ストレートで飛び込むと、これが赤木の顔面にモロにヒット。そのままテイクダウンを奪った下川は、出血が見られる鼻を狙ってパウンドを見舞っていく。直後にはマウントを奪うなど、1Rの劣勢を挽回。両者の体が離れたところでドクターチェックが入る。
ストップは免れた赤木だが、鼻頭からの出血は止まらない。再開後、赤木がテイクダウンを奪うも、下川はスイープからまたもマウントを奪取。パウンドを嫌い背を向けた赤木にスリーパーホールドを仕掛けるなど、2Rは下川が優位に試合を進めた。
常に動き続ける両者は、3Rに入った時点ですでにスタミナを消耗。ここからは完全に気持ちの勝負となった。2Rと同様に左ストレートで飛び込んだ下川は、テイクダウンからバックマウントに移行。スリーパーでキャッチを奪うなど優位に試合を進める。
だが気持ちの折れない赤木は、これを逃れると上からパウンドを連打。勝負は時間切れとなったが、手に汗握る展開に場内から拍手が沸き起こった。結果、後半巻き返した下川が判定3-0で勝利。クラスAの先輩としての貫禄を見せ付けた。
▼第5試合 修斗グラップリングマッチ 73kg契約 5分2R
○杉江“アマゾン”大輔（ALIVE）
優勢勝ち ※ポイント12-2
●アルバート・クレーン（アメリカ/サンタフェ・アカデミー）
プロ修斗を一時引退し、柔術、グラップリングに専念するアマゾンが、地元名古屋で柔術黒帯のアルバート・クレーンを迎え撃った。
いきなり引き込んでトップポイント1を献上したアマゾンだが、その後はテイクダウン、ハーフなどで次々にポイントを奪取。1R終了間際には腕ひしぎ十字固め、三角絞めであわや一本の場面を作り出した。
2Rに入るとクレーンの堅いディフェンスに阻まれハーフ以上のパスはできなかったが、常に上のポジションをキープ。結果、ブラジリアン柔術アジア選手権黒帯73kg級優勝など波に乗るアマゾンが、クレーンを寄せ付けず快勝を飾ってみせた。
試合後には試合用スパッツのお尻の部分にプリントされた「SHOOTO IS MY LIFE」の文字をアピール。来年のムンジアルの結果如何では、来年、修斗のリングにカムバックすることを宣言した。
▼第4試合 ウェルター級 5分2R
○梶田高裕（GSB名古屋）
TKO 1R4分43秒 ※レフェリーストップ（パウンド）
●火若津将軍（PUREBRED京都）
▼第3試合 フェザー級 5分2R
○木部 亮（ALIVE小牧）
TKO 1R4分32秒 ※レフェリーストップ（パウンド）
●田村貴生（パラエストラ広島）
▼第2試合 バンタム級 5分2R
○岡田剛史（TKエスペランサ）
判定3-0 ※20-18、20-19、20-18
●加藤賢也（ALIVE）
▼第1試合 ライト級 5分2R
○松本大輔（PUREBRED京都）
判定3-0 ※20-17、20-19、20-17
●伊藤一宏（TKエスペランサ）
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