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【bodogFIGHT】この強さ、本物!エディ・アルバレス、65秒王座防衛

2006/12/03


BEG
「bodogFIGHT Season 1 Finale」

2006年12月2日(土・現地時間) カナダ バンクーバー アグロドーム

▼MFCウェルター級選手権試合 5分×5R
○エディ・アルバレス(米国)
TKO 1R1分05秒
●アーロン・ライリー(米国)

 事実上、今大会のメインイベントとして行なわれたMFCウェルター級選手権試合。

 これまでMMAキャリア8戦8勝、全てが打撃によるKOかTKO(もしくは口頭による続行不能の意思表示)勝ちというエディ・アルバレス。8月にはMARSに来日し、小池秀信を相手に96秒でKO勝ちを収めている。

 22歳の将来性に富んだファイター=アルバレスであるが、これまでデリック・ノーブル以外に北米MMA界で名前を残しているファイターとの対戦経験がない。そのため同じウェルター級でもUFCを主戦場に置く選手との比較対象として語られることが少なかったことも確かだ。

 それだけに若きベテラン=アーロン・ライリーとの一戦は、エディ・アルバレスの実像に迫るという面でも注目された一戦であった。

→物凄い回転の速さのパンチが、ライリーを襲う

 24歳でキャリア30戦以上を誇るライリーは、トップの“下”という位置づけの選手。キャリア8敗を喫しているが、敗れた相手は大物揃い。UFCもPRIDE武士道も経験しており、総合的に穴のない選手だ。

 そんなライリーを相手に、アルバレスは一方的な勝利を掴んだ。

 まずは先制の左ストレートでダウンを奪うと、倒れているライリーの顔面にそのままストレートやアッパーで追い討ちをかける。何とか立ち上がったライリーは、これまで数々の打ち合いを経験してきた実績があり、このピンチにも完璧なタイミングでタックルを仕掛ける。が、ダメージが残っているのか、アルバレスの体力がずば抜けているのか、簡単に跳ね返されてしまった。

→戦慄のKOシーン

 圧巻はフィニッシュだ。コーナーにライリーを追い込むと、まだ拳を振るってきたライリーの顔面を右ストレートで打ちぬくと、すかさず左ストレート。この一発でライリーは、コーナーのバックルに頭を預け、そのままロープにずり落ちるように失神。

 アルバレスは、自陣に戻って好例となりつつあるトップロープからの宙返りを披露、アグロドームを埋めつくしたバンクーバーのファンの大声援を浴びた。 

 ライリーを一方的に葬ったことで、アルバレスの実力は疑いようがないトップレベルと認められるであろう。

 ただ、この活きの良い若者を本当のスター選手に育て上げられるかどうかは、ボードッグ次第だ。彼がウェルター級という階級でいる限り、米国のファンの多くがUFCで活躍することを期待し、日本のファンなら73kgに減量してPRIDEライト級戦線に挑むことを嘱望するだろう。

→抜群の運動神経を誇るアルバレスの試合後のパフォーマンス

 だからこそ、自前のスター選手が必要なボードッグは、その豊富な資金力を武器にアルバレスに茨の道を歩ませるべきだ。今大会を見る限り、米ロ対抗戦に出場したウェルター級選手、そしてボードッグ・ファイト・シーズン1に出場した選手、シーズン2に出場する選手で、彼の王座を脅かしそうな選手は見当たらない。

 ボードッグには、アルバレスのためにもっともっと強いウェルター級の選手を用意して欲しい。



↑息を吹き返したエリック・ペレがパンチを振るう

▼スーパーファイト スーパーヘビー級 5分×3R
○エリック・ペレ(米国)
TKO 1R2分40秒
●アントニオ・ペザォン・シウバ(ブラジル)

 もう一つのスーパーファイトは、HERO'Sで活躍中のアントニオ・ペザォンがATT所属として、北米デビューに挑んだ一戦。対戦相手のエリック・ペレは、ジョン・ルイスの弟子でKOTCの王者になりながら、(中堅プロモーションの)「ファイトマネーでは、本職を休むだけ損になる」と、一時期リングから遠ざかっていた強豪だ。見た目のユーモラスな風貌とは裏腹に、柔術は紫帯で、殴り合いは滅法強い。

 そのペレをペザォンは試合開始早々、パンチの連打、さらにハイキックなど追い込んでいく。もつれるように倒れたペレに、ペザォンがパウンドを見舞おうとすると、ペレの体がロープの間からエプロンへ。

→試合を完全に支配していたペザォンだが……

 試合はスタンドで再開となり、直後にペザォンのローキックがペレの急所を直撃。試合が一時中断となる。

 試合再開とともに、息を吹き返したペレのパンチで、ペザォンがバランスを崩す。振りが大きくなったペザォンが、コーナーにペレを追い込むが、ここでペレのボディを食らい、一瞬、背を向けてしまう。頭部に連打を浴びたペザォンは、たまらずガードポジションをとるが、ペレは構わずパウンドを落とすと、レフェリーが試合をストップ。

 このストップにペザォン陣営は猛抗議するが、もちろん判定は覆らない。確かにペレのパウンドには勢いが足りなかったが、ガードポジションを取った時点でペザォンの視線は泳いでおり、ストップは致し方ないものだった。

 ペザォンにとっては、悔やみきれないローブローになってしまった。

<その他の試合>

第1試合
○ロブ・レベック(カナダ)
TKO 1R0分35秒
●ティム・スミス

 これがMMAデビューとなるご当地選手のレベックは、豪快なテイクダウンからパウンドの連打の秒殺で自らの初陣を飾った。









第13試合
○トッド・ゴーウェンバーグ(カナダ)
TKO 1R1分34秒
●ロン・フェアクローズ(米国)

 最終試合で勝利したのも、カナダ国内でしか試合をしたことがないゴーウェンバーグ。パウンドの連打から、スタンドに戻り右フック一発でフェアクローズを倒した。

写真撮影&レポート=高島学
Photos&Report=Manabu Takashima

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