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【全日本キック】山内裕太郎が望月に劇的KO勝利! 石川直生がワンロップと激闘の末ドロー

2007/01/04


全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「New Year Kick Festival 2007」
2007年1月4日(木)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:30
※本戦開始前にオープニングファイト

▼トリプルメインイベント第3試合 全日本Sウェルター級タイトルマッチ 3分5R
山内裕太郎(AJ/同級王者)
KO 3R2分21秒 ※3ノックダウン
望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン/挑戦者・同級1位)
※山内が初防衛に成功

 望月はリミックスされたUWFのテーマで入場! セコンドには元UWFインターナショナルの大江慎がつく。山内はAJジムのメンバーを引き連れての入場だ。

 1R、山内は左右のローを主体に右ストレート狙い、望月もインローからワンツーを狙う。前に出るのは望月、山内は回って距離を取る。望月が蹴りを出そうとすると、望月は前蹴りや足裏で蹴りをストッピング。

 望月は左インローを多く蹴り、山内もインローからロープに詰めての右ボディ。望月は山内の右に右ストレートを合わせてヒヤッとさせた。

 2R、望月は左ローと左ミドル。山内はストッピングしてパンチを狙ったが、右アッパーに右のカウンターを合わせられる。山内はようやく左ジャブを多用し、望月にパンチを打たせてブロックしてからパンチを返す。カウンターを警戒しているのか。

 右のショートアッパーからローに繋ぐ山内。望月が左インローと左ミドルを連発、山内が右を出すとすかさず右を返す。山内はショートのアッパーを繰り出す。

 3R、パンチの応酬で望月は左フックと右ストレートを入れる。が、山内は右ストレートがヒットした直後にプッシング、距離を取って右ハイキック! これで望月がダウン! 

 立ち上がったところで山内は右ローをフェイントして、望月が下がったところで右ヒジから右ストレートで2度目のダウンを奪った。これで望月が頭部から出血。

 ドクターチェック後、望月が左右のパンチで一気に前に出る。山内もこれに応戦し、望月の右フックで山内がグラつく! 望月のアッパー三連発で下がった山内だが、左右のストレートで逆襲、望月を押しまくった。

 一方的に連打して望月を下がらせ、ロープに詰めたところで左右のヒジとフックの連打! 望月が防戦一方となったため、レフェリーがストップ。山内はガッツポーズで四方の観客に勝利をアピールした。

 鮮烈なKO劇で新春興行を見事に締めた山内は、どよめきが収まらない観客席に向かってマイクで挨拶。「あけましておめでとうございます。2006年はいっぱい勝つことが出来て、2007年も勝てればと思ってたんですけど、一発目で勝てて凄く嬉しいです。応援してくださる皆さんのパワーを少しずつもらえて勝つことが出来ました。2007年は飛躍の年にしたいので、皆さんに少しずつパワーをもらえれば、もっと頑張れると思うので応援お願いします」。

 2006年は全勝で助走の年、2007年は飛躍の年と捉えている山内は「山内じゃ勝てないだろうと言われる人とやって、勝ちたいです」とK-1MAXへの出撃を希望した。




▼トリプルメインイベント第2試合 日本VSタイ 58kg契約 3分5R
石川直生(青春塾/全日本スーパー・フェザー級王者)
判定 0−1 ※49−49、49−49、48−49
ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス/M-1バンタム級王者)

 石川はリングに登場すると天井へ向かってお馴染みの霧吹きパフォーマンス、ワンロップの方へ向けてもひと吹き。ニヤリと笑うワンロップ。今日の石川のヒジに書かれた文字は「裂」。

 1R、石川が右ローで先制、ワンロップが左右のストレートを放ってヒジ、左ストレート。ジャブと前蹴りで止めようとする石川に、サウスポーのワンロップの左ストレートがグンと伸びる。

 石川の前蹴りに右アッパー。石川もヒジを出し、右ローへと繋げていくが、圧力とスピードに押され気味。石川の右がヒットすると、怒ったワンロップはゴングが鳴ったにも関わらず左ストレートから右ロー。

 2R、石川の左目が早くも腫れ始める。ヒジを飛ばすワンロップ、左縦ヒジをフェイントして左ハイも狙う。顔面前蹴りで自軍のコーナーまで吹っ飛ぶ石川。ヒザ、前蹴りで応戦するも転倒させられる。

 離れた距離からも左ヒジを振るうワンロップ、石川の右ミドルにワンロップは構わず前に出てヒジ。ここでカットすると、ワンロップがニヤリ。石川は手を振って“まだまだ”とやる気を見せるがドクターチェックが入る。ワンロップの左ストレートと前蹴り、石川の右ストレートがヒット! 一気にストレートで前に出る石川。

 3R、石川の顔面前蹴りからスタート。ワンロップは左ハイを連発、石川も右ストレートを返し、ワンロップの入り際に石川の右ストレートがクリーンヒット! 左ハイにも右ストレートをカウンター、たまらず組み付くワンロップ! 

