G-STYLE
『BATTLE MIX TOKYO 01』
2007年1月26日(金)東京・東京キネマ倶楽部
開始19:00
▼第6試合 プロ修斗公式戦(クラスB) フライ級 5分2R
○ATCHアナーキー(パラエストラ東京)
KO 1R4分42秒
●武田憲一(パラエストラ札幌)
フライ級新人王対決となったこの一戦。昨年5月に一度戦っている両者であるが、ドローに終わっている。
1R序盤から、お互いに激しくパンチとミドルを交錯させた。やや手数の多い武田がプレッシャーをかけていく。武田がコーナーに詰めて乱打戦となったところ、アナーキーの左ストレートがクリーンヒット!
尻餅をつくようにダウンした武田にダウンカウントが入る。立ち上がった武田だったが、アナーキーが再び左ストレートを浴びせKO勝ちした。
▼第5試合 プロ修斗公式戦(クラスB) ライト級 5分2R
○碓氷早矢手(和術慧舟會RJW)
判定 3−0 ※20−18、20−18、20−18
●喜多浩樹(パラエストラ東京)
1R、ファーストコンタクトで組み付いた碓氷は、喜多をコーナーに押し込むとヒザ蹴り。片足をキャッチしたまま話さない喜多の顔面にひたすらパンチを落とし続けた。碓氷はスリーパーを決めにかかるも、喜多の巧みな防御に阻まれる。
2R、碓氷の左ハイキックをキャッチした喜多はそのままテイクダウンし上を取った。しかし碓氷はリバースして上を取り返す。
そしてパウンドを落とす。最後にアームバーで後一歩まで追い込んだ碓氷だったが、惜しくもタイムアップ。終始攻め続けた碓氷が判定勝利した。
▼第4試合 プロ修斗公式戦(クラスB) フライ級 5分2R
○藤井 惠(AACC)
一本 1R0分51秒 ※ヒールホールド
●吉田正子(フリー)
「気持ちの見せる試合をしたかった」という藤井は序盤、吉田とパンチの打ち合いへ。首投げであっという間にテイクダウンした藤井は強烈なパウンドを落としていく。
そして猪木・アリ状態からしなりのあるローキック。吉田の足をキャッチした藤井は必殺のヒールホールドで秒殺勝利した。
マイクを握った藤井は「倒したい選手はいっぱいいる。好きな修斗のリングでたくさん戦いたい」とアピール。
「ベスト体重のフライ級で今後も戦いたい」とした。次回は3月大会出場予定の藤井だが、ここまで圧倒的な強さを見せ付けて、相手が見つかるのだろうか?
▼第3試合 クラスC+ ストロー級 5分2R
○永易加代(パラエストラ東京)
判定 3−0 ※20−18、20−18、20−18
●村浪真穂(和術慧舟會トイカツ道場)
このカードは昨年10月に組まれたものの村浪の病欠により、中止となった因縁の一戦。
1R、組み付きにいった永易が寝技で上のポジションを取り続け攻める。それを村浪が凌ぐ展開となった。
2R、パンチで突き放す村浪に対し、執拗に組み付きにいく永易。グラウンドの攻防で、上からじっくりと固めていく永易の腕を下からキャッチした村浪がアームロックの体勢へ。しかしこれを防いだ永易がそのまま試合をリードし判定勝ちした。
▼第2試合 クラスC+ 50kg契約 5分2R
○兼谷絵里(和術慧舟會A-3)
一本 2R3分46秒 ※スリーパーホールド
●富松恵美(パラエストラ松戸)
細かい兼谷のパンチに対し、富松は大振りのパンチで応戦。富松の右フックを連打で食らった兼谷だったが、コーナーに追い込みテイクダウン。そして上のポジションからじりじりとチャンスを伺った。
2R、一気に追い込んだ兼谷はテイクダウンに成功。そのままバックを取るとスリーパー狙いへ。決められまいと防御する富松だったが、兼谷がタップを奪った。
▼第1試合 クラスC+ バンタム級 5分2R
○チエ(GOKITA GYM)
TKO 2R3分03秒
●山関奈々子(直心会)
チエが打撃でプレッシャーをかける中、山関はコーナーに詰められパンチラッシュを浴びる。逃げる山関は組み付き足関節狙いにいくも決め切れず。
2R開始直後、チエが反則となるバスター&パウンドで減点1となった。試合再開後も勢いのあるチエがパンチラッシュで山関からTKO勝ちした。
今大会で赤木敏倫と対戦予定だった2006年バンタム級新人王・神酒龍一(GUTSMAN・修斗道場)は「丹毒」と診断され、ドクターストップがかかり欠場となった。
|