ZST事務局
「ZST.12」
2007年2月12日(月・祝)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:30
▼メインイベント ZSTルール ウェルター級 5分2R
○小谷直之(ロデオスタイル)
一本 1R0分48秒 ※腕ひしぎ十字固め
●奥出雅之(ゴールドジムサウス東京)
先に入場した奥出が座禅パフォーマンスを見せると、それを睨みつける小谷。試合前から明らかに不快感を露にする。1R、いきなり半身に構える奥出。小谷はローを蹴りながら、左ストレートを打ち込む。
奥出はタックルで組み付き、小谷に背中を見せる形でアームロックを狙う。小谷は、奥出の体をコーナーに押し込み正対すると、サバ折りからテイクダウン。一気にマウントからバックとポジションを変えて、最後は腕ひしぎ十字固めで秒殺! 久々にキラーモード全開だった小谷が力の差を見せ付けた。
▼セミファイナル ZSTルール ウェルター級 5分2R
○内村洋次郎(パンクラスP'sLAB東京)
一本 1R0分37秒 ※三角絞め
●伊藤博之(ALLIANCE)
1R、いきなり内村の左フックがヒット! 内村は尻餅をつく伊藤にスタンドを要求する。再開後、前に出て来る伊藤に、内村は左ハイキックを蹴る。これは当たらず、伊藤にテイクダウンを許した内村だったが、すかさず下から三角絞め。必死に逃げようとする伊藤に対して、内村のは三角絞めをガッチリと極めて一本! 伊藤にとっては恩師・前田日明氏の前で、無念のタップとなった。
▼第4試合 ZSTルール ウェルター級 5分2R
○竹田誠志(U-FILE CAMP町田)
KO 1R1分28秒 ※右フック
●小谷ヒロキ(しんわフィットネスTOTAL
COMBAT)
1R、竹田は左ストレートで飛び込んで、ガードを固める小谷に左右の連打を浴びせる。小谷は何とかタックルでテイクダウンを狙うも、倒すことが出来ない。試合はスタンドの打撃戦となるが、ここで小谷の左ストレートがヒット! 竹田がフラッシュダウン気味に尻餅をつく。
すぐに立ち上がった竹田に組み付く小谷。竹田をコーナーに押し込んでテイクダウンを狙うが、竹田はそれを許さない。ダメージの回復した竹田は小谷の顔面にヒザ蹴りを突き刺して、形勢を逆転。スタンドでの打ち合いになると、左ストレート、右フックを当てて、小谷をマットに沈めた。
▼第3試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
△大石真丈(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
ドロー ※時間切れ
△今泉堅太郎(SKアブソリュート)
大石はアリスの『チャンピオン』で哀愁漂う入場。1R、まずはローとジャブで軽く牽制する両者。大石は今泉の右ミドルとパンチを受けるものの、組み付いてサバ折りでテイクダウンすると、背中を見せる今泉のバックに着く。そこから腕十字を狙う大石。今泉は大石の体をまたいでディフェンスしようとするが、大石は今泉の腕を離さない。
しかしここは今泉の粘り勝ち。腕を抜いてインサイドガードで上のポジションを取ると、足関節を狙う。上のポジションをキープする今泉は、ハーフで潜る大石にネックロックを仕掛ける。大石がハーフから今泉の足を抱えてスイープし、ポジションを入れ替えたところでラウンド終了となった。
2R、大石の左足に左右のローを蹴る今泉。大石はジャブをついて、今泉の蹴り足をとってテイクダウンを狙うが、今泉は倒れない。今泉はローを起点に、右ストレート、左フックを当てる。そして大石の片足タックルに対してアームロック。大石は腕を取られながらも、スタンドで今泉のバックを取るという形に。
今泉は腕をキャッチしたまま、グラウンドへ持ち込むが、大石はバックをキープ。腕を抜いて完全なバックポジションを取ると、残り1分、再び腕十字を狙っていく。今泉は大石の体を前に落として、イノキ・アリ状態へ。今泉がアキレス腱固めを狙うものの、極まらなかった。
▼第2試合 タッグマッチ GT-Fルール ライト級10分一本勝負
△所英男(チームゼスト)&勝村周一朗(勝村道場)
ドロー ※時間切れ
△川名蘭輝(ロデオスタイル)&宮川武明(P'sLAB横浜)
所は前回のZSTに引き続き、ヴォルク・ハンの入場曲で登場。所と勝村はお揃いのDynamite!!Tシャツを着用している。