 石川が飛びヒザ、左フックをカウンター、グラつくワンロップ! 冷静な石川がジャブを突き、距離を取る。迫るワンロップに右ロー、ワンロップが前蹴りで突き放し、ボディストレート。バックエルボーをしっかりブロックしたワンロップがボディへヒザ、石川をくの字にさせ、ヒジを徹底的に狙う。ゴングが鳴ると、石川はワンロップに額を押し付けてニヤリと笑う。

 4R、石川が右ロー、ワンロップの入り際に顔面前蹴り、そして右ロー。石川のワンツーが伸びる。ワンロップの左ストレートと左ヒジ。ここで石川が頭部をカット。いい流れを断ち切られた石川の表情が歪む。

 ドクターチェック後、再開。石川が右ロー、前蹴り。しかし左フックをカウンターされる。その直後、右ヒジを石川がカウンター。両者のヒジが交差する! 石川が右ローを連打、ワンロップの左をブロックして、右ローから右ストレート。

 残り1分、苦しいワンロップは時計をチラリ。直後、石川の右ストレートでワンロップが吹っ飛ぶ! 挽回しようと前に出るワンロップ、石川は顔を前に突き出して挑発する。ワンロップは苦しそうだ。

 5R、石川が右ローを連打、前に出るワンロップを前蹴りで突き放し、右のヒジもヒットさせる。焦るワンロップのヒジを空振りさせ、右ヒジを入れる石川。ここでなんとワンロップが目尻をカット! ドクターチェックが入る。まさかの展開に大きくどよめく場内!

 ドクターチェック後、試合再開。石川は右ロー、バックステップを使って下がりながらワンロップを誘ってヒジ。優勢を印象付けようとジャンピングキックに出たワンロップに右ストレートをカウンターで叩き込む石川。それに対し、首相撲で投げまくるワンロップ。

 何とか倒そうと必死に前に出るワンロップだが、石川を捉えきれない。組み付き、投げ倒すワンロップ。石川は右ロー、ワンロップは組み付く。

 新春一発目にふさわしい大激闘が展開され、試合終了のゴングが鳴ると場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。石川は悔しそうにワンロップの腹を叩き、ワンロップも笑顔で健闘を称えあう。

 微妙な判定はワンロップに1Pが入ったが、二者ドローで痛み分けに。ワンロップを後一歩まで追い詰め、今までにない気持ちの強さを見せて敗れた石川にも、惜しみない拍手が送られた。




▼トリプルメインイベント第1試合 日本VS韓国 ライト級 3分5R    
大月晴明(AJKF/WPKC世界ムエタイ・ライト級王者)
KO 1R2分7秒 
ジョン・スーミン(韓国/韓国格闘技協会ライト級王者)

 1R、大月は右手を大きく前に突き出した構えで距離をとる。大月が右ロー、飛び込むような右ボディ一発で前かがみになったジョンはスタンディグダウンを宣告される。

 バックブローを繰り出すジョン、大月は瞬きもせずバックブローや後ろ廻し蹴りを顔の寸前でかわすと、距離を保ったまま右フックを飛ばしていく。

 左フックから右アッパー、ハイキック。体ごと振るような右フックがジョンの頭上を通過すると、それだけで大きなどよめきが起こる。

 大月はジョンをコーナーに追い詰め、左でボディを抉るとジョンは前のめりに倒れたまま起き上がれなかった。

「あ、今日は応援に着てくれてありがとうございます。あ、今年はもうちょっと頑張って試合をやって行きたいんで、全日本キック大月晴明をよろしくお願いします」と珍しくマイクで挨拶、ついでにしっかりとTシャツの宣伝もしていった。




▼セミファイナル 日本VSタイ 70kg契約 3分5R
クンタップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス/M−1スーパーウェルター級王者)
判定 3−0 ※49−47、49−46、50−46
佐藤皓彦(JMC横浜/全日本スーパー・ウェルター級5位)

 1R、両者共にゆったりとしたリズムで牽制し合う。クンタップは緩急を付けてゆったりリズムから急に入り込んでのパンチからロー。佐藤の前蹴りをキャッチしての軸足払いで転倒させ、立ち上がるとパンチの連打を出して行く。佐藤は待ちの姿勢で積極性に欠ける。

 2R、佐藤が右ローで先制するも、クンタップの右ローが強くヒット。クンタップ先制で両者打ち合いに行ったところクンタップの左フックで佐藤がダウン。

 立ち上がると組みに行く佐藤に左右のパンチを叩きつけるクンタップの表情は冷静そのもの、顔面にパンチを集めて倒しに行きつつ右ローも蹴っていく。

 右ストレートを主体に左アッパーからの連打を佐藤にロープ際で浴びせ、スタンディングダウンを追加。佐藤の右目から出血が見られる。クンタップは前に出て右フック、右ロー、左アッパー、右ロー。

