全日本キックボクシング連盟
『CUB☆KICK’S-5』
2007年2月2日(金)東京・新宿FACE
開場17:30 本戦開始18:30 観衆=620人(満員)
▼第9試合 メインイベント 全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
○クリストフ・プルボー(スクランブル渋谷)
判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29
●後藤友宏(青春塾/前・全日本スーパーウェルター級10位)
昨年に他団体から移籍した元NKBウェルター級2位・前全日本スーパーウェルター級10位の後藤とスイス出身のキックボクシング留学生で4戦4勝無敗のプルボーの一戦。
1R、 お互いにローの蹴り合い。じりじりと圧力をかけるプルボーはローで後藤を転ばせると勢いを掴み、コーナーに追い込む。負けじと上下に散らす攻撃の後藤。
パワフルなローを基点に後藤は徐々にペースを上げていき、プルボーを詰めていく。プルボーはそれに応戦するようにパンチで出る。
2R ローにこだわりを見せる後藤。プルボーは嫌がるようにクリンチへ。自分から踏み込めなくなったプルボー。
後藤はローを連発させながら前進した。乱打戦の中、声援を受けるプルボーは得意の首相撲&ヒザ蹴りで逆襲に出る。
3R 両者は何とかポイントを取ろうと前に出る。徐々にプルボーがパンチ連打で持ち直し、後藤は失速。組み付くとプルボーが突き放しヒザ蹴り。
前半戦の悪い印象を持ち直すようにプルボーはローキックからのパンチのコンビネーションとヒザ蹴りで攻め、優勢に試合を進める。
完全に失速してしまった後藤に対し、怒涛の攻めを見せたプルボーが判定で勝利した。これでプルボーは5戦5勝の無敗街道を突き進み、勢いは止まることを知らない。
▼第8試合 セミファイナル 全日本フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
○水落洋祐(はまっこムエタイ/同級8位)
判定 2−0 ※30−29、30−30、30−29
●正巳(勇心館/同級6位)
1R 水落がロー連打で前に出ると、正巳はカウンターでパンチを返していく。距離を詰めた正巳はクリンチからヒザ蹴り。
ローから右ストレートで前に出る水落は圧力をかけていきパンチをヒットさせる。それに対し正巳はパンチで応戦し、飛び後ろ回し蹴りも繰り出す。
2R プレッシャーをかける水落は前進しながらローとストレート。攻撃をさえぎるように正巳は組みに行く。両者ともに組み付きが目立ち始め、注意が与えられた。
左ローからパンチを細かく当てる水落の前に正巳は防戦一方。水落は首相撲からヒザ蹴りでいくも、正巳は同じくヒザ蹴りで応戦する。
3R 前蹴りで突き放しながら水落は前へ。勢いがある水落はローを連打させ、パンチのコンビネーション。顔面を赤くさせながらも正巳はパンチを返していく。水落のフックが連打で入り、正巳はガードを固める。
疲れを一切感じさせない水落がガンガンパンチを打ち込んでいく展開に。正巳もパンチで返していくが押されてしまう。判定で水落が勝利し、ランキングアップを決めた。
▼第7試合 第23代全日本ウェルター級王座決定トーナメント出場者決定戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
○三上洋一郎(SVG/同級8位)
TKO 1R2分28秒
●宝樹まもる(勇心館/同級7位)
勝った方が3月の全日本ウェルター級王座決定トーナメントの出場権を得ることになるこの一戦。
1R、三上はガードを固めながらミドルとローを振り分ける。宝樹は押されながらも、パンチで詰めると三上のテンプルにヒット。
チャンスと見た宝樹がコーナーに詰めフックを放ったところ、それを空振りさせた三上が右ショートストレート! これがモロにクリーンヒットし、宝樹はダウン!
立ち上がった宝樹だったが、三上がラッシュ。もう完全にフラフラの宝樹は2度のダウンを喫し、TKO負け。三上がトーナメントに出場することになった。
▼第6試合 ライト級3分3R
○鈴木真治(藤原)
TKO 3R1分32秒 ※タオル投入
●ユウキ(AJ)
▼第5試合 スーパーフェザー級3分3R
○ソルデティグレ・ヨースケ(UWFスネークピットジャパン)
判定 2−0 ※30−29、29−29、30−29
●橋本城典(DEION)
▼第4試合 ライト級3分3R
○翔太(SVG)
TKO 1R2分01秒 ※タオル投入
●沼 耕平(藤原)
▼第3試合 バンタム級3分3R
○ウエンツ修一(スクランブル渋谷)
判定 2−0 ※30−29、30−30、30−28
●小野寺紘也(DRAGON)
▼第2試合 ライト級3分3R
○相馬一仁(DEION)
判定 3−0 ※30−28、29−27、30−27
●渡部太基(藤原)
▼第1試合 スーパーウェルター級3分3R
○武田一也(JMC横浜)
KO 3R2分30秒
●夏鬼(SOUL GARAGE)
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