先発は所と川名。引き込んだ所がいきなり足関節へ! 川名は必死に足を抜いてディフェンスする。所は川名を頭を引き落とすと、スタンド状態のままネックロック。これはコーナー際だったため、タッチで逃げられる。タックルでテイクダウンを奪った宮川。所は下からポジションを入れ替え、バックへ移行すると、そこからチョークを狙う。宮川は所を担いだままタッチ。所がタッチを要求するも、勝村がそれを拒否し、場内から笑いが起こる。
引き込んで下から足関節を狙う川名に対し、所は膝でガードを割って川名の足を越える。マウントから得意の三角絞めを狙う所だったが極まらず。逆にガードに戻した川名がすぐに三角絞めを狙う。危うく三角を取られかけた所だったが、ここで勝村にタッチ。勝村がこれに応じて、この試合初めて勝村がリングに上がった。
川名は、引き込む勝村に対してパスガードを狙いながら、勝村が体を起こしたところに三角絞め。勝村はすぐに頭を抜いて立ち上がると、引き込みながらスイープ。そのままマウントポジションを奪う。一度は川名にポジションを下になった勝村だったが、得意のヒップスローから三角絞め。川名は勝村の体を引きずるようにして、宮川とタッチした。
ここでリング上は宮川と所。所が足元へ滑り込んで足関節の攻防が始まる。所のアンクルホールドに対して、必死に回転して逃げる宮川。何とか足を抜いて、所のバックを取った宮川だったが、ここはグラウンド勝負を避けて、川名とタッチする。
勝村と川名のマッチアップとなると、川名が下からオモプラッタを仕掛ける。勝村は川名の体を引きずって、すぐに所とタッチする。引き込む川名に対して所が足関節。これは極まらなかったものの、所がパスガードに成功し、サイドポジションで押さえ込むと、マウントから三角絞めへ。ラスト30秒で腕十字に移行した所だったが、川名が腕を引っこ抜いてディフェンスする。残り10秒、最後は足関節の取り合いとなるが共に極められず、ドローに終わった。
▼第1試合 ZSTルール ライト級 5分2R
○金原正徳(パラエストラ八王子)
一本 1R0分56秒 ※腕ひしぎ十字固め
●佐藤伸哉(P'sLAB東京)
1R、金原が強烈な右ミドル、右ストレートで前に出る。引き込む佐東から一気にマウントを奪った金原は、背中を見せる佐東のバックに回って腕十字へ! そのまま佐東の右腕を伸ばして一本勝ち。金原がわずか1分足らずで佐東へのリベンジを果たした。
▼ライトヘビー級シングルマッチ 3分2R
△長井憲治(U-FILE CAMP赤羽)
ドロー ※時間切れ
△高橋“BILLY”雄介(AACC)
▼ライト級シングルマッチ 3分2R
△伊藤健一(A-SQUARE)
ドロー ※時間切れ
△富山浩宇(P'sLAB横浜)
▼フェザー級シングルマッチ 3分2R
○吾妻エメルソン(秋本道場ジャングルジャンクション)
一本 1R2分12秒 ※裸絞め
●杉田一朗(心温塾)
<ジェネシスバウト>
▼第9試合 フェザー級5分1R
○清水俊一(宇留野道場)
一本 4分4秒 ※三角絞め
●中村 浩(ロデオスタイル)
▼第8試合 ライト級5分1R
○佐藤 恵(骨法烏合会矢野卓見道場)
一本 3分13秒 ※三角絞め
●樋村太朗(RIKI GYM)
▼第7試合 フェザー級5分1R
△山城裕之(しんわフィットネスTOTAL
COMBAT)
ドロー ※時間切れ
△平田真徳(U-FILE CAMP町田)
▼第6試合 ライトヘビー級5分1R
○西坂タツヒコ(ノヴァウニオン・ジャパン)
KO 4分16秒
●鈴木槙吾(A-SQUARE)
▼第5試合 フライ級5分1R
○田丸慶輔(宇留野道場)
一本 3分6秒 ※ヒールホールド
●福原桂太(X-TREME柔術アカデミー)
▼第4試合 ミドル級5分1R
○遠藤亮太郎(A-SQUARE)
一本 2分37秒 ※三角絞め
●大沼啓介(バトラーツジム「B-CLUB」)
▼第3試合 バンタム級5分1R
△高橋“Benny”正典(原宿道場)
ドロー ※時間切れ
△藤井 徹(湘南格闘クラブ)
▼第2試合 ライト級5分1R
○岡澤弘太(総合格闘技GROW)
一本 2分32秒 ※腕ひしぎ十字固め
●二ツ森敬浩(パラエストラ柏)
▼第1試合 フェザー級5分1R GT-Fルール
○清水俊裕(宇留野道場)
一本 3分39秒 ※三角絞め
●高安敏郎(リバーサル)
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