 佐藤が右ストレートで応戦を始めると、クンタップは一度は下がるが、再び前に出て右ローを連打。クンタップにラッシュで倒しきれなかった疲れが見える

 3R、佐藤は左のパンチを当ててクンタップのバランスを崩し、ジャンピングキック。これは空振りに終わりロープに絡みつくと、クンタップが逆にジャンプしての蹴りを放つ。

 佐藤の右ストレートがヒット、前に出る佐藤に組み付くとクンタップは左ヒジ、離れると佐藤が右ロー。クンタップは左右のフックからヒザを突き差す。組み付く佐藤へクンタップのヒジが襲い掛かる。

 パンチに来たクンタップへ佐藤が右ヒジのカウンター、さらに離れ際にも右ヒジを入れる。鼻血を出して怯むクンタップへ佐藤が攻勢に出る。佐藤も左眼の下が大きく腫れ上がった。

 4R、佐藤の右ローに左ミドルを返すクンタップ、佐藤は下がらずに右ヒジ。クンタップはワンツーからロー、佐藤は左の縦ヒジを突き出す。クンタップは下がりながら右ローを連打、佐藤はヒジから組み付いてこれを凌ぐ。顔面前蹴り、軸足蹴りで佐藤を転倒させるクンタップ。右ミドルの合い打ち後、足元がおぼつかない佐藤を軸足払いや首相撲で転倒させる。佐藤は前に出てストレート、ヒジを叩き込むが組まれてしまう。

 5R開始早々、クンタップの顔面前蹴りが炸裂! 左ミドル、テンカオの追撃。それでも佐藤は前に出て組み付かれても構わず左右のボディから右アッパー。ヒジにヒジを返す佐藤だが、組み付いて休むとすぐにクンタップが首ヒザ、離れると軸足払いで転倒させられる。

 クンタップの右ミドルに佐藤が右ストレート、クンタップの攻撃を受けてから反撃する佐藤。佐藤が飛び込んでのワンツーをヒットさせるが、クンタップは首ヒザ、佐藤はヒジ! 組んでも動きを止めずヒジとヒザを出し合う両者に場内は熱狂する! 後半は盛り返そうという気持ちの強さが見えた佐藤だったが、判定3−0でクンタップの勝利となった。


▼第4試合 韓国VSタイ 72kg契約 3分5R
ゲンナロン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス/M-1ウェルター級王者)
TKO 2R0分40秒 ※ドクターストップ
MAD☆BULL(韓国/韓国国際キックボクシング連盟ミドル級王者)

 お揃いの赤いTシャツを着込んだ“赤いムエタイ軍団”ことウィラサクレック陣営は、青い鬼のお面を先頭に入場。今日も踊るウィラサクレック軍団であった。

 1R、ゆったりとしたリズムで迫るゲンナロンに、左右の蹴りを入れて行くBULL。ゲンナロンはトップロープ越えの後ろ廻し蹴り、バックエルボーと大技を連発。右ストレートでコーナーへ吹っ飛ばしたゲンナロンは組み付こうとしたBULLに右のバックエルボーを炸裂させる!

 ゆったりとしたリズムで近寄り、いきなり接近してヒジを突き刺すなど緩急を使い分けてヒジを狙っていくゲンナロン。

 2R、左ミドルを連発、右ローへ繋げるブル。圧力を掛けて前に出たゲンナロンは、コーナーに詰まってパンチで反撃しようとしたBULLに左縦ヒジ! 覗くように傷を確認したゲンナロンはニヤリ。ドクターチェック後、ゲンナロンのTKO勝利となった。


▼第3試合 ライト級 3分3R
野間一暢(JMC横浜)
判定 3−0 ※30−29、30−27、30−29
HIROAKI(峯心会)

▼第2試合 ライト級 3分3R
寺崎直樹(青春塾)
KO 1R0分40秒
濱島康大(はまっこムエタイ)

▼第1試合 フェザー級 3分3R
倉田光敏(AJ)
判定 3−0 ※30−28、30−28、30−28
梅原ユウジ(REX JAPAN)

▼オープニングファイト第3試合 フェザー級 3分3R
上杉隼土(超越塾)
ドロー 判定0−0 ※三者とも30−30
九島 亮(AJ)

▼オープニングファイト第2試合 ライト級 3分3R
丹藤義則(AJ)
ドロー 判定1−0 ※30−30、30−29、29−29
森 直樹(峯心会)

▼オープニングファイト第1試合 ウェルター級 3分3R
倉持 巌(超越塾)
KO 2R0分20秒
西山洋介(光)